「原点」の名を刻んだジープ ラングラーアンリミテッド ウィリスを300台限定で販売

2021年8月24日、FCAジャパンは本格オフローダー「ジープ ラングラー アンリミテッド」に、オフロードSUVの草分けである「ウィリス オーバーランドCJ-3A」にインスピレーションを受けた限定車「ラングラー アンリミテッド ウィリス」を設定し、9月4日より全国のジープ正規ディーラーにて300台限定で販売すると発表した。

ウィリス オーバーランド CJ-3Aの血統を色濃く受け継ぐ特別な1台
限定車「ラングラー アンリミテッド ウィリス）」がオマージュを捧げる「ウィリスオーバーランド」は、1941年に米軍の要請により誕生した、原野を縦横無尽に駆け巡る4輪駆動車。「ウィリスオーバーランドCJ-3A」はその機能を民生用として広め、人々に未舗装の地を駆け巡る自由な楽しみや冒険の喜びを提供したパイオニア的な存在で、前型であるCJ-2Aに対して快適性や走行性能が強化され、高いオフロード性能を維持しながら実用面でも進化を遂げる「CJ シリーズ」の礎を固めたモデルとして伝説のモデルとなっている。

今回登場した限定車「ラングラー アンリミテッド ウィリス）」は、5ドアのロングボディを持つラングラー アンリミテッド スポーツをベースに、CJ-3Aの精神を受け継ぎ、オフロード性能のさらなる進化と、タフネスを表現したエクステリアを特徴としている。

オフロード性能は、悪路で車体下部を保護するロックレールや、滑りやすい路面でタイヤの空転を抑えることで推進力を高めるアンチスピンリアディファレンシャル、ラングラーきってのハードコアモデルである「ルビコン」と共通のDana社製M220リアアクスルなどで強化。

エクステリアは、ブラック仕上げの専用フロントグリルやグロスブラックに塗装された17インチアルミホイール、「WILLYS」ボンネットデカール、4 WHEEL DRIVEリアゲートデカールが装備されるほか、JeepバッジとTrailRatedバッジはマットブラック仕上げが施されている。

装備はベース車であるラングラー アンリミテッド スポーツに準じており、LEDヘッドライトや車庫入れをサポートするParkSenseフロントリアパークアシスト、Parkviewリアバックアップカメラ、前走車との車間距離を維持するSTOP機能付アダプティブクルーズコントロールなどを装備する。

ボディカラーには、ミリタリー感を演出する限定車専用色のサージグリーンC／C（100台限定）と、ルビコン専用色であるスティンググレーC／C（200台限定）の2色を設定。限定車「ラングラー アンリミテッド ウィリス）」は車両価格（税込）は568万円で、9月4日から販売が開始される。

■ジープ ラングラー アンリミテッド ウィリス　主要諸元
●全長×全幅×全高：4870×1895×1840mm
●ホイールベース：3010mm
●車両重量：1970kg
●エンジン：V6 DOHC
●総排気量：3604cc
●最高出力：209kW（284ps）／6400rpm
●最大トルク：347Nm／4100rpm
●トランスミッション：8速AT
●駆動方式：4WD
●燃料・タンク容量：レギュラー・81L
●WLTCモード燃費：9.0km／L
●タイヤサイズ：245／75R17
●車両価格（税込）：568万円

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