車のエンタメ [2022.08.22 UP]
オプションカタログから見る“面白クルマ考”『HONDA シビック(4代目)』編
「そうそう、昔はこんな装備があったよね」「これ一体何に使うんだろう?」
いわゆる販売店用オプション(ディーラーオプション)の、ちょっとレトロで懐かしさが詰まったカタログに注目し、世の中の名車&迷車を振り返ってみようという、なかなかにマニアックな当コーナー。
今回は大人気モデル、ホンダ・シビックに大注目。それではいよいよ4代目、グランドシビックを見ていこう!
オプションカタログから見る“面白クルマ考”『HONDA シビック(3代目)』編
●文:澤田真弘
1987年型 4代目 シビック 3door Si
1987年型 4代目 シビック 3door Si
1987年型 4代目 シビック 3door Si
1987年型 4代目 シビック 3door Si
1987年型 4代目 シビック 3door 23L
1987年型 4代目 シビック 3door 25L
1987年型 4代目 シビック 3door 25L
1987年型 4代目 シビック 3door 25L
1987年型 4代目 シビック SHUTTLE RTi 4WD
1987年型 4代目 シビック セダン 35M
1987年型 4代目 シビック セダン 35M
好評だった3代目のコンセプトを受け継いで誕生した4台目。SiRも後に登場!
人気だった3代目、ワンダー・シビックのコンセプトを踏襲し、1987年には4代目となるグランドシビックが登場。
同様に3、4、5ドア(シャトル)の3種を揃えた。先代に倣って5ドアは専用プラットフォームを採用したが3、4ドアモデルはフロアパンの前半部分を共通化して生産効率の改善も図られている。その一方では、凝ったメカニズムも採用されており、3代目アコードと同様にアッパーアームをタイヤの上に配置した特徴的なダブルウィッシュボーン式サスペンションが注目を集めた。
さらに、1989年のマイナーチェンジではインテグラ(DA型)と同じB16A型エンジンを搭載する「SiR」を3ドアに追加ラインナップ。切れ味鋭い走りが人気を呼び、その後の5代目でさらにスポーティ路線を強めることになった。
次は4代目グランドシビックの前期型カタログに行こう。先代よりはクルマのオプションカタログっぽい体裁になっている。でも、やっぱりどこかおしゃれ感が漂う。イラストも個性的だし、多めに確保された余白も印象的だ。
このカタログも先代同様3、4、5ドアに分かれた構成になっている。最初に圧倒されるのはオーディオのオプションの種類。でも先代のようにメーカー別の紹介では無く、ギャザスというホンダのオーディオブランドでのラインナップに変更されている。オーディオのメーカー名にはあまり触れていない。
折りしもCD時代の到来で、自動車オーディオにもそのブームが押し寄せて来た頃だ。そのため、オーディオ系ページが多いのも当然と言えば当然だろう。
シートカバーやフロアカーペットのオプションの充実はともかくとして、アルミホイールの種類がやたら豊富なのには驚く。同じ形状のホイールでホワイト/シルバー/切削の3パターンもある。こんなに種類を作っても売れる「いい時代」が懐かしいなぁ。
電気仕掛けのオプションも多種多様。リモコンコーナーポールやコーナーセンサーも出始めた頃だが、ここで注目したいのは「ダブルウォッシャー」なるモノである。2系統に分けてウォッシャー液を噴き出す仕組みらしい。いざというときに使うウォッシャーというが、気になるのは“それって一体どんな時”なのだろうか?
先代では豊富にあったボディサイドのステッカーなどは少なくなったようだが、今度は室内インテリア用のアイテムが充実してきた。灰皿を利用した「パーソナルボックス」や「センターサンバイザー」、座布団みたいな「シートヒーター」などがラインナップされている。
また、シートカバーと同じカラーやデザインでまとめられた「シューズバッグ」やジャケット等を収納できる「ドレスキーパー」もおしゃれ。これらがセットになった「ファッションキット」という呼称も何となく時代を感じさせる。それぞれ単品販売もされていたようだが、そこまでの人気アイテムとも考えにくいし、どれだけ売れたかも気になるところだ。
HONDA CIVIC(4代目)
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