TEAM NOPROが2025年スーパー耐久参戦体制を発表。ST-5Fのマツダ2に加えST-4にNCロードスターを投入

ENEOSスーパー耐久シリーズ 2025 Empowered by BRIDGESTONEに参戦するTEAM NOPROは3月13日、2025年の参戦体制を発表した。ST-5Fクラスには昨年悲願のタイトルを獲得したマツダ2を継続投入するが、新たな取り組みとしてST-4クラスにNCロードスターを投入する。
スーパー耐久シリーズではお馴染みの存在であるTEAM NOPROは、2024年にマツダ2で悲願のST-5クラスチャンピオンを獲得。迎える2025年は、新たに駆動方式別となるST-5Fクラスのタイトルを目指すとともに新たな取り組みもスタートさせる。
ディーゼルを使うST-5Fクラスの17号車マツダ2は、開幕のもてぎ大会では富士24時間の優勝メンバーである山本浩朗、昨年のチャンピオンメンバーである小西岬、昨年は37号車をドライブしていた加藤芳皓という組み合わせで臨む。
一方、ST-4クラスに挑戦することになったのはNC系のマツダ・ロードスター。現行のロードスターはND系で、NC系はひと世代前の車両にあたる。しかし、TEAM NOPRO＝ノガミプロジェクトはもともとNCロードスターを得意としたロードスター専門ショップであり、先日も筑波サーキットで開催されたタイムアタックイベントで、NCロードスター初となる1分切りを達成するなどノウハウをもっている。
スーパー耐久参戦に向けては、チューニングカーとして培ってきたノウハウを注ぎ、S耐レギュレーションで認められている特認制度を利用しながら、参戦車両の新しい切り口として走らせていくことになる。
37号車として参戦するNCロードスターは、昨年も37号車をドライブしていたジョニー小倉がAドライバーを務め、Bドライバーを務める昨年のチャンピオンメンバーである大谷飛雄がそれをサポート、エンジニアの野上達也、チーム代表の野上敏彦がそれぞれC、Dドライバーを務める。

TEAM NOPRO2025年スーパー耐久参戦体制

17　DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2参戦車両：DJ型MAZDA2 XD （ディーゼルエンジン）ドライバー：加藤芳皓／山本浩朗／小西岬／T.B.N富士24時間ドライバー：井上雅貴／近藤理
37　DXLパワーミネラルEVO☆NOPRO☆NCロードスター参戦車両：NC型ロードスターRHT （ガソリンエンジン）ドライバー：ジョニー小倉／大谷飛雄／野上達也／野上敏彦富士24時間ドライバー：谷川達也／山本龍

[オートスポーツweb 2025年03月14日]