使いやすさは人それぞれだからこそ選べるようになっている
1)プッシュスタートとカギひねり
一度経験すると付いていないクルマに乗れなくなるほど便利な装備11選
クルマを始動させる方法は、今ではボタンを押すだけのプッシュスタートが一般的になっている。それは軽自動車にまで拡大しているのだ。リモコンキーとセットとなるプッシュスタート方式は、キーをひねる作業が不要だから、ワンタッチで始動できる便利さが魅力。夜、キーを差し込む穴を探す手間もない。急いでいるときにも、プッシュスタートは有効なのだ。
一方、まだキーをシリンダーに差し込んで回し、始動させる“前時代的”なクルマは、同一車種の中にグレードによって存在する。同じグレードで選べるわけではなく、主に、廉価グレードにキーをひねる儀式が残されているというわけだ。
自身のクルマも、キーをシリンダーに差し込み、回すタイプ。しかし、その数カ月後にプッシュスタートに仕様変更されたのだから、当時は「がっかり」。なんで教えてくれなかったんだ! と思ったものだ。
が、キーを回す“前時代的”かつ面倒な仕様にも、少なからずメリットがある。まずは、今話題になっている、リレーアタック被害と無縁ということ。電子キーとスターターが通信されているから、リレーアタックされるわけで、キーを回すタイプはその点安心なのである。
また、プッシュスタートだと、電子キーをポケットやバッグの中に入れたままでも、ドアのロック、アンロック、始動ができるのだが、その電子キーがどこにあるのかわからなくなることがある。が、キーを回すタイプなら、リモコンキーでもドアのロック、アンロックにキーのボタン操作が必要になり、始動するには必ずキーをシリンダーに差し込む必要があるため、キーが見当たらない……とアセることはまずなくなるのだ。
2)足踏みパーキングブレーキと電子パーキングブレーキ
パーキングブレーキは、かつてのサイドレバー式や足踏み式から、自動、またはボタン操作でOKの電子パーキングブレーキに代わりつつある。足踏み式はセンターコンソール部分を有効に使え、ミニバンなどで1~2列目席スルーが可能になるなどのメリットがあるものの、けっこうな力で踏まなければならず、靴をひっかけたりするデメリットもあったりする。
サイドブレーキを使った走行をするような人はともかく、電子パーキングブレーキはセンターコンソールまわりと運転席足もとがすっきりするし、停止時などに自動で作動するホールド機能があったりするから、いいことだらけ。ただ、デメリットとして、引く、踏む、という作業がないため、パーキングブレーキをかけた実感が薄いことと、その作動方法が統一されていないこと。上級車の多くは、エンジンを切ると自動でパーキングブレーキがかかり、Dレンジに入れて発進すれば自動解除となる。これが電子パーキングブレーキならではの便利さだ。
が、なかにはパーキングブレーキをかけるのも、解除するのもスイッチ操作による手動というタイプも少なくない。かけ忘れや、発進しようとして電子パーキングブレーキがかかったまま……という場面もありがちなのである。同時に、オデッセイHVのように、スイッチの操作方向が逆のクルマもあるのでやっかい。一般的には、引き上げるとかかり、押すと解除されるのだが(サイドレバー式と同方向)、オデッセイHVは押すとかかり、引き上げると解除。オデッセイのガソリン車は足踏み式ブレーキなので、その動作方向に合わせているのだろうか? もちろん、理想は全自動である。
3)普通のナビとコネクトナビ
トヨタや日産のナビゲーションの場合、トヨタならT-コネクトナビ、日産なら日産コネクトナビが選択できる。ただのナビゲーションとどこが違うのかと言えば、マイクとスピーカー、通信機機器を介した肉声のオペレーターサービスが利用できるようになるのだ。スマホとの接続が必要だが、専用車載通信機(ドコモやau、ソフトバンクのSIM)搭載のクルマなら、スマホとの接続なしで利用OK。
トヨタのT-コネナビは3年間通信量無料、日産の日産コネクトナビはなんと1年間通信料が無料である。トヨタや日産の場合、緊急時(オペレーターはGPSで自車位置を把握)はもちろん、目的地設定の遠隔操作、近所の修理工場、医療施設やお薦めのレストランの紹介(遠隔目的地設定)といったサービスもあるから超便利。
これからは、安心・快適に移動できる、つながるナビゲーションを選択するのが“時代”の流れである。
上級グレードが良いとは限らない!
4)本革シートと布シート
クルマによっては最上級グレードに本革シートが標準装備されていたり、本革シートを注文装備できるグレードがあったりする。確かに、本革シートは高級感があり、見た目は豪華。同じクルマでも、一段と高級感が出てくる。ただし、人によっては布シートのほうがかけ心地がよく感じることもあるから、選択は慎重に。その理由は、本革シートゆえの表皮の張りの強さ(硬さ)。とくに体重が軽めの人は、お尻の沈み込み量が少なくなり、落ち着き感、ホールド感に欠けるかけ心地になったりするのだ(体重65kgもボクでも)。
ボルボなどでも、上級グレードの高級感あふれる本革シートより、ベーシックグレードの布シートのほうがしっくりしたかけ心地になり、乗り心地までよく感じられたりするのである。
本革シートを選択しようか悩んでいる時は、できれば布シート、本革シートの両方に実際に座って、運転してみるといい。メーカーが「できるだけかけ心地に差がないようにしました」という布と本革シートでも、かけ心地はけっこう違うものなのである。
5)ベンチレーションシートの有無
暑がりの人にとって、プリウスやボルボなどに用意される、本革シートのベンチレーション機能は、絶対にお薦めである。真夏、高温になった車内でも、エアコンが効く前に、本革シートのパンチング部分のベンチレーション機能によって、瞬時に背中、腰まわり、太股裏などがスースーして体感温度が一気に下がり、快適そのもの。背中の汗も引き、ベタベタせず、上着もシワになりにくくなったりする。
ボルボの場合は、布シートと本革シートで、体重によってかけ心地に差があるように感じられるのでベンチレーション機能を選ぶかどうかで迷うところだが、プリウスの本革シートはそれほど表皮の張りが強くないので、布シートとのかけ心地に差が少なく、体重を気にせずベンチレーション機能の装着グレードを選ぶ価値は大いにある。
6)前席マッサージ機能の有無
ロングドライブの機会が多い人には、前席マッサージ機能付きのクルマ、高額になっても装着グレードを選ぶといい。ボルボV60を例に挙げると、標準的なMomentumグレードには付かず、上級のInscriptionグレードに本革シートとセットで装備される。けっこう本格的なマッサージ機能で、クルマから降りたくなくなるほど快適なリラクセーション効果が得られるのだ。ただ、体重の軽い人にとっては、Momentumの布シートのほうが座り心地よく、快適に感じられたりするので、悩ましい……。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?