Land Rover Defender
ランドローバー ディフェンダー
新型「ランドローバー ディフェンダー」をテスト! 野生動物保護組織と協力
ケニア・ボラナ保護区の厳しい環境下で使用
4月30日に行われた「ワールドランドローバーデイ(World Land Rover Day)」において、新型「ランドローバー ディフェンダー」の最終フィールドテストをアフリカ野生動物保護組織「タスク・トラスト(Tusk Trust)」の協力のもとケニアで行うことを発表した。
ランドローバーとタスク・トラストとは15年の協力関係にあり、独特な偽装を施されたディフェンダーのプロトタイプは、ボラナ保護区で徹底的にテストされる。1万4000ヘクタールという広大なボラナ保護区内では、荒れた路面や橋のない川という厳しい環境下で重い資材の運搬などに使用される予定だ。
今年後半にも正式発表を予定
新型「ディフェンダー」は今年後半のデビューを予定。その時点で、地球上で特に極端な環境下において、4万5000項目にも及ぶテストをクリアしていることになる。
これまでランドローバーのエンジニアは、テスト部隊を摂氏50度を超える酷暑の砂漠、氷点下40度以下の北極圏、標高1万フィート以上のコロラド州ロッキー山脈などで実走テストを行ってきた。新型「ディフェンダー」は究極の環境下でも普段使いが出来るよう開発されている。
あらゆる環境下において120万kmもの走行テスト
ジャガー・ランドローバーのエグゼクティブディレクター・プロダクトエンジニアリングを務めるニック・ロジャースは、新型「ディフェンダー」について以下のようにコメントした。
「大規模なシミュレーションとベンチテストに加えて、『ディフェンダー』が最も頑丈で機能的なランドローバーであることを保証するため、あらゆる気候、あらゆる地形でのテストを行ってきました。その総走行距離は120万kmにも達しています」
「タスク・トラストのボラナ保護区でのプロジェクトに、実地テストという形で協力できるのは、本当に素晴らしいことです。開発プログラムの最終段階において、エンジニアにとって開発状況を確認する絶好の機会になるでしょう」
スロバキア・ニトラの新ファクトリーで生産
すでにドイツ・ニュルブルクリンクでオンロードにおける走行性能が磨かれ、アメリカ・ユタ州では岩肌の多い土地での悪路走破性、さらにドバイの砂漠でも「ディフェンダー」は徹底的に鍛え抜かれた。あらゆる路面でこれまでにないレベルの走行性能と快適性を確保したと、ランドローバーは胸を張る。
新型「ディフェンダー」は、英国ゲイドンで設計・開発している。ジャガー・ランドローバーが新たに設立したスロバキア共和国ニトラの新工場で生産されることも発表された。
「ワールドランドローバーデイ」は、1948年4月30日にアムステルダム・モーターショーにおいて初代「ランドローバー シリーズ1」が発表されたことを受けて、毎年開催されている記念イベント。今回、このイベントにおいて新型「ディフェンダー」に関する発表が行われている。
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