華麗なるSUVクーペは見た目だけじゃない！DSオートモビルの新フラッグシップBEV「DS N°8」がデビュー

DSオートモビルは2024年12月12日、新しいフラッグシップモデル「DS N°8（ナンバーエイト）」を発表した。

空力性能に優れ、航続距離は750kmを実現
DS N°8はステランティスグループの中で初めて、完全に100％電気で動くBEVとなる。持続可能で妥協のないモビリティを提供することで、DSブランドの電動化戦略を加速させていく。

新フラッグシップモデルは、DSオートモビルの新命名戦略によって、ブランド名の「DS」はそのままに、数字の前に「N°（ナンバー）」という新たな記号を採用している。

これまでDSオートモビルのモデル名と言えば、DS 3、DS 4、DS 7、DS 9という感じで、ブランド名のDSに数字が付く表記となっていた。

DS N°8の「8」というのは、DSオートモビルにとっては新しい数字となる。その形は無限大（∞）の記号に近く、無限に広がる可能性を連想させている。また、DSシリーズの新フラッグシップであり、電気自動車の未来への進歩も表現している。

DS N°8のデザインは洗練さとテクノロジーをうまくバランスして表現している。その形状は空力特性に優れており、CD値は0.24を実現。このクラスでは最高レベルとなる。

この空力効率を考慮したボディは電気自動車としての航続距離を引き伸ばすことに成功している。WLTPでは最大466マイル（約750km）というロングランを実現する。

ボディサイズは全長4.82m、全幅1.9m、全高1.58m、ホイールベースは2.9ｍで、SUVクーペのスタイルを持つ。カリスマ性のあるフロントとリアの力強いデザインにより、優れた存在感を持たせている。

DS N°8のフロントには先進的なライトが採用されている。革新的なデザインを採用するDS LUMINASCREEN イルミネーショングリルは、垂直のライトとDSのロゴで照らされ、これらは量産モデルとしては初めて点灯するという特徴を持つ。

一方、リアにもDSモデルとしては初めて垂直のライトシグネチャーを採用している。これにより、夜間でも100m以上離れた場所から、DS N°8とすぐに認識できる。

室内は斬新なデザインだけでなく、快適性を徹底的に配慮
DS N°8のコクピットは、フランス車の快適さ、静けさ、贅沢さを体現している。広いダッシュボードは乗員を包み込んで、シームレスなデザインとしている。

シートはヘッドレストを一体化したスリムな形状を採用。シート内部には高密度のフォームを使用しており、抜群の座り心地の良さを実現している。フロントシートにはマッサージ機能、冷却機能、加熱機能を備えており、季節を問わず快適に過ごすことができる。

リアシートは膝まわりの十分なスペースを確保したほか、84cmのヘッドルーム、30度傾斜する背もたれ、冷却および加熱機能など、綿密に研究された快適な姿勢を享受することができる。

メカニズムに目を向けてみよう。DS N°8はステランティスグループのSTLAミディアムプラットフォームを採用している。これに最大97.2kWhという大容量のバッテリーを搭載することができる。

DS N°8には、230ps、245ps、350psを発生する3つの100％電動ドライブトレーンが設定される。DS N°8 FWD（230ps）には、74kWhのバッテリーを装備。DS N°8 FWDロングレンジ（245ps）と同AWDロングレンジ（350ps）には2つのモーターと97.2kWhという大容量のバッテリーが搭載される。

もっとも航続距離が長いのはDS N°8 FWDロングレンジで、WLTPサイクルで466マイル（約750km）も充電いらずで走行することができる。

動力性能も見逃せない。DS N°8 AWDロングレンジは、0→100km/h加速性能が5.4秒で、FWDが7.7秒、FWDロングレンジが7.8秒という一流のパフォーマンスを持つ。ちなみに最高速度は118mph（約190km/h）に制限されている。

最大充電能力は160kWで、充電量が20％→80％まで高速ターミナルを使って約27分で充電することができる。これにより10分で124マイル（約200km）の走行距離を回復することができる。

DS N°8の発売時期や価格、さらに日本導入については現時点で公表されていない。

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Comments

[Lore in]

私が見た時レクサスの欧州でのシェアはたったの0.1%
販売数が前年の数倍とか記事になってたのでシェア確認したら、元々全然売れていなかったという情けない話だった
トヨタズブズブの記者からしたらそこは触れれないから、嘘ではないが真逆の印象を与える記事にしたのだろう🫨

そのレクサスより自国とその周辺国で売れてないなら
終わりも近いだろうね。
吸収合併するにも旨みがなければ話にならん。

[kvg********]

ステランティスのAlfa Romeo/ Lancia/ DS　はブランドとして販売台数が少なすぎる。どれくらい少ないかは、あの全く売れていない欧州レクサスの２／３程度の販売数。
特にDSは、将来的にシトロエンに吸収され、その中のグレードになるんではないかと。　（メルセデスのマイバッハみたいに）