いすゞ 巨匠のオファーに応え、79年発表の名車披露 オートモビルカウンシル2025

モーターショー [2025.03.11 UP]


いすゞ 巨匠のオファーに応え、79年発表の名車披露 オートモビルカウンシル2025
　いすゞは3月10日、4月11日～13日に開催される「AUTOMOBILE COUNCIL 2025（オートモビル カウンシル 2025、幕張メッセ）」に、1979年発表の「アッソ・ディ・フィオーリ」を出品すると発表した。

　いすゞによる同イベントへの出品は、今回が初めて。

Comments

[fxnhe501]

80年代の後半に、イタルデザインはロータスのためにエトナというコンセプトカーを製作している(後半分のデザインが異なる別案もイタルデザイン名義で発表していたはず)。エスプリの後継車として、新規設計のV8とともに市販されるはずだったが、実現しなかった。そのV8は後にエスプリに載ったV8とは別物らしい。

僕にはそのエトナこそが、このアッソ・デ・フィオーリの進化版に見える。エトナの計画をボツにしたのはGMだそうだが、ジャガーFタイプとして開発された車がアストンマーティンからDB7として発売されてヒットしたように、いすゞの車として世に出る可能性もあったんじゃないかと夢想してしまう。折しも当時のいすゞは大排気量のV8とかを作りたがっていたわけで。少なくとも、富士重のSVXやコンセプトカーのCOMOよりはずっと「らしい」車である。