大人気のコンパクトSUVライズ。ダイハツロッキーの兄弟車になるが、そのサイズ感と実用性のある作りこみが人気の秘訣。中古車で狙うならライズはどのグレードがいいのか解説します。
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ
ライズの中古車は160万円で狙え!! あえての初期型がねらい目……実用性満点SUVは中古で即納がアツい
■ライズはロッキーの4倍の個体数
走りにこだわる人向けではないがしっかりした足回りでプアな感じはあまりない
ライズはダイハツが生産するロッキーの兄弟車になるが、中古車市場ではライズがロッキーの4倍ほどの掲載数を誇る。これは販売台数の影響もあるが、基本的には相場に差はないので好きなグレードや条件はライズのほうが見つけやすい。
そんなライズのねらい目グレードはどこになるだろうか。当然年式が古いほうが安いのだが、そうはいっても登場が2019年11月だから初期型でも3年ちょっとしか経っておらずコンディションの心配はあまり要らない。
2021年に従来の1Lエンジンから1.2Lへの変更、さらに1.2Lハイブリッドモデルが追加されるなど動力性能のアップが図られた。被害軽減ブレーキも歩行者検知になるなど2021年式が大きなターニングポイントになっている。
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■あえて狙うは最初期型の19-20年式
ハイブリッドモデル、ベースグレードの1.2L化など2021年モデルの進化は大きいが……
2021年の改良でパワーユニットのみならず、夜間の歩行者検知などの安全支援機能がアップデートされているのも大きな変化だった。ただ中古車で狙うのであれば2020年式までが現段階ではオススメ。
と、言うのも2020年式は改良時期直前だったこともあり、駆け込み需要での登録台数が増えたとみられる中古車が多い。さらに初期の2019年式との相場もほぼ差がないことから2020年式がオススメになっている。
グレードはX、G、Zの設定がある。Xは16インチスチールホイール、Gは16インチアルミホイール、Zが17インチアルミホイールが外観上の大きな差だ。当然ながらZはシーケンシャルウィンカーなども備わるが、こだわりが強ければZを買うのが満足感が高い。
コンパクトSUVとしては破格のライズ。中古だともっとお買い得
ただ日常のアシということであればXが安価になる。バランスのとれたGもいいが、そこはお財布との相談といったところか。走行距離などで一概に比較はできないが10万円も差がないこともあるので、浮いた予算をカスタマイズに回すなども賢明な判断かもしれない。
大人気ライズだが新車で納期は3-4カ月と短め。それでも急ぐなら中古車ライズがバッチリだ。
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