クルマは長く乗れば乗るほど見えてくるものがある。これまでMotor Magazine誌で掲載した長期レポート車アルファロメオ ステルヴィオを紹介していこう。今月は何台もの最新ディーゼルエンジン搭載車のハンドルを握る機会があった。その結論として言いたいのは、MMステルヴィオ号のスポーティさはやはりスペシャルなものだということ。右足を踏み込めば、その踏み込み方に応じてダイレクトな感触で力強さを発揮してくれる。(Motor Magazine 2019年10月号より)
走行中のロードノイズもなんだか大きいと思っていたが・・・
取材の合間に立ち寄った地元のタイヤ専門店でのこと。駐車場のMMステルヴィオ号を見て、スタッフが「これ、アルファロメオの新しいSUVですよね。間近で初めて見ます」と興味を示してくれた。そしてタイヤを見て「あ、ランフラットタイヤを装着しているんですね」と、タイヤ専門店だけに、瞬時にMMステルヴィオ号の特徴を指摘してくれた。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
日本におけるアルファロメオのラインアップにおいては、ステルヴィオだと235/60R18サイズのタイヤを標準装備する「2.2ターボディーゼルQ4」と「2.0ターボQ4ラグジュアリーパッケージ」が、そしてスポーツセダンのジュリアでは17/18/19インチを装備する全モデルがランフラットタイヤ仕様となっている。
「ステルヴィオは新しいクルマなので、タイヤデータを記した弊社の資料にはまだ掲載されていません。それにしても、ずいぶんフロントタイヤのショルダー部分が摩耗して丸くなっていますね。それと同時に、ショルダーブロックがめくれています。走行していて、タイヤのパターンノイズが大きくないですか?」
と言われて気が付いた。まさにそのとおりで、フロントタイヤのショルダーが減っているのは、クイックなハンドリングに感動してグイグイとハンドルを操作して走り回った人が多かったからだろうし、走行中のロードノイズもなんだか大きいなと思っていたのだ。
驚くほどスムーズな乗り心地に
「タイヤ位置のローテーションを行うと改善できますよ」
と言ってくれたので、その場で作業を依頼。回転方向が指定されるタイプのタイヤではなかったので右フロントと左リア、左フロントと右リアを入れ換えると同時に、各輪のバランス取りも実施してもらった。
その違いは歴然で、走り出した瞬間から「なんでこんなにスムーズなの?」と驚いたほど。余計な振動がなくなって、車速の上がり方までもが素速くなったような気分が得られて大満足である。
ちなみに、ステルヴィオはホイールにタイヤ空気圧センサーが装着されており、各輪の空気圧をセンターディスプレイで確認することができる。タイヤローテーションによってホイールの位置を変えたわけだが、ディスプレイ上の数値から判断する限り、リセット作業などを行わずとも正しい位置の値が送られているようだ。
さて先日、夜間走行中に、今まで見たことのない茶色っぽい表示のアイコンがメーターパネル下側に出ていた。緊急性はないが注意すべき内容、というデザインに思えたので翌日、調べてみる。尿素SCRシステム用の尿素水を補充しなさいという指示であった。次回、作業してみるつもりだ。(文:Motor Magazine編集部 香高和仁)
■第4回/2019年7月25日~8月22日(4カ月目)のデータ
・オドメーター:1万1271km
・走行距離:1379km
・給油量:102.0L
・実燃費:13.5km/L
[ アルバム : アルファロメオ ステルヴィオ 2.2 ターボディーゼル Q4 はオリジナルサイトでご覧ください ]
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みんなのコメント
専門店だからこそ!ってことを言いたいん
だろうけど、そこのお店の店員が
言ってることとやってることは
そこら辺の用品店やSSでもやってるレベル。
今やスタンド店員ですらランフラット装着と
変摩耗くらいは見抜けます。
この程度で専門店凄いとか言われても
同業として恥ずかしい…
逆にディーラーとかは見抜けないでしょう。
ランフラットを知らないメカもいるし、
同じ車種ばかり触るから車によっては
変摩耗が当たり前すぎて、なぜ変摩耗してるのか
わからないメカも多い。
自分は車好きで相場が分かるから高い車乗ってんなぁと思うけど。なんか、普通に古くて安い外車に見える。