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目標の7倍も爆売れ!? タフ顔な新型SUV「アウトランダーPHEV」発売! 迫力デザイン&上質インテリアでの三菱らしさとは

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目標の7倍も爆売れ!? タフ顔な新型SUV「アウトランダーPHEV」発売! 迫力デザイン&上質インテリアでの三菱らしさとは

■約9年ぶりに全面刷新

 2021年12月16日、三菱自動車が新型クロスオーバーSUV「アウトランダー」のPHEVモデルを発売しました。

【画像】三菱顔が進化! とにかくカッコいい新型「アウトランダーPHEV」(28枚)

 10月から先行注文を受け付けており、発売までのおよそ1か月半で月間販売目標の7倍にあたる6915台(12月15日時点)を受注しているといいます。

 順調な滑り出しといえるこのアウトランダーPHEVは、どのようなクルマなのでしょうか。

 アウトランダーは三菱初のクロスオーバーSUVとして2001年に発売(日本市場での初代の名称は「エアトレック」)。その後、3代にわたりグローバルで展開されている三菱の人気モデルです。

 PHEVモデルは、3代目アウトランダーに追加設定される形で2013年に登場。2021年9月末までの累計販売台数は約29万台を記録しています。

 そんなアウトランダーPHEVは今回、約9年ぶりの全面刷新を迎えました。

 三菱はコンセプトを「威風堂々」とし、その特徴として次の3点を挙げています。

・より力強く・より遠くを実現した独自の新世代PHEVシステム
・あらゆる天候や路面状況で安全・安心で快適な走り
・力強く存在感のあるエクステリアと上質で先進的なインテリア

 PHEVシステムについては、フロント・リアモーター、駆動用バッテリーの出力が約40%アップ。

 これにより、アクセルを強く踏み込むシーンでもエンジンを極力回さずにEV走行を維持するようにしています。

 駆動用バッテリーは20kWhに大容量化。EV走行換算距離を87km(WLTCモード、Mグレード)とすることで、エアコンなどを使っても十分な航続距離を確保しました。

 ガソリンタンク容量も増やし、EV走行とハイブリッド走行を組み合わせた総合航続可能距離も大幅に延びました。

 さらにアクセルペダルの操作だけで加減速できるイノベーティブペダル オペレーションモードを新たに設定。減速時のペダル踏み替えが減り、ステアリング操作に集中できるメリットがあります。

 安全装備では、複数のセンサーで衝突リスクを検知する運転支援機能「eAssist」を採用。高速道路同一車線運転支援機能「MI-PILOT」、安全・安心で快適なドライブをサポートする「三菱コネクト」も搭載しています。

■M・G・Pの3グレードを展開 7割が選ぶ人気グレードは?

 外観は、三菱の共通フロントフェイス「DYNAMIC SHIELD(ダイナミック・シールド)」を新世代化させ、存在感を演出。

 さらに20インチ大径ホイールと、それを包み込む筋肉質なフェンダーフレアを採用し、飛行機の垂直尾翼をモチーフとしたDピラーとフローティングルーフによって、力強く軽快な走りを予感させるデザインとしています。

 リヤは、テールゲートに六角形の形状を取り入れたほか、ワイド感を演出する水平基調でボディの左右両端まで広がるテールランプを採用しています。

 ボディカラーは、硬質で高輝度かつ鮮明な3色の「ダイヤモンドカラーシリーズ」を採用。既存の「ホワイトダイヤモンド」「レッドダイヤモンド」、そして新型アウトランダーPHEVで新たに加わる「ブラックダイヤモンド」を含む全10色展開としました。

 インテリアは、走行時の車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調で力強い造形のインストルメントパネル「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」を進化させて採用。

 また質感の高いソフトパッドを随所に採用したほか、ステッチをあしらうなど上質感も高められています。

 モニターやメーターは視認性に、セレクター、ダイヤル、スイッチ類は操作時の節度感にこだわった「MITSUBISHI TOUCH(三菱タッチ)」という考え方に基づいてデザイン。視覚だけでなく触覚にも訴える上質さを実現しました。

 12.3インチのフル液晶ドライバーディスプレイや10.8インチのウインドシールド投写型ヘッドアップディスプレイ、大型スマートフォン連携ナビゲーションなど利便性の高い装備も各種採用します。

 グレードは、ベーシックな「M」(5人乗り)、20インチホイールやコネクティッド機能など充実装備の「G」(5人/7人乗り)、そのうえで上質な内外装とBOSEプレミアムサウンドシステムなどを標準装備した最上級の「P」(7人乗り)の3グレードを展開。

 新型アウトランダーPHEVの価格(消費税込)は、462万1100円から532万700円です。

 三菱によると、先行注文で選ばれた新型アウトランダーPHEVは、最上級グレードのPが7割以上を占めており、ボディカラーではホワイトダイヤモンドが6割以上を占めているといいます。

※ ※ ※

 新型アウトランダーPHEVは、2021年12月10日に開かれた「2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会で、革新的な環境・安全その他技術を備えたクルマを選出する「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。

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みんなのコメント

27件
  • そりゃあ売れるでしょう。
    高性能、上質、三列シートの
    PHEVですもんね。
    そりゃあ高くて躊躇するけど
    助成金等で少し買いやすくは
    なるんだろうし。
    買える余裕があるなら俺も
    欲しいもん。
  • 実質、パジェロの後継機として、着実に良い進化をしていると思います。
    一度離れたファンが少しずつ戻ってきているのかな?
    現行モデルをPHEVオンリーにしたのが吉と出るか凶と出るか。
    でもそれ以上に、最近のなんちゃってRV(SUV)に食傷気味のユーザーが本格的RVに再注目しつつあること(ジムニーが好調なのもそういった点があると思う)、意外と少ない「SUVでかつ7人乗車」のユーザーも取り込んでいると思います。
    フロントマスクはご愛敬(^^;
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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