F1イタリアGPの初日、RBの角田裕毅はFP1を13番手、FP2を16番手で終えた。これについて角田がコメントを寄せ、「難しい1日になった」と語った。
超高速サーキットであるモンツァを舞台に始まったF1イタリアGP。路面や縁石が改修されたこともあり、未知数の部分が多い中、各チームが走行を開始した。
そんな中で角田は、FP1で13番手とまずまずのスタートを切った。しかしFP2では、アタックラップに入ったところでハースのケビン・マグヌッセンがクラッシュしたことで赤旗中断。ソフトタイヤの”一番いいところ”を使えず、16番手で終えることになった。
「僕たちにとっては難しい1日になりました」
角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「まだ理解すべきことがたくさんあると思います。コースにはいくつか変更がありました。路面が再舗装されたおかげでスムーズになり、ドライブしやすい感じがしました。縁石が変更されたことで、今までよりも少しアグレッシブに走ることができるようになりました」
「でも、まだ初日です。エンジニアは夜通しデータをチェックしてくれると思います。そして、明日に向けて改善の余地が見つかるといいなと思っています」
レーシングディレクターのアラン・パルメインも、土曜日に向けて改善の余地があると考えている。
「我々にとってはまずまずの1日だった」
パルメインはそうコメントした。
「ユウキに関しては、我々はマシンのセットアップでミスを犯してしまったため、良いFP2を過ごすことができなかった。その点については、彼に謝罪しなければいけない」
「ミディアムでの走行は妥協を強いられ、セットアップが正しく修正された後には、赤旗が出たためソフトタイヤで良いタイムを計測できなかった」
「彼のマシンはオーバーステアが強すぎるので、FP3に向けてその点を夜通し改善するつもりだ」
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