この記事をまとめると
■ヒストリックカーを手っ取り早く入手するならネットオークションが役に立つ
まだ乗ってる人が沢山いるのになんでパーツを作らない? 旧車乗りが常に「パーツ不足」に苦しむワケ
■海外のオークションで入手した場合は落札額のほかに輸入するためのコストも必要
■イベントでオーナーやファクトリーと仲よくなりほしいマシンを狙うというのが最善策
ヒストリックカーはどこで売ってるのか?
空気が冷え込んでくると、ヒストリックカーは調子がよくなるせいかあちこちでイベントが開かれるようです。サーキットイベントなどで懐かしい快音を耳にすれば、クルマ好きなら誰しもときめくもの。なかにはときめきが高ぶって「オレもヒストリックカー走らせたい!」と鼻息を荒くする方もいるはずです。
が、いざヒストリックカーやヒストリックなレーシングカーを買おうと思ったらどうしたらいいのか。中古車サイトにホイホイ載っているわけでもないし、オーナーの方々はどこからゲットしたのでしょう。
やはり、手っ取り早いのはネットオークションで探すことかもしれません。ただし、一般的なオークションサイトではなく、できればクルマ専門、ヒストリックカーにも造詣の深いサイトが理想的。少なくとも「本物か偽物か」なんてトラブルは減りますからね。となると、国内では難しくて、RMサザビーズなど海外の専門業者に頼らざるを得ないでしょう。
RMサザビーズを例にとると、ことヒストリックレーサーだけを眺めても膨大な出品数に驚かされるはず。また、下は数万円の鉄くずから、上は数十億のレジェンドレーサーまで千差万別。これならほしいモデルも見つかるはず!
ですが、オークションだけに競合が、それこそ世界中にいることお忘れなく。いうまでもなく、希望金額で手に入ったらラッキーであり、たいていは高い買い物になるのが普通でしょう。
仮に、ほしいマシンを落札できたとしても、今度は海外から輸入するという手間がかかることも見逃せません。代行業者もいないではありませんが、さらにコストもかかるわけですからそれなりの覚悟が必要かと。
人脈を築くのが購入も購入後も安心な旧車ライフの最善策
一方、クルマ専門でなくとも、国内のオークションサイトだってまったく使えないわけでもないでしょう。たとえば、ヒストリックレーサーのレアなパーツを扱っている出品者などはフォローしておくべき。パーツの入手ルートをもっているとしたら、実車だって脈がないわけではありません。
ただし、こちらの方法は「根気強く」というキーワードがついてまわるもの。手っ取り早くブイブイ吹かせたい方には向いていないのです。
そこまで気が短いと、ヒストリックカーのオーナーに「そのクルマ、よかったら譲っていただけませんか」と直撃しちゃうかもしれませんが、これまたハードルも高いしトラブルのもと。この場合は、「失礼ですがどちらで手に入れたのですか」が正しいアプローチかと。すると、相手がよほどの偏屈でない限り、入手先を教えてくれるはず。
あるいは、そのヒストリックレーサーをパドックでメンテナンスしているファクトリーに近づくのもあり寄りのアリ。ひょっとしたら「もう1台、似たようなクルマをもってるよ」とか「お客さんで、もう乗らなくなったマシンあるから、聞いてあげようか」などとトントン拍子だって期待できるかもしれません。
いずれにしろ、ヒストリックレーサーのような特殊なクルマの場合はウェブサイトのネットワークよりも、ヒトとヒトをつなぐネットワークのほうがスムース、かつ確実・安心だといえるでしょう。
ヒトとつながる、というアイディアであれば、昔ながらのブローカーに頼るのも一興ではないでしょうか。店舗をもたない販売業として、クルマの世界では古くからお馴染みかと。彼らは驚くべき顔の広さと、コンピュータ並の記憶力、そして人懐っこさでもって商売をしているわけで、誰も知らない秘蔵のコレクションだって場合によっては売ったり買ったり役に立っているのです。
こうした腕っこきの一流ブローカーでなくとも、知り合いになっておけば「1973年の911S、どっかに転がってない?」とか「ノンレースのMCSグッピー、無理かもだけどある?」なんてマニアックな望みに応えてくれる場合だってなきにしもあらず。もっとも、いまとなってはブローカーそのものが絶滅危惧種ですから、知り合うことすら難しいというのが現実かと。
やはり、イベントでオーナーやファクトリーと仲よくなって、なんちゃってブローカーみたいに愛想よく付き合いながら、ほしいマシンを虎視眈々と狙う、というのが最善策かもしれません。
いずれにしろ、そこらのショップで手に入らないものだけに、満足度はプライスレス! 買うまでも、そして買ってからもヒストリックカーの醍醐味が大いに味わえること請け合いです。
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みんなのコメント
変な車を掴んで、文句言う生活になりますよ。
メカを含む汎ゆる情報を得て、プロと対等に話をしながら探しましょう。
旧車は何らかの欠点が有るのがフツーで、それに文句言う人は整備してくれる工場が無くなります。