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日産の新型「コンパクトハッチバック」何が変わった? 目立つのは「顔面刷新」反響は? 発売半年の「ノート」 SUVも追加に

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日産の新型「コンパクトハッチバック」何が変わった? 目立つのは「顔面刷新」反響は? 発売半年の「ノート」 SUVも追加に

■マイナーチェンジしたノート、どのように変わった?

 日産は2023年12月11日に「ノート」をマイナーチェンジし、2024年1月下旬より発売を開始しました。
 
 約半年経った現在、マイナーチェンジをしたノートについて販売店にはどのような反響が届いているのでしょうか。

【画像】カッコいい! これが新型「ノートSUV」です! 画像を見る

 ノートは日産のコンパクトカーとして、使い勝手の良さや走行性能、静粛性などが特徴のモデルです。
 
 ノートは2005年にデビューし、現行の3代目モデルは2020年に登場しました。また、オーラやオーラNISMOなどの派生車も話題となっています。

 そして、3代目ノートから、日産独自のハイブリットシステムであるe-POWORを全グレードに搭載し、静かな車内空間や滑らかな走りを実現しました。

 2022年度の国内での電動車販売台数は1位を記録するなど、その人気の高さがうかがえます。

 また、運転支援技術「プロパイロット」をコンパクトカーとしては初めて搭載し、日産初となるナビリンク機能を備えています。

 さらに、全方位の「360度セーフティサポート」などの先進安全技術も充実させたことで安全性が向上しました。

 フロントグリルと一体化した薄型のヘッドランプ、そこにつながる新型のVモーションクローム、フロントからリアまで一本の線でつながるキャラクターラインが特徴的です。

 フロントグリルには、日本の伝統工芸である組子からインスパイアされたパターンをあしらい、「日本の風景に溶け込むデザイン」となっています。

 インテリアでも、うねりを伴いながら連続したデザインで、日産の電動車らしい先進性が演出されました。

 今回のマイナーチェンジでは、フロントデザインを一新したほか、機能や利便性の向上が図られています。

 エクステリアでは、フロントグリルに新時代のデジタルVモーションが採用されたことが大きな特徴です。

 マイナーチェンジ前のノートでは、シャープなメッキに縁取られ、Vモーショングリルやライト部が前に張り出した形状でした。

 また、今回のノートではボディ同色面も拡大しています。有彩色のボディカラーには同色のカラードグリルを、無彩色のボディカラーにはダークメタルグレーのグリルをそれぞれ採用しました。

 リアまわりも大きく変わっており、リアバンパーの下部にアシンメトリーな模様を取り入れています。日産はこのデザインについて「日本の風景に溶け込む佇まい」と説明しています。

 ボディカラーは、新色の「スミレ」と「ターコイズ」の2色を採用したユニークな2トーンカラーをはじめ、合計14色が設定されました。

 新デザインの16インチホイールカバーは、日本の伝統的な幾何学模様のデザインにより、立体感があり、和モダンさが演出されています。

 インテリアは、インストルメントパネルに水引をモチーフにしたデザインを採用。シート地にはランダムストライプを施すことで、エクステリアと調和した雰囲気が演出されています。

 機能面では、全グレードにLEDのヘッドライトを標準装備し、夜間走行時の視認性を向上させました。
 
 また、助手席側にあるグローブボックスの容量を拡大し、収納スペースを上下2段に仕切ることで、収納のしやすさを計り、車内の快適性も向上させています。

 改良によってフロントのデザインが刷新されたノートですが、販売店にはどのようなの声が寄せられているのでしょうか。
 
 関東圏の日産販売店の担当者は次のように話します。

「ノートにはマイナーチェンジを経てからも多くのお問い合わせがあります。

 デザインが変わり、ボディカラーと同色のグリルになります。『シンプルでこっちのほうがいい』『スタイリッシュになった』という声もあり、フロントフェイスについてはおおむね好評です。

 現在以前のモデルのノートに乗っていた方や、日産のクルマが好きなユーザーからのお問い合わせが多いです。

 またカラーバリエーションが非常に多く、一色でボディ全体のデザインを大きく占めることこともあり、たくさんのカラーで悩まれる人もいます」

 さらに関西圏の日産販売店の担当者は次のように話します。

「発売からしばらく経ちまして、以前のノートと同じくらい多くのお問い合わせがございます。

 マイナーチェンジ直後はフロントフェイスのデザインで『見慣れない』『前の方がよかったかも』というお客様もいましたが、今では新デザインも浸透してきており、人気を集めています。

 また、もちろん『顔が変わってかっこよくなった』というような声もいただき、こちらのほうが好みというお客様も多いです。

 カラーも非常に多く、無難な白や黒を選ぶお客様や特別塗装のものまで幅広い人気がございます」

※ ※ ※

 なおノートの価格は、ノートX(2WD)の229万9000円からX FOUR(4WD)は258万600円となっています。

 また2024年5月29日にはノートをベースとしたカスタムカー「AUTECH CROSSOVER」をマイナーチェンジして発売。

 AUTECHブランドのコンセプト「プレミアムスポーティ」と、SUVの機能とスタイルを融合させたコンパクトクロスオーバーモデルとなっており、2WDが275万6600円から4WDの306万3500円です。

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みんなのコメント

15件
  • Yoh
    前期のNOTE AURAのフロントがシャープかつシンプルで好きでしたが、ほっぺにエクボが出来るダルマさんみたいなデザインになってしまいました。あまりゴテゴテすると下品になり高級感も失われます。
  • けんちん
    ライトの下の横線は半年経っても「カッコ悪い」と思ってしまう。まだノートオーラの新顔の方がマシに見えるんだよなぁ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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