今考えると時代を作った偉大なるモデルもある
もはや街中でハイブリッド車を見ない日はないほど一般化したハイブリッド。2018年9月度の販売台数ランキングのトップ10でもラインナップの中にハイブリッド車を持たないのは10位にランクインしたトヨタ・ルーミーのみとなっているほどだ。そんな大人気のハイブリッド車でも、中にはマイナーな存在となってしまった車種も存在している。今回はそんなマイナーハイブリッド車をチェックしてみよう。
このご時世に燃費「リッター10km未満」の国産車が生き残れるワケとは
1)トヨタ・オーリスハイブリッド
欧州では「カローラ」ブランドからリリースされていたオーリスは2006年に日本に導入され、2012年には2代目へとフルモデルチェンジを果たした。当初は1.5リッターと1.8リッターの2種類のエンジンのみだったが、2015年4月のマイナーチェンジでダウンサイジングターボの1.2リッターターボもラインアップに加わっている。
そして今年になって3代目オーリスがカローラスポーツと名前を変えて日本に導入された……と記憶している人も多いかもしれないが、今からさかのぼること約2年前の2016年4月にコッソリとオーリスにもハイブリッドモデルが追加されていた。すでに現行プリウスが登場していたタイミングながらシステム的には先代プリウスのものを採用していたため、とくに話題に上ることもなく2年経たずに消滅した不運のグレードである。
2)ホンダ・シビックハイブリッド(初代)
シビックのハイブリッド自体がそれほど認知されていないという可能性もあるが、なかでもイメージがあるのは8代目シビック登場時に追加されたモデルではないだろうか? しかしじつはシビックハイブリッドの初代はその1世代前の7代目シビックのセダン(フェリオ)に設定されたモデルだったのである。
そもそもES型シビックフェリオもハイパワーなDOHC VTECエンジンの設定などもなく地味な存在ではあったが、じつは空力に優れたボディを持っており、それをベースに1.3リッターエンジンと初代インサイトに搭載されたホンダIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)の進化版を搭載し、10・15モード燃費で29.5km/Lという低燃費を実現していたのだ。
3)ダイハツ・ハイゼットカーゴハイブリッド
なんと市販量産軽商用車初のハイブリッドモデルだったのが、2005年8月に登場したダイハツ・ハイゼットカーゴハイブリッドだ。薄型のモーターをエンジンと電子制御式4ATの間に配置した、1モーター方式のコンパクトな「ダイハツ ハイゼット ハイブリッド システム」を採用し、後席の下にバッテリーを収納したため若干荷室空間が減少しているが、ほぼガソリン車と同等の室内空間を確保していた。
しかし、驚くべきはその価格で、なんと221万5500円! 当時は新車購入で約30万円の補助金が出たとはいえ、高額なことに変わりはない。当時の月間販売目標は25台と控えめで、車両型式も「ダイハツLE-S320V改」となるようにはじめから台数を売るために生まれたモデルではなく、官公庁などがターゲットだったと思われる。
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