■「カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した「レヴォーグ」 購入費用は?
2014年に誕生したスバル「レヴォーグ」は、先代にあたる「レガシィツーリングワゴン」のDNAを受け継ぎ、日本人が運転しやすいサイズに収めたステーションワゴンです。
スバル「レヴォーグ」は普通の国産車と全然違う! 乗ってわかった3つの驚き
もちろんデビューにあたっては総合性能も向上しており、「より速く」「より快適に」「より遠くに」「より安全に」を追求した一台として開発されました。
2020年には2代目も発売され、その年の優秀なクルマに贈られる「2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれています。
そんなレヴォーグを購入するには、どのくらいの費用が必要なのでしょうか。
今回はベースとして、2021年の年次改良で追加された2.4リッターターボエンジンを搭載するレヴォーグの最上級グレードの「STI Sport R EX」(価格477万4000円)を選び、スバルの公式サイトで見積もりをおこないます。
ボディカラーは、スバルを象徴する色ともいえる「WRブルー・パール」を選択します。
インテリアカラーは、深みのある「ボルドー/ブラック」で統一。販売店でも購入を勧められることが多いフロアマットは、STI仕様(3万6740円)とします。
EXグレードは運転支援システム「アイサイト」はもちろん、さらに高度な運転支援を可能とする「アイサイトX」が標準装備となるためカーナビ機能も備わっていますが、ETC車載器はないため、「ETC2.0車載器キット」(3万2780円)を追加します。
ここまでの車両本体とオプションの合計は、484万3520円です。
しかしこれで全部ではありません。新車購入時には、税金や保険料、登録手続きの諸費用がかかります。
2021年12月の登録だと、自動車税種別割1万800円、自動車税環境性能割11万7100円、自動車重量税4万9200円、自賠責保険2万7770円となります。諸費用は5万3660円です。
前述の484万3520円にプラスすると、レヴォーグSTI Sport R EXグレードの購入に要する金額は、510万2050円になる見込みです。
■約510万円のレヴォーグ! 余裕をもって買える年収は?
では、そんなレヴォーグを余裕をもって購入するには、どのくらいの年収が求められるのでしょうか。
一般的にクルマの購入予算は、年収の50%ほどにすると良いといいますが、その基準に当てはめるとレヴォーグの購入には約1020万円の年収が必要になります。
年収1000万円以上となると高収入といえますが、一方で、これに届かなくてもレヴォーグを購入できる方法として2つが挙げられます。
1つ目はローンを利用して分割で支払いを進めることです。公式サイトに提示されている実質年率3.9%・頭金は最低額50円のプランだと、月々の支払い額は36回で15万400円、60回で9万3700円となります。
手取り月収の20%をクルマの支払いに充てる場合、36回払いだと75万2000円、60回払いだと46万8500円が月収のボーダラインとなりそうです。
年収で考えると、36回払いの人は約920万円、60回払いの人は約580万円の年収があれば、レヴォーグの最上級グレード購入に手が届くといえます。
2つ目は、残価設定型ローンの利用が挙げられます。残価設定型ローンは走行距離やカスタムなどの制限があるものの、月々の出費は比較的少なく抑えることが可能です。
ローンと同様に実質年率3.9%・頭金は最低額50円のプランで想定すると、月々の支払い額は、3年契約で9万2100円、5年契約で6万8300円です。
手取り月収の20%を支払いに充てるとすると、月収の目安は、3年契約が46万500円、5年契約が31万1500円となります。
さらに年収では、3年契約で約550万円、5年契約で約390万円あれば、余裕をもってレヴォーグのSTI Sport R EXグレードを購入できます。
※ ※ ※
レヴォーグはスバルを支える基幹車種です。日本自動車販売協会連合会が公表するデータによると、レヴォーグは2021年上半期(1~6月)の販売台数が1万7564台で全体の23位にランクインしており、スバルの登録車のなかでは首位の売り上げを誇ります。
今後、スバルを牽引する一台として、どのように売り上げが変化していくか注目です。
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みんなのコメント
1.8リットルターボなら最上級グレードでオプション付けて諸経費入れても400万円代で買えます(400後半にはなりますが)。
一番安いグレードでも同じエンジン、同じシャシー、同じ基本安全装置(高速道路で使う機能なし)がついていますが、それなら車体価格が310万円です。
レヴォーグオーナーからのコメントです。