■日本の軽トラがオークションに
北米のクルマオークションサイト「Cars and Bids」にホンダの軽トラック「アクティ」が出品され、2023年11月21日に1万2900ドル(約190万円)で落札されました。渡米したアクティは少し手が加わった状態ですが、どのようなモデルなのでしょうか。
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アクティはホンダ初の4輪自動車「T360」の流れを汲む形で、1977年に初代がデビュー。
その後、1988年に2代目、1999年に3代目、2009年に4代目とモデルチェンジを重ねてきましたが、2021年に生産を終了しています。3代目までは商用バンタイプも販売されていました。
軽トラとしては唯一無二のミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)という駆動形式を採用していることから、「農道のフェラーリ」、もしくはホンダのMRスーパースポーツカーから名前を取り「農道のNSX」とも呼ばれるなど、今なおマニアックな人気を集めます。
今回、ユタ州のオーナーから出品されたアクティは1993年製の2代目です。パワートレインは660cc直列3気筒エンジンと5速MTを組み合わせ、最高出力38馬力を発揮します。2WDと4WDの切り替えが可能。走行距離は4万908kmです。
特徴は、いくつか加飾・改造されていること。15インチホイールやフロントリップスポイラー、フェンダーフレア、ドアバイザーなどが加わり、原形の風貌から少し変化しています。
白いボディには塗装剥がれやへこみ、汚れなどが少しあるものの、出品前にエンジンオイルとフィルターが交換され、キャブレターも取り替えられたといいます。
今回の競売では計38回の入札があり、最終的には1万2900ドル(約190万円)で落札されました。
オークションサイトには122枚の高画質画像が掲載され、車両の状態を詳細に確認できます。
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みんなのコメント
普通走行時はビスカスカップリングで4WD状態です。
記事を書いた方、もっと調べてください。
狭いながらもキャビンがあり空調もある日本の軽トラは市場に出ると人気。