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レンジローバー スポーツ、進化した2021年モデルを発表。新世代直6ディーゼルと3種の特別仕様車を導入

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レンジローバー スポーツ、進化した2021年モデルを発表。新世代直6ディーゼルと3種の特別仕様車を導入

Range Rover Sport

レンジローバー スポーツ

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パワーと環境性能を両立した直6ディーゼル

ランドローバーは、「レンジローバー スポーツ」の2021年モデルを発表。エンジンラインナップなどを変更し、装備や仕様をアップデート。究極のラグジュアリーパフォーマンスSUVとしての魅力を大幅に高めて登場した。

新たにパワフルな3.0リッター直列6気筒ディーゼル「D350」と「D300」を搭載。さらにラインナップに「HSEシルバー・エディション(HSE Silver Edition)」「HSEダイナミックブラック・エディション(HSE Dynamic Black Edition)」「SVRカーボン・エディション(SVR Carbon Edition)」といった、特別仕様が加わった。

D350とD300は、ランドローバーが誇る直列6気筒INGENIUMディーゼルエンジンの最新世代となる。レンジローバースポーツ初の48Vマイルドハイブリッド(MHEV)を搭載し、厳しい新NOx排出基準「RDE2 (Real Driving Emissions stage 2) 」の認証を獲得。最高出力はD300が300ps(221kW)、D350が350ps(258kW)で、従来のV6とV8ディーゼルに代わり搭載される。

鮮やかな色調の8種類のニューカラーを追加

艶やかな色調とサテン仕上げを特徴とする「SVプレミアムパレット」ボディカラーに、「トルマリンブラウン」「アメジストグレーパープル」「ペトロリックスブルー」を含む8色のニューカラーが追加された。インテリアもディテールに変更を受けており、最新インフォテインメントシステム「Touch Pro Duo」が採用されている。

ランドローバーのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、ジェリー・マクガバンは今回の変更について以下のようにコメントした。

「レンジローバー スポーツは、主張の強いパワフルなデザインでパフォーマンスを表現したユニークなモデルです。その洗練されたエクステリアは、レンジローバーファミリーのモダンさを表現しています。一連のユニークなオーセンティックなタッチが、スポーツ性を際立たせていると言えるでしょう」

内外装をアップグレードした3つの特別仕様車

レンジローバースポーツの魅力は、その洗練されたデザイン、オールラウンドなパフォーマンス、そして豪華なインテリアにある。今回は魅力をさらに高める特別仕様車を導入した。

「HSEシルバー・エディション」は、HSEをベースに洗練されたシャドウアトラスのエクステリアトリム仕上げ、プライバシーガラス、21インチのグロスブラック&コントラスト・ダイヤモンド仕上げアロイホイールなどを標準装備する。

新色のランタオ・ブロンズ、ハクバ・シルバーを含む7種類のエクステリアカラー・オプションと、2種類のインテリア・オプションを用意。固定式パノラミックルーフ、フロント・センターコンソール・クーラーコンパートメント、メリディアン・サラウンドサウンド・システムなども装備する。パワートレインは「D300」ディーゼルと「P400e」PHEVから選ぶことができる。

「HSEダイナミックブラック・エディション」は、サントリーニ・ブラックかカルパチアン・グレーのコントラストルーフを採用。固定式パノラミックルーフ、エボニー・プレミアム・ヘッドライニング、メリディアン・サラウンドサウンド・システムが標準装備されている。

「SVRカーボン・エディション」は、最高出力575psを発揮する5.0リッターV型8気筒スーパーチャージャーを搭載するフラッグシップモデルに、カーボンファイバー製パーツを装備した特別仕様となる。

ボンネットセンターセクション、フロントバンパー・インサートサラウンド、メイングリル、ベントサラウンドなどにネイキッド・カーボンファイバー製パーツを採用。さらに、カーボンファイバー製インテリアトリムフィニッシャー、エクスクルーシブSVRカーボンエディション・トレッドプレート、カーボンファイバー製エンジンカバー、22インチ・グロスブラック・アロイホイールなどを装備している。

V8のパフォーマンスと高燃費を実現したD350ユニット

エンジンラインナップは、既存のパワフルで洗練されたガソリンエンジンに加えて、高効率を誇る最新の3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼルエンジンが登場。この最新クリーンディーゼルに、レスポンスと燃費を向上させる48Vマイルドハイブリッド(MHEV)システムが組み合わされた結果、前述のRDE2基準に加えて「ユーロ6d NORM」規制もクリアしている。

最高出力350ps(258kW)・最大トルク700Nmを発揮する「D350」は、0-60mph加速6.5秒(0-100km/h加速6.9秒)を実現。D350のCO2排出量はわずか237g/kmで、従来のV8ディーゼルと変わらないパフォーマンスと高い環境性能を両立した。

走行性能に関しては、ランドローバー が誇る先進的な4WD、軽量アルミニウム構造、そして洗練されたエアサスペンションが常に路面状況に適応。ドライバーへとフィードバックを提供すると同時に、安定した走行状態をキープする。

最大41kmの電動走行が可能なPHEVモデル

プラグインハイブリッドEV(PHEV)の「P400e」は、ラインナップで最も好燃費のモデルとなり、フル電動モードでは最大25マイル(41km)まで走行することができる。

300psを発揮する2.0リッター直列4気筒INGENIUMガソリンユニットに105kWの電気モーターを組み合わせることで、最高システム出力404ps(297kW)を発揮。PHEVパワートレインにより、0-60mph加速は5.9秒(0-100km/h加速6.3秒)という俊足を誇る。

標準装備される充電ケーブル「モード3ケーブル」により、これまでの「モード2ケーブル」で7.5時間かかっていた充電時間が、公共の充電ポイントからでも3時間以内でのフル充電を可能にしている。

室内をクリーンに保つエアイオナイゼーション・システム

2021年モデルから、コネクティビティとセキュリティ機能も強化。Apple CarPlayとAndroid Autoが全モデルに標準装備された。最大8基までの4G Wi-Fi接続が可能となっており、ドライバーとパッセンジャーは乗車中も常にネット環境を利用することができる。

インテリアには「キャビン・エアイオナイゼーション・システム」を搭載。PM2.5フィルターを採用したことで、室内を常にクリーンな環境に保つことができるようになった。このシステムは、タッチスクリーンのインフォテインメント内にある「ピュリファイ(Purify)」ボタンを操作することで、微細なホコリやアレルゲンを除去。悪臭を中和し、穏やかでリラックスした洗練された健康的な室内環境が提供される。

【2021年モデル エンジンラインナップ】

ディーゼルエンジン

D300:3.0リッター直6 MHEV 最高出力300ps(221kW)・最大トルク650Nm
D350:3.0リッター直6 MHEV 最高出力350ps(258kW)・最大トルク700Nm

ガソリンエンジン

P300:2.0リッター直4 最高出力300ps(221kW)・最大トルク400Nm
P400:3.0リッター直6 最高出力400ps(294kW)・最大トルク550Nm
P400e:2.0リッター直4 PHEV 最高出力404ps(297kW)・最大トルク640Nm
P525:5.0リッターV8 スーパーチャージャー 最高出力525ps(386kW)・最大トルク625Nm
P575:5.0リッターV8 スーパーチャージャー 最高出力575ps(423kW)・最大トルク700Nm

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みんなのコメント

1件
  • マイナーチェンジでいろいろ手を入れてますがさすがにちょっと古くなってきましたね。フルモデルチェンジは通常のレンジの後だとするともう少し引っ張るのかな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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