7月初旬、まだ梅雨模様だった都内を脱出して、マツダCX-3の中距離試乗会に参加してきた。場所は北海道・旭川。爽やかな晴天の下で、CX-3を2日間約300kmドライブしたのである。(Auto Prove編集部・スタッフザキ)。
このマツダの中距離試乗会は、2012年から実施されていて、CX-5、アテンザ、アクセラ、デミオ、今回のCX-3が5回目の開催となる。
2015年1月のデミオには筆者も参加したが、そのときは鹿児島県が舞台だった。今回のステージは北の大地、北海道。鹿児島では「市街地からワインディング、高速道路とあらゆるステージで走りの楽しさを実感してほしい」というのがマツダの用意したコンセプトだったが、今回は「北海道の雄大かつ美しい景色とCX-3の融合」がテーマだと伝えられた。デザインにこだわって造られたCX-3らしい設定である。
さて旭川空港の駐車場で対面したCX-3は、マツダのデザインテーマ「魂動」をコンパクトなボディにギュッと詰め込んだ風で、特にサイドラインが美しい。ボディサイズは全長4275mm、全幅1765mm、全高1550mmでシティユースでも持て余すことはない。特に全高は立体駐車場へのアクセスを考えたこだわりの数字である。その他、マツダCX-3の詳細についてはAuto Proveの過去記事を参照していただきたい。
旭川空港を出てルートは美瑛、十勝岳、富良野を通ってトマムへと設定した。片道のルート距離は約170km、試乗車はディーゼル+ATの2WDモデルである。一般道のクルーズスピードではエンジンの回転数は1000~1300rpmあたり、新世代ディーゼルではさんざん言われていることだが、CX-3も車内でディーゼルらしい音や振動を感じることはない。
北海道らしい景色を走りつつ途中、ラベンダー畑に囲まれたラフロードも走ってみた。未舗装のデコボコした荒れた路面だったが、最低地上高160mmということで底打ちなどの心配はほぼない。試乗前のプレゼンで「CX-3はオールラウンダー」とそのキャラクターを説明されたが、それも納得。CX-3ならば市街地も高速道路もそしてラフロードや雪道、どこでもいけそうな気分になる。
2日間走りながら途中の絶景スポットで何度かクルマを停めてみた。富良野近辺のラベンダー、美瑛のパッチワークの丘と称される田園風景、もうもうと噴煙を上げる十勝岳とそのワインディングなどなど、北海道らしい景色の中にCX-3を置いたが、どこでもその風景にすっと馴染んでいたように感じた。さらに初日に乗った「セラミックメタリック」というボディカラーは、光の具合でメタリックにもソリッドにも見えるという不思議なカラーである。
どこの景色でもCX-3のデザインはなかなかのマッチングで、マツダの方が「ディーラーにいらっしゃるお客様のほとんどが『デザインが気に入った』の指名買い」というのもうなずけた次第である。
さて2日間で約300km走っての筆者の個人的な感想となるが、CX-3はロングドライブでも疲れず、身体への負担の少ないクルマだと実感した。「そんなオーバーな」と思われるが、すでに取得後20年近くになるマイカーでのロングドライブでは、アクセルを踏む右足のモモ裏辺りがじんわりと痛くなるが、それがCX-3では…。まあそんなプチレトロカーと最新モデルを比べるのもなんなんだが、マツダの提唱する「自然に足を伸ばした位置にペダルがある」という造りがドライバーへの負担を減らしているのだろう。
そういえばこの試乗会、オプションとして「最終日、そのまま東京まで自走でお帰り」というプランも用意されていた。旭川~東京の約1200kmのロングドライブ、CX-3とならば…と一瞬考えたが時間がなく断念。機会があればそのうちに。
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