■ボルボSUVのエントリーモデル
ボルボ 新型「XC40」の日本正式発表されたのが2018年3月。これに先立ち、「XC40 T5 AWD R-Design 1st Edition」という特別仕様車が同年1月26日に300台限定で販売され、早い段階で完売しました。
SUVの新型「XC40」がリアルに凄い! 全てに完璧を求めるボルボの自信作
正式発表から約7ヶ月、ようやく通常ラインナップの「XC40 T4」をはじめとする「Momentum(モメンタム)」「Inscription(インスプリクション)」の各グレードを販売。ボルボの購入層は他メーカー車からの乗換えが多く、とくに「XC40」は世界的に供給が追いついていないほど売れているといいます。
今回、試乗したのは「XC40 T4 AWD Momentum」と「XC40 T5 AWD R-Design」です。まず、エクステリアの大きな違いとしては、各グレードで選べるボディカラーが異なることです。「Momentum」では専用ルーフカラーとして、ホワイトカラールーフをオプションで選ぶことができ、「R-Design」では全車ブラックカラーのルーフとなります。
搭載されているエンジンは「T4/T5」ともに2リッターのガソリンターボエンジンです。違う部分としては、最高出力が「190PS(T4)」、「252PS(T5)」となります。実際の試乗でも「T4」は街乗りに適した印象を受け、ゆるやかなに加速してくれます。
対して「T5」は低速域からグイグイ進む加速感があり、そのまま高速域でも伸びていき、高速道路の追い越し時や山間部の登坂において力を発揮してくれます。
乗り味の違いでは、「R-Design」がスポーティで「カッチリ」しています。これは、サスペンションを専用セッティングしているためです。一方、「Momentum」はややフワフワする乗り心地で、高速道路などの高い速度域では、わずかに不安な印象を受けました。
■ユーザーニーズに応えた「収納力」
インテリアはシックなデザインでまとめられています。意外な特徴として、欧州車のなかではトップクラスの収納力を備えていることです。ティッシュ箱が収まるスペースやちょっとしたゴミを捨てられるゴミ箱、15インチサイズのノートパソコンが楽々収まるドアポケットなど、まるで国産車のような使い勝手です。
新型「XC40」の収納力について、ボルボ・カー・ジャパンのプロダクト担当者は「今回の『XC40』は、ユーザーニーズを反映した結果、収納力があるインテリアデザインとなりました。国産車のように『利便性』を求めたというわけでなく、ユーザーニーズとボルボの安全に対する考え方を、うまくスカンジナビアデザインでまとめています。
たとえば、車内に荷物が多い状態で急ブレーキをかけた場合、ブレーキペダルやアクセルペダルに荷物が挟まる危険性があります。そうならないためにも、収納場所を上手に使っていただきたいです。
また、ドアポケットの収納スペースは『エアウーファーテクノロジー』によって、スピーカーをドア下部からダッシュボード奥に移設することで、ノートパソコンを収納できるほどのスペースが設けられました」と話します。
ボルボの安全装備は、どの車種でも基本的に全グレードで同等の機能となっています。「XC40」は、後退時の自動ブレーキシステムが追加され、先日発表された「V60」では、対向車対応機能が初めて採用されるなど、先進安全技術がさらに進化しています。
今回、試乗できなかった「Inscription」では、「T4/T5」のエンジンが選べます。インテリアでは本革シートや、ノーベル賞の食事会に用いられるガラス食器メーカーのオレフィス社製クリスタルシフトノブが採用され、上質な空間を堪能できるグレードです。
ボルボ 新型「XC40」の価格(消費税込み)は、389万円から549万円です。エントリーモデルが300万円台から設定されている「XC40」は、SUV戦国時代のなかでも金額や性能面で選択肢に入る1台かもしれません。
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