今や国産でかつ新車で買える5ナンバーセダンは数えるほどだが、かつては相当数存在した。しかも個性派もかなりあり、とくにマツダ レビューはご覧の通り今思えば攻めに攻めていたのだ。しかもマツダを救った初代デミオのベースでもあり、かなりの功労者でもあるのだ。そんなマツダ レビューを令和の今改めてレビューしちゃお!!
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
マツダ6よりこっちじゃない!? 5ナンバーでサイズちょうどよすぎ!! マツダレビューを今レビューする
【画像ギャラリー】あらら内装まで丸っこいやん!! 可愛すぎるぜレビュー!! 懐かしの全貌がコレ(5枚)
■レビューいなかったら出なかった!? バカ売れ初代デミオ出生理由のまさか
丸っこいデザインは今見てもお見事!!今やすっかり見なくなったキャンバストップまであったのも◎
マツダを代表するコンパクトカーであったデミオ(現MAZDA2)は、初代モデルが空前の大ヒットとなり、その当時、経営難に陥っていたマツダの救世主となったことでも知られている。
そんな初代デミオだが、実はこの車種が存在していなかったら世に生まれていなかったかもしれない。そのモデルが1990年9月にオートザムブランド向けに投入されたレビューである。
ちなみに記事タイトルには「レビューをレビューする」とあるが、オートザム・レビューは歌と踊りを主体とした軽音劇を意味するフランス語の“Revue”が由来であり、批評を意味する“Review”ではないので念のため。
記事リンク
前の記事
どうして1台だけが!? [マツダ]が行った「不正」の全貌!!
次の記事
新型マツダ6はFRの6気筒快速セダンになるのか? [マツダ6EV]として日本でも発売か!?
【画像ギャラリー】あらら内装まで丸っこいやん!! 可愛すぎるぜレビュー!! 懐かしの全貌がコレ(5枚)
■ラインアップが特殊すぎたオートザム…レビューこそちょうどいいモデルだった
全長3800mm×全幅1655mm×全高1495mmと超絶コンパクトだった。5ナンバー上限よりかなり小さい全幅から察するに取り回しの十二分によかったはず
レビューの販売チャンネルは当時のマツダ5チャンネル体制から生まれたオートザム店であり、オートザム店は1989年にスタート。当時はオートザム店専売モデルとしてリリースされたキャロル(2代目)に代表される軽自動車か、正規輸入権を取得していたランチア車の2択という極端なラインナップとなっていた。
その極端なラインナップの間を埋めるために投入されたレビューは、大別すれば4ドアセダンにカテゴライズされるが、その実は丸みを帯びて背の高いスタイルと短いトランクを持つ2.5ボックスセダンとも呼ばれる独特なスタイルを持っていた。
背の高いスタイルは乗員をアップライトに座らせることができたため、3.8mという短い全長ながら大人4人とスーツケース2個を飲み込むトランクスペースを実現する優れたパッケージングを持っていたのだ。
また一部グレードにはルーフ部ほぼ全面がキャンバストップとなる仕様も用意されており、前から後ろへ開けることはもちろん、後ろから前にも開閉可能で、中間位置に置くこともできる遊び心溢れるものとなっていたほか、本革シートを標準装備した上級グレードも設定されていた点も面白いところ。
パワートレインはフロントに1.5L、もしくは1.3Lの直列4気筒エンジンを横置きし、前輪を駆動させるオーソドックスなもので、トランスミッションは5速MTまたは4速ATが用意されていた。
記事リンク
前の記事
どうして1台だけが!? [マツダ]が行った「不正」の全貌!!
次の記事
新型マツダ6はFRの6気筒快速セダンになるのか? [マツダ6EV]として日本でも発売か!?
【画像ギャラリー】あらら内装まで丸っこいやん!! 可愛すぎるぜレビュー!! 懐かしの全貌がコレ(5枚)
■まさかの欧州で大ヒット!! 貴重な5ナンバーセダンゆえう今ならもしや……
このようにメカニズムは飛び道具的なものを持たないレビューだったが、その優れたパッケージングを実現したプラットフォームは、初代デミオにも使用され大ヒットとなったのは冒頭にお伝えした通り。
日本ではその丸みを帯びたスタイルで女性をメインターゲットとしたこともあって爆発的なヒットまでには至らなかったレビューだが、欧州ではその実用的なパッケージングが評価されてスマッシュヒットを記録している。
なお、デビュー当初はオートザム レビューとなっていたが、1998年にオートザム店がマツダオートザム店に移行したことによって正式名称をマツダ レビューに改めている。ただ、モデルとしては大きな改良などはされずに約9年のモデルライフを全うしたのだった。
【画像ギャラリー】あらら内装まで丸っこいやん!! 可愛すぎるぜレビュー!! 懐かしの全貌がコレ(5枚)
投稿 マツダ6よりこっちじゃない!? 5ナンバーでサイズちょうどよすぎ!! マツダレビューを今レビューする は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
マツダ「“5人乗り”軽トラ!?」公開! 「4人も寝られる」全長3.7m級ボディに「驚き」の声も! 「AZ-MAXラクーンツー」登場に反響集まる
スバル新型「“すごい”4ドアセダン」公開に反響多数! 約680馬力の2リッター「水平対向4気筒ターボ」に「スゴイ技術」「走りが気になる」の声も! 漆黒の最速マシン「プロジェクト ミッドナイト」米国で登場
スズキ新型「コンパクトSUV」いつ登場? MTあり&全長4m以下の「カクカクボディ」が超カッコイイ! 注目の「“5ドア”ジムニー」導入どうなる!?
「車検のシールをガラス真ん中ではなく運転席の上に貼られました。貼り直しできますか?」質問に回答殺到!?「ダメだろ」「分かっていますか?」の声も 法律ではどう決まってる?
街に溢れる「マツダ車」の“1番人気”ってなに? 「流麗SUV」や10年続く“ロングセラーモデル”も! 爆売れの「マツダ車」トップ3とは?
「ウインカー」出す意味知ってますか? 適切なのは「直前? 3秒前? 30m前?」道交法的に正しいのはどれ? 出さない人は免許返納を!
原付二種の教習が最短2日に!それでも実際の免許取得には最低4日かかるって本当?
「左足ブレーキ」の是非を問う!…AT車普及率98%の日本なら、なおさら「踏み間違い」による事故を減らすことができます【Key’s note】
「高速料金」負担は誰の責任? 各トラック協会も分裂する「新深夜割引」の裏事情、物流ジャーナリストが物申す
トヨタ「ヴェルファイア“スポーツ”!?」発売! “走り仕様”のスポイラー×精悍「ブラックアクセント」がカッコイイ! 超高性能な「トムスパーツ」約47万円
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント