現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > マクラーレン 570GTは、その名のとおりグランドツーリングカー的な個性を持っていた【スーパーカークロニクル/099】

ここから本文です

マクラーレン 570GTは、その名のとおりグランドツーリングカー的な個性を持っていた【スーパーカークロニクル/099】

掲載
マクラーレン 570GTは、その名のとおりグランドツーリングカー的な個性を持っていた【スーパーカークロニクル/099】

1970年代の後半に大ブームが起き、今もなお人々を魅了してやまないスーパーカーたち。そんな懐かしいモデルから現代のハイパースポーツまでを紹介していく、スーパーカークロニクル。今回は、マクラーレン 570GTだ。

マクラーレン 570GT(McLAREN 570GT:2016~2020)
マクラーレン オートモーティブは、そのスーパースポーツカーのラインアップを、3つのシリーズで展開する。究極の「アルティメットシリーズ」、中核モデルの「スーパーシリーズ」、そしてエントリーモデルの「スポーツシリーズ」だ。まずスポーツシリーズの570Sが2015年のニューヨーク モーターショーで登場。続く上海モーターショーでは、スポーツシリーズの第2弾として540Cが発表された。そして、2016年のジュネーブ モーターショーで、マクラーレンはスポーツシリーズの第3弾として「570GT」をワールドプレミアさせた。570Sがベースだが、車名が示すようにグランドツーリングカー的な性格が与えられたモデルだ。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

全長は540Cや570Sと変わらないが、リアセクションをファストバックスタイルにしてガラスハッチを備え、ツーリングデッキと呼ばれるラゲッジスペースを設けているのが特徴だ。ガラスハッチは使い勝手を考えて右ヒンジで横に開くようになっている。また車両重量は570Sより40kg近く増している。ラゲッジスペースとなるツーリングデッキ部分はエンジンの上になる(したがって普段はエンジン本体を見ることはできない)ので容量はあまり大きくはないが、それでも220Lのスペースがあり、フロントトランクの150Lと合わせれば、2人の小旅行くらいの荷物なら問題なく積むことができる。

また570Sと比べて、ステアリングのレシオをマイルドにしたり、サスペンションのセッティングも若干乗り心地重視に改められている。とはいえ、3.8LのV8 DOHCツインターボエンジンの最高出力は570ps、最大トルクは600Nmというパワースペックを持ち、最高速は328km/h、0→100km/h加速は3.4秒というパフォーマンスを発揮する。

GTといえども、マクラーレンのスポーツカーとしての基本的資質は変わらない。このスピリットは、のちにラインアップされるグランドツアラー モデルにも引き継がれていく。フロントまわりは570Sとあまり変わらず、ボディサイズもほぼ同じだが、グラスルーフを装備している。

マクラーレン 570GT 主要諸元


●全長×全幅×全高:4530×2095×1201mm
●ホイールベース:2670mm
●車両重量:1350kg
●エンジン種類:90度V8 DOHCツインターボ
●総排気量:3799cc
●最高出力:570ps/7500rpm
●最大トルク:600Nm/5000ー6500rpm
●燃料・タンク容量:無鉛プレミアム・72L
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:縦置きミッドシップRWD
●タイヤサイズ:前225/35ZR19、後285/35ZR19

[ アルバム : マクラーレン 570GT はオリジナルサイトでご覧ください ]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【スポーティグレード追加】ノート・オーラに「オーテック・スポーツ・スペック」 走りをチューン
【スポーティグレード追加】ノート・オーラに「オーテック・スポーツ・スペック」 走りをチューン
AUTOCAR JAPAN
疲労を軽減する「インテリシート」オペルが開発、新型SUV2車種に採用へ
疲労を軽減する「インテリシート」オペルが開発、新型SUV2車種に採用へ
レスポンス
ヤマハの電動アシスト自転車『PAS』、2025年モデル「11車種の特徴と違い」を比較チェック!
ヤマハの電動アシスト自転車『PAS』、2025年モデル「11車種の特徴と違い」を比較チェック!
レスポンス
BYD、佐賀県初の正規ディーラーをオープン
BYD、佐賀県初の正規ディーラーをオープン
レスポンス
どんな由来があるのか知ってる? バイクにまつわる専門用語
どんな由来があるのか知ってる? バイクにまつわる専門用語
バイクのニュース
モデリスタやば!! 新型アルファード専用エアロが鬼カッコいい件
モデリスタやば!! 新型アルファード専用エアロが鬼カッコいい件
ベストカーWeb
車のナンバー 謎の「2784」どんな意味? 読めたら「天才」! まるでパズルのような難解「語呂合わせナンバー」に込められた思いとは
車のナンバー 謎の「2784」どんな意味? 読めたら「天才」! まるでパズルのような難解「語呂合わせナンバー」に込められた思いとは
くるまのニュース
ホンダ青山ビル、建て替えで2025年5月に業務終了 新本社は2030年完成予定
ホンダ青山ビル、建て替えで2025年5月に業務終了 新本社は2030年完成予定
日刊自動車新聞
【TAS2025】スズキ 「SUZUKI BOOST GARAGE」をテーマに参考出品を含め7台を展示
【TAS2025】スズキ 「SUZUKI BOOST GARAGE」をテーマに参考出品を含め7台を展示
Auto Prove
トヨタ『MIRAI』が動力源の水素キッチンカー、汐留クリスマスマーケットに出店へ…12月21-22日
トヨタ『MIRAI』が動力源の水素キッチンカー、汐留クリスマスマーケットに出店へ…12月21-22日
レスポンス
ついに1000万円超えた、トヨタ『アルファード』『ヴェルファイア』に初のPHEV…510万円からの入門車も
ついに1000万円超えた、トヨタ『アルファード』『ヴェルファイア』に初のPHEV…510万円からの入門車も
レスポンス
とうとう1000万円超え!! 新型アルファード/ヴェルファイアが衝撃の姿に
とうとう1000万円超え!! 新型アルファード/ヴェルファイアが衝撃の姿に
ベストカーWeb
ホンダ新型「プレリュード」2025年登場へ! 新ハイブリッド搭載? 迫力エアロ仕様もあり!? 24年ぶり復活の「スペシャリティクーペ」どんなクルマになるのか
ホンダ新型「プレリュード」2025年登場へ! 新ハイブリッド搭載? 迫力エアロ仕様もあり!? 24年ぶり復活の「スペシャリティクーペ」どんなクルマになるのか
くるまのニュース
カワサキ「シェルパ」延期していた発売日が12月25日に決定
カワサキ「シェルパ」延期していた発売日が12月25日に決定
レスポンス
イギリスのマイナーメーカー「ヴォグゾール」の工場閉鎖で大騒ぎ! ムリなEV化の流れが生む社会不安
イギリスのマイナーメーカー「ヴォグゾール」の工場閉鎖で大騒ぎ! ムリなEV化の流れが生む社会不安
WEB CARTOP
【ホンダレーシング2024 シーズンフィナーレ・レポート】 日頃の応援に感謝を込めて、トップライダーがウェルカムプラザ青山に集結!
【ホンダレーシング2024 シーズンフィナーレ・レポート】 日頃の応援に感謝を込めて、トップライダーがウェルカムプラザ青山に集結!
モーサイ
【ニューモデル速報】新型「BMW M3」はM部門初のEVモデルになる可能性がある でもご心配なく 内燃機関モデルも併行して投入されます!
【ニューモデル速報】新型「BMW M3」はM部門初のEVモデルになる可能性がある でもご心配なく 内燃機関モデルも併行して投入されます!
AutoBild Japan
トヨタ『エスティマ』復活最新スクープ!…生まれ変わった天才タマゴに採用される技術とは
トヨタ『エスティマ』復活最新スクープ!…生まれ変わった天才タマゴに採用される技術とは
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2752.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1388.01845.0万円

中古車を検索
570GTの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2752.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1388.01845.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村