カーボン製エアロパーツもりもり
ドイツのチューニング会社であるテックアート(Techart)は、ポルシェ911ターボS向けのチューニングパッケージ「GTストリートRツーリング」を公開した。
【画像】ポルシェの性能を最大限に引き出す鬼チューナー【テックハートの最新キット「GTストリートRツーリング」装着車を写真で見る】 全10枚
エアロダイナミクスの調整、軽量素材の装着、パワートレインの強化により、最高出力800ps、0-100km/h加速2.5秒を達成するという。
テックアートは、「日常的な実用性と妥協のない走行性能」を兼ね備え、「パフォーマンス愛好家」のために開発したと述べている。
ボンネット、フェンダー、サイドスカート、エアインテーク、フロントおよびリアバンパーを含む、40個の部品を空力に最適化したものへ交換する。カーボンファイバー素材を多用して軽量化を図り、ダックテールスポイラーはポルシェ純正品より60%軽いという。
3.7Lフラット6ツインターボエンジンを搭載し、ECUのリマップ、ターボチャージャーのエアフロー改善、ギア比の調整により、最高出力800psと最大トルク97kg-mを発生。四輪駆動で最高速度は350km/hとなる。
同様の構成で、最高出力710psのバージョンも用意されている。
自社開発のスポーツエグゾースト・システムは、大型の排気口と独自のバルブを備え、クルージングでは静粛性を、サーキットでは大音量を実現する。
ハンドリング・ダイナミクスを向上させるため、フロントトレッドを標準より30mmワイド化し、スプリングも25mmローダウンした。アジャスタブル・コイルオーバーを備え、20インチまたは21インチの鍛造軽量アルミホイールを装着する。
また、スピードバンプや踏切といった段差を乗り越えるためにノーズを上げることも可能だ。これは標準の911ターボSから受け継がれている機能である。
インテリアでは、特注のステアリングホイール、カーボンファイバーとアルミニウムのトリム、レザーとアルカンターラのスポーツシートなどを採用した。ステッチ、ヘッドレストとアームレストのエンボス加工、レザー素材を追加する「エクスクルーシブ・パッケージ」も用意されている。
テックアートによると、GTストリートRツーリングは世界で25台分のみ販売予定だという。パッケージング単体の価格は9万8250ユーロ(約1580万円)から。納車は5月から開始される予定だ。
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みんなのコメント
丸みのある車は基本的には好きではないが、ポルシェだけは別やと思う。