現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型クラウンスポーツ衝撃の残価率とは!? ライバルはまさかのレクサスLBXってマジ!?!? 

ここから本文です

新型クラウンスポーツ衝撃の残価率とは!? ライバルはまさかのレクサスLBXってマジ!?!? 

掲載 21
新型クラウンスポーツ衝撃の残価率とは!? ライバルはまさかのレクサスLBXってマジ!?!? 

 トヨタは、2022年から、クラウン4車種やランクル250、レクサスLMなどといった新車を続々と発表。これからの発売が待ち遠しい。そのなかでも一番の注目株は、クラウンスポーツだろう。トヨタ陣営は、クラウンに新たに設定されるスポーツSUVをどう売っていくのか。さらに話題のレクサスLBXに関しても考察していく。

文/佐々木亘、写真/TOYOTA、池之平昌信

新型クラウンスポーツ衝撃の残価率とは!? ライバルはまさかのレクサスLBXってマジ!?!? 

■シリーズ中核を担うクラウン初スポーツSUVの期待度はいかほど? 

クラウンスポーツのパワートレインには、ハイブリッドとPHEVモデルが設定される。発売予定時期は、ハイブリッドが今秋、PHEVが今冬となっている(全長4710×全幅1880×全高1560mm)

 間もなくデビューを迎えるクラウンスポーツ。春に行われたプロトタイプカーのお披露目では、メディア関係者やジャーナリスト以外に、一般ユーザーにも試乗機会が与えられた。

 開発陣は「生の声を開発にフィードバックしたい」と意気込む。プロトタイプカーでも完成度は高かったが、完成版では商品力にさらなる磨きかかっていることだろう。

 ボディサイズは全長4710mm×全幅1880mm×全高1560mm。ボディ全長は、クラウンクロスオーバーと比較して220mmショート、全幅は40mmワイドになり、全高は20mm高い。

 クラウンシリーズ4タイプの中では、最もコンパクトでスポーティな1台だ。

 クラウンクロスオーバー登場時に懸念されていた「クラウンのSUV化」は、なんなくクリアした。クラウンというクルマの大きな変貌で、一時は販売への影響が懸念されたが、クラウンクロスオーバーは納車待ちが続く大人気モデルになっている。

 続いて登場するクラウンスポーツへ寄せられる期待も大きい。

 販売前から大きな話題を作ってきたクラウンシリーズ。本命のセダンに負けず劣らず、クラウンスポーツは、クラウンシリーズの中核を担うクルマになっていくだろう。

■絶対売れるからこそクラウンスポーツの販売戦略は2本柱で進める!! 

クラウンスポーツの販売方針として、先代クラウンからの乗り換えや、若年層向けへの販売促進を狙うとのことだ。トヨタ車からクラウンスポーツへの乗り換えにも期待できそうだ

 パッケージングは、ロー&ワイドなハリアーといった感じだが、車格的にはハリアーの上に位置することになるクラウンスポーツ。

 トヨタ以外の上級SUVに乗るユーザーが乗り換えに選ぶのは間違いないし、トヨタからトヨタの自社代替も充分に期待できる。

 間違いなく売れる方向性しか見えないクラウンスポーツだが、販売現場ではどのような作戦が練られているのだろうか。

 いくつかのトヨタディーラーで話を聞いてみると、販売方針の柱が2つ見えてきた。

 一つは、高齢化の進む既存クラウンオーナーの買い替え推進だ。先代までのセダンに乗るユーザーが買い替えの時期を迎えているが、これまで適当な車種が見つからなかった。

 また、子育ての時期を終え、夫婦2人暮らしとなるオーナーが増える中で、2人乗りをメインで考えられるショートプレミアムカーを提案できなかったのだ。

 クラウンスポーツの登場は、クラウンという最上級から格を落とすことなく、大きすぎず使い勝手のいいクルマを提案できる最大のチャンス。

 クラウンからクラウンへの乗り換えを希望する中高年のクラウンオーナーへ、最高のクルマを提案できるタイミングが来たと意気込む営業マンが多い。

 もう一つは、トヨタへの定着が遅れ気味な若年層への取り組みだ。クラウンスポーツは高残価率が期待でき、残価設定ローンでの買いやすさを訴求できるクルマになる。

 販売現場では、ハリアー・RAV4はもちろん、ヤリスクロス・ライズといったコンパクトSUVからの格上げも提案していきたい様子。

 特に代替時に他社流出が増えるコンパクトカーのユーザーに対して、トヨタとの付き合いが長くなるような営業活動を進めていきたいと感じられた。

 いい意味で「トヨタに乗ると他社に乗り換えられなくなる」と感じるユーザーは、クラウンオーナーに多い。

 クロスオーバーやスポーツという買いやすく使いやすいクラウンで、広い年代の囲い込みを強化するのが、クラウンスポーツ販促の合言葉となりそうだ。

■クラウンスポーツとレクサスLBXの登場時期がまさかの一緒に? 

レクサスLBXとクラウンスポーツの販売時期が同じ今秋から今冬になりそうだという。また、価格帯でもライバル車になる可能性が高い

 今秋から今冬、そして2024年の初頭にかけて、クラウンスポーツ以外にもトヨタ・レクサスでは注目車の登場が目白押しだ。特にレクサスでは、価格帯でクラウンスポーツとぶつかりそうなLBXが登場する。

 さらに若年層の支持が集まるランクル250が先日発表され、2024年の登場に向けスタンバイ状態だ。

 特にクラウンスポーツとLBXの登場時期は近くなりそうで、どちらを買うかで悩みそう。

 しかしどちらも買い手が殺到し、長納期になるのは明らかなため、売り手側のユーザーニーズの素早い察知はもちろん、買い手側の即断即決も重要だ。今後の売買の鍵は「スピード」になるだろう。

 プリウス・アルヴェルと2023年前半はトヨタ色が強かったが、年後半もトヨタの勢いは衰えずに続く。今後も、トヨタの新車動向から目が離せない。

 2022年7月のクラウンワールドプレミアで発表された、クラウンスポーツ、セダン、エステートの発売が迫ってきた。

 さらに2023年には、ランクル70・250、レクサスLM・GX・LBXなどを次々に公開し、人気車種の発売が続く。

 そのなかでも注目株はクラウンスポーツだろう。世界初公開から1年が経過し、新型モデルとしての成熟度は高まる一方だ。

 クラウンに新たに設定されるスポーツSUVをトヨタ陣営はどう売っていくのか。さらに次々と登場してくる話題のニューモデルについて、購入・販売の鍵を考えていく。

[articlelink]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【ラリージャパン 2024】開幕!! 全行程1000km、SSは300kmの長く熱い戦い
【ラリージャパン 2024】開幕!! 全行程1000km、SSは300kmの長く熱い戦い
レスポンス
AM放送が聴けない「電気自動車」が数多く存在! FMラジオは搭載されているのになぜ?
AM放送が聴けない「電気自動車」が数多く存在! FMラジオは搭載されているのになぜ?
THE EV TIMES
ヤマハがNetflixアニメ用に未来のレースマシン「Y/AI」をデザイン、実物大モデルも
ヤマハがNetflixアニメ用に未来のレースマシン「Y/AI」をデザイン、実物大モデルも
レスポンス
”第2の波”を生んだ挑戦者、それはレズニー傘下で喘ぐamtだった…!【アメリカンカープラモ・クロニクル】第39回
”第2の波”を生んだ挑戦者、それはレズニー傘下で喘ぐamtだった…!【アメリカンカープラモ・クロニクル】第39回
LE VOLANT CARSMEET WEB
今週、話題になったクルマのニュース4選(2024.11.23)
今週、話題になったクルマのニュース4選(2024.11.23)
@DIME
レッドブルのペレス、今季6度目の予選Q1敗退。3戦続けてRBの角田&ローソンに敗れる「マシンに根本的な問題がある」
レッドブルのペレス、今季6度目の予選Q1敗退。3戦続けてRBの角田&ローソンに敗れる「マシンに根本的な問題がある」
motorsport.com 日本版
トヨタ「コンパクトSUV」なぜ消滅? “全長3.9m”級の元祖「ヤリスクロス」的存在な「ヴィッツSUV」に注目! 14年で幕を閉じた「ist」とは?
トヨタ「コンパクトSUV」なぜ消滅? “全長3.9m”級の元祖「ヤリスクロス」的存在な「ヴィッツSUV」に注目! 14年で幕を閉じた「ist」とは?
くるまのニュース
シャープでクールなNEWグラフィック! SHOEIが「NEOTEC 3」の新たなグラフィックモデル「ANTHEM」を発売
シャープでクールなNEWグラフィック! SHOEIが「NEOTEC 3」の新たなグラフィックモデル「ANTHEM」を発売
バイクのニュース
ラリージャパン唯一の女性ドライバー、平川真子が意気込み。兄・亮に「クラス優勝をするところを見てほしい」
ラリージャパン唯一の女性ドライバー、平川真子が意気込み。兄・亮に「クラス優勝をするところを見てほしい」
AUTOSPORT web
トヨタ陣営の23XIとフォードのRFKが、来季2025年NASCARカップシリーズにて3台体制に拡充
トヨタ陣営の23XIとフォードのRFKが、来季2025年NASCARカップシリーズにて3台体制に拡充
AUTOSPORT web
F1ラスベガスGP FP1:序盤から上位につけたメルセデスがワン・ツー。ノリス、ルクレール、フェルスタッペンが続く
F1ラスベガスGP FP1:序盤から上位につけたメルセデスがワン・ツー。ノリス、ルクレール、フェルスタッペンが続く
AUTOSPORT web
ラッセル、サインツ抑えポールポジション! ガスリー驚異の3番手、角田裕毅もQ3進出7番手|F1ラスベガス予選
ラッセル、サインツ抑えポールポジション! ガスリー驚異の3番手、角田裕毅もQ3進出7番手|F1ラスベガス予選
motorsport.com 日本版
新潟~青森直結 壮大な「日本海東北道」全通まであと少し!? 約320kmの「すごい高速」最後の未開通部どこまで工事進んだ?
新潟~青森直結 壮大な「日本海東北道」全通まであと少し!? 約320kmの「すごい高速」最後の未開通部どこまで工事進んだ?
くるまのニュース
F1ラスベガスGP予選速報|ラッセルPP獲得! ガスリーが驚きの3番手。角田裕毅も7番手と好結果
F1ラスベガスGP予選速報|ラッセルPP獲得! ガスリーが驚きの3番手。角田裕毅も7番手と好結果
motorsport.com 日本版
ヒョンデ、旗艦EVの『アイオニック5』を刷新。次世代800V電源システムで航続距離は703kmに延伸
ヒョンデ、旗艦EVの『アイオニック5』を刷新。次世代800V電源システムで航続距離は703kmに延伸
AUTOSPORT web
名神ICに直結! 「彦根お城トンネル」が12月開通 高速道路から市中心部へ一気にワープ
名神ICに直結! 「彦根お城トンネル」が12月開通 高速道路から市中心部へ一気にワープ
乗りものニュース
ホンダ斬新「オデッセイSUV!?」に大反響! 「V6ワゴン」から進化の“最上級クーペSUV”に「カッコイイ」「モダンな見た目」の声も! 13年ぶりの「アヴァンシア」がスゴイ!
ホンダ斬新「オデッセイSUV!?」に大反響! 「V6ワゴン」から進化の“最上級クーペSUV”に「カッコイイ」「モダンな見た目」の声も! 13年ぶりの「アヴァンシア」がスゴイ!
くるまのニュース
ロバート・クビサ、2025年も3台目のフェラーリ499Pをドライブへ。AFコルセ残留が決定
ロバート・クビサ、2025年も3台目のフェラーリ499Pをドライブへ。AFコルセ残留が決定
AUTOSPORT web

みんなのコメント

21件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

48.0890.0万円

中古車を検索
クラウンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

48.0890.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村