現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ新型「シエンタ」発売! 約199万円から“小型ミニバン”何が変わった? どんなユーザーが買う? 購入の決め手はなに?

ここから本文です

トヨタ新型「シエンタ」発売! 約199万円から“小型ミニバン”何が変わった? どんなユーザーが買う? 購入の決め手はなに?

掲載 38
トヨタ新型「シエンタ」発売! 約199万円から“小型ミニバン”何が変わった? どんなユーザーが買う? 購入の決め手はなに?

■新型シエンタ何が変わった?

 トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」が、2024年5月20日に一部改良した新型モデルを発表しました。
 
 どのような変更があり、どんなユーザーが購入を検討するのでしょうか。

【画像】超カッコイイ! これが新しい「シエンタ」です! 画像で見る(27枚)

 トヨタが日本で展開するミニバンラインナップには、コンパクトなシエンタをはじめ、ミドルサイズのノア/ヴォクシー、ラージサイズのアルファード/ヴェルファイア、グランエース、ハイエースワゴンがあります。

 その中で、最もコンパクトなシエンタの現行となる3代目は、2022年8月に登場し、「シカクマル」をコンセプトにしたエクステリアデザインは、よりユーザーから親しまれやすいものとなりました。

 3代目シエンタのボディサイズは、全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mmで、全長や全幅は先代と同様ながら、最小回転半径は約5mと取り回しがしやすい設計となっています。

 さらに居住空間は先代モデルと比較しても拡大しており、とくに2列目シートではヘッドクリアランスが先代比+25mm、前席との距離が先代比+80mmとなったことで、使い勝手がよくなり車中泊もしやすくなりました。

 インテリアも水平基調でウエストラインが下げられたこともあって、開放感に優れるだけでなく視認性も高まり、取り回しがしやすくなっています。
 
 ほかにも先代同様、4WDやハイブリッドモデル、2列シートの5人乗り/3列シートの7人乗りなど、選択肢の多さも魅力です。

 もちろん予防安全パッケージである「Toyota Safety Sense」は全車標準装備で、駐車を支援する高度駐車支援システムである「アドバンスト パーク」も一部グレードに設定されています。

 そんな現行モデルの3代目シエンタですが、今回の改良ではボディカラーの拡充が行われました。

 エクステリアではZ、G、Xグレードにプラチナホワイトパールマイカを追加し、Z、Gグレードにダークグレー×アーバンカーキが追加されました。

 また、これまで好評だったメーカーオプションを、設定グレードに標準装備されます。

 Z,Gグレードにパノラミックビューモニターのほか、Zグレードに10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus、さらにXグレードにはスマートエントリーが標準化されました。

 その他ではZ,Gグレードに専用アプリをスマートフォンにインストールする事で車両のキーとして使用可能なデジタルキーに対応、Z、G、Xグレードのハイブリッド車には外部給電アタッチメントが新たにメーカーオプションとして設定されました。

 また、トヨタ車初となるルーフパネルに2種類の照明とナノイーXを搭載したシーリングライトを販売店装着オプションとして設定されました。

 そんなシエンタですが、どのようなユーザーが興味を示しているのでしょうか。関東圏の販売店担当者は次のように話します。

「お買い求めになるお客様はやはり広々と空間を使うことができるため、アウトドアが好きな人や家族層が多いと思います。

 家族や友人などと大人数で乗ることが多い人が7人乗りで、手が塞がっていてもドアを開けることができるハンズフリーデュアルパワースライドドアなどの便利な機能が搭載されているZグレードをよくご購入されてます」

 中部圏の販売担当者は「3代目は先代よりも乗り心地が格段に向上しています。それもあり、先代から乗り換えたファミリーのお客様からは『子供が後ろの席で酔わなくなった』という声も頂いています。そのほか価格帯や装備などが比較的に手が届きやすいというのが購入の決め手となるようです」と話していました。

 また関西圏の販売担当者は次のように話します。

「7人乗りのシエンタは、3列あるシートのうち運転席と助手席のシートを除く後ろ2列を倒すことができ、ファミリー層やアウトドアをする人から選ばれます。

 テントや子供の自転車など、様々なものを多く積み込むことができ、汎用性が高いため幅広い用途での使用を考える人に人気です。

 さらに新オプションの外部給電アタッチメントでは、外でも電子レンジやスマホの充電程度スマホの充電などで使うことができるので、アウトドア利用を考える人に人気のオプションです」

※ ※ ※

 シエンタは今回の一部改良に伴い、価格は199万5200円から323万4600円(すべて税込)となっています。

 なおシエンタ最大のライバルとなるホンダ「フリード」はまもなくフルモデルチェンジを迎えます。

 今後どのように比較されていくのか、ユーザーの動向にも注目です。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
くるまのニュース
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
AUTOCAR JAPAN
「柏の杜オークション」会場で「パラモトライダー体験走行会」開催! 参加者だけでなくボランティア活動にも興味を持ってもらえた1日でした
「柏の杜オークション」会場で「パラモトライダー体験走行会」開催! 参加者だけでなくボランティア活動にも興味を持ってもらえた1日でした
Auto Messe Web
WRCラリージャパンで発生した“一般車両コース侵入事件”、FIAは「非常に深刻な問題」として調査へ。来季大会にも暗雲
WRCラリージャパンで発生した“一般車両コース侵入事件”、FIAは「非常に深刻な問題」として調査へ。来季大会にも暗雲
motorsport.com 日本版
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
motorsport.com 日本版
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
AUTOCAR JAPAN
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
AUTOSPORT web
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
Auto Messe Web
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
AUTOSPORT web
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
くるまのニュース
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
VAGUE
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
WEB CARTOP
いよいよラリージャパン最終日。勝田貴元の“全開プッシュ”は見られるか?「難しい1年を支えてくれたチームのために仕事をしたい」
いよいよラリージャパン最終日。勝田貴元の“全開プッシュ”は見られるか?「難しい1年を支えてくれたチームのために仕事をしたい」
motorsport.com 日本版
伝説のジャガーXJSが現代に蘇る、660馬力V12スーパーチャージャー搭載『スーパーキャット』誕生
伝説のジャガーXJSが現代に蘇る、660馬力V12スーパーチャージャー搭載『スーパーキャット』誕生
レスポンス
ヒョンデのタナクが総合首位をキープ。トヨタのエバンスとオジェが続く……勝田貴元5番手|WRCラリージャパンDAY3午後
ヒョンデのタナクが総合首位をキープ。トヨタのエバンスとオジェが続く……勝田貴元5番手|WRCラリージャパンDAY3午後
motorsport.com 日本版
岩佐歩夢の気になる去就。「F1に向いているハイブリッド思考」担当の小池エンジニアが話すローソンとの比較
岩佐歩夢の気になる去就。「F1に向いているハイブリッド思考」担当の小池エンジニアが話すローソンとの比較
AUTOSPORT web
F1ラスベガスGP FP2:好調メルセデスのハミルトンが最速。角田は初日10番手、アルピーヌやハースもトップ10入り
F1ラスベガスGP FP2:好調メルセデスのハミルトンが最速。角田は初日10番手、アルピーヌやハースもトップ10入り
AUTOSPORT web
レクサス「FRスポーツカー」がスゴイ! 5リッター「V8」&4.7m級の“美しすぎる”「流麗ボディ」採用! 豪華内装もイイ「LC」とは
レクサス「FRスポーツカー」がスゴイ! 5リッター「V8」&4.7m級の“美しすぎる”「流麗ボディ」採用! 豪華内装もイイ「LC」とは
くるまのニュース

みんなのコメント

38件
  • ********
    乗りやすいし安いし、3列目も収納できHVも非常給電が付いてる。
    コスパ良いと思う。
  • kan********
    総額は220万でした。自動運転のみ感動。下取り15年落ちエスティマの方が良い。車格なり。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

199.5323.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.0373.6万円

中古車を検索
シエンタの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

199.5323.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.0373.6万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村