1位:MAZDA Roadster
「人馬一体」の基本理念を掲げ、ロードスターが誕生したのは1989年。ライトウェイトスポーツの復活だった。谷田部テストコースで初試乗したときの感激は、いまでも鮮烈だ。まさに自分の手足を動かす感覚で操縦できた。エンジンは1.6リッター4気筒NA。必要なときに期待を少し上回るパワーとトルクをレスポンスよく供給し、3ペダルMTはショートストローク設定。クイックな操作性は突出していた。エンジン特性とMTを武器に、ステアリングを切ればヒョイと曲がり、それをキッカケにパワーオーバーステアに持ち込むのも自在。基本は安定していて、狙ったとおりの操縦性が楽しめた。これこそライトウェイトスポーツだと感激した。現行4thロードスターは1stモデルの基本理念に立ち返り、従来からのファンと新たなファンを魅了し続けている。ひとつの理想を立ち上げ、継続して追求するマツダの社風だからこそ、ライトウェイトスポーツカーが存続する。日本が世界に誇る1台である。
「こだわりのエンジン車」スーパーカー乗りも一目置くオープンスポーツ、マツダ・ロードスターが世界的に評価される理由
2位:TOYOTA GR86 & SUBARU BRZ
世界的にも希少なクーペ版FRライトウェイトスポーツが新型に生まれ変わる。エンジンは2.4リッターに拡大。従来の2リッターでは余裕があるとはいえなかったトルク値を引き上げた結果、アクセル操作によるクルマの姿勢をより自在に扱いやすくなったに違いない。新型は2台で走りの個性が異なるという。走りそのものを楽しむFRスポーツ文化の継続に重要なクルマである。
3位:TOYOTA GR YARiS
日本のお家芸的な4WDスポーツクラスに久々に登場した超本格スポーツハッチ。WRC王者を目指す逸材は、クイックな操作性と走り味の持ち主。すべてが刺激に満ちあふれている。エンジンは1.6リッター直3ターボ(272ps)。外観上はほとんど見分けがつかないFWDのRSは、ダイレクトなCVTによる走りが街乗りから軽快。4WD勢に見劣りしないFWDスポーツである。
4位:RENAULT MEGANE R.S.
R.S.の名称がつくルノーは刺激的だ。新車開発の聖地ドイツ・ニュルブルクリンクのFWD最速ラップタイムをシビック・タイプRと競い合うファイターである。鈴鹿の最速タイムにも挑戦したが、そこはタイプRが主の立場を守る。4WS機構を組み込んだ足回りはシャープさと高い安定性が印象的。エンジンは1.8リッターターボ(300ps)。3ペダルが選べるのも魅力だ。
5位:Volkswagen POLO GTI
すばしっこく駆け抜けるコンパクトなスポーツハッチ。質実剛健ぶりも含めて1980年代を知る世代にはこれぞ「GTI」である。世代交代のたびに拡大を続ける国民車、ゴルフに替わる位置をポロGTIが占める。軽快に走り、曲がり、止まる。その質感の高さはドイツ流儀。エンジンは2リッターターボ(200ps)。もっとヤンチャで若々しいup!・GTIは、カタログから落ちた。
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