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二輪の名門ヨシムラがまさかの軽トラ用ホイールを開発! 手を組んだのはウェッズ! しかしなんで軽トラなのよ?

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二輪の名門ヨシムラがまさかの軽トラ用ホイールを開発! 手を組んだのはウェッズ! しかしなんで軽トラなのよ?

 まさかまさか!! 2輪ファン垂涎のホイールが登場したのだ。そう、超名門ヨシムラが四輪用ホイール市場にやってきたのだ。ホイールブランドのウェッズとのコラボで、まずは軽トラ専用ホイールを。追ってハイエース用も登場する見込みなのだが、とにかくこだわりがスゴいのだ。その全貌を一挙に!!

文:ベストカーWeb編集部/写真:Weds、ベストカーWeb編集部

二輪の名門ヨシムラがまさかの軽トラ用ホイールを開発! 手を組んだのはウェッズ! しかしなんで軽トラなのよ?

■ウェッズのひらめきが常識はずれの製品に繋がった!

 ヨシムラといえば、バイク好きなら誰もが知る憧れのブランド。「ポップ吉村」の愛称で親しまれた伝説のエンジニア、吉村秀雄が1954年に創業した2輪チューナー&コンストラクターだ。

 若い頃、ヨシムラの集合マフラーに小遣いをはたいた昭和世代ライダーも多いはずだが、なんとそんなヨシムラが4輪用のアルミホイールを発売した。しかも想定車種は軽トラ&軽バン。手を組んだのは、国内有数のあるアルミホイール総合ブランド「ウェッズ」だ。

 もともとこのコラボレーションは、モビリティリゾートもてぎでMotoGPを観戦していたウェッズスタッフが、『「ゴッドハンド」とまで言われたヨシムラの職人技は、4輪ホイールにも活かせる!』と考え付いたことがきっかけだという。

 ウェッズの思いはみごとヨシムラにも伝わり、両社の交流が始まった。2023年の鈴鹿8耐では、ウェッズがヨシムラSERT Motulチームのサポートも行っている。

 そして提案から10カ月、待望の製品が完成した。それが軽トラ&軽バン用ホイール「WRSセブン」だ。

■遠からずハイエース用も登場か?

 いったいなんで軽トラ&軽バンなのか。そこにはライダーに向けたヨシムラ流の「愛」があった。ミニバイクレースなどに参加する人は、軽トラや軽バンにマシンを積んでサーキットへやってくる。そういったクルマたちでもヨシムラスピリットを感じてもらおうと、専用ホイールを開発したのだ。

 細部にこだわるヨシムラと、4輪用ホイールの雄ウェッズの共作だけに、そのクオリティもすごい。

 たとえばAMF(アドバンスド・メタル・フォーミング)という製法によって、デザインの自由度は維持しつつ、リム部分にホイール専用スピニング加工機を用いて高強度&薄肉化を実現。

 さらにスポーク側面や強度に影響しない部分にサイドカットを施し、剛性は確保したままで大幅な軽量化も実現している。1本あたりの重量は4.6kg。センターキャップやリム部分にあしらわれるヨシムラのロゴも素敵だ!

参考出品されていた色違いのWHITEもカッコイイ!!

 サイズ展開は今のところ4穴の14×4.5J、インセット45、P.C.D100というワンサイズのみだが、実は現在ハイエース用の開発も進んでいるという。バイクのトランポにハイエースを使うライダーも多いだけに、こいつも楽しみなニュースだ。

 WRSセブンの価格は1本3万8500円(税込)。ちなみに今回の両社の取り組みを記念して、「『ヨシムラ×WedsSport』コラボ記念グッズ」も限定販売されている。両社のロゴが入ったTシャツやキャップ、キーホルダーなどが手に入るから、ファンはぜひチェックすべし。

 クルマにもヨシムラスピリットを。WRSセブンで、軽トラが変わるぞ!

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みんなのコメント

10件
  • bea********
    ヨシムラの集合管を付けてました。
    CB750k1の機械曲げでした。
    手曲げは高かった。
    エンジンもヨシムラのピストンで812ccとカムとバルブ類を家の中で交換した。
    46年前の思い出。
  • マツダさん
    軽トラ用マフラー出してますから
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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