現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > レクサス唯一のワゴン「CT200h」生産終了! 「奥様が気に入る1台」がなくなる!? 次期型は「EV」で登場か

ここから本文です

レクサス唯一のワゴン「CT200h」生産終了! 「奥様が気に入る1台」がなくなる!? 次期型は「EV」で登場か

掲載 更新 20
レクサス唯一のワゴン「CT200h」生産終了! 「奥様が気に入る1台」がなくなる!? 次期型は「EV」で登場か

■2022年10月でレクサス「CT200h」が生産終了へ

 2022年3月3日、レクサスは2011年から発売しているハッチバック「CT200h」を2022年10月で生産終了することを明らかにしました。
 
 レクサスのエントリーモデルとも位置付けられるCTですが、どのようなクルマだったのでしょうか。

【画像】次期型CTどうなる? チラ見せされた謎のハッチバックや最後の「CT」を見る!(38枚)

 2011年1月12日にハイブリッド専用車として発売されたCT200h。

 当初のコンセプトとして、「躍動感あふれる俊敏な走りと先進の環境性能に、ダイナミックでスポーティなスタイルを兼ね備えた「乗って走って楽しい」時間と空間を提供するレクサスの新たな時代を切り拓くクルマを目指して開発した5ドアハッチバック車である」と説明されていました。

 CT200hのボディサイズは全長4355mm×全幅1765mm×全高1450mmとなり、レクサス唯一のハッチバックというのが特徴です。

 エクステリアは、低い車高、ロングルーフ、低重心な佇まい、ショルダーやタイヤの張り出し感を強調した造形などにより、空力性能、居住性を確保しつつ、走りを感じさせるシルエットを実現。

 インテリアは、横方向への広がりを感じるインストルメントパネル構成にするとともに、運転操作にかかわるスイッチやシフトノブなどを運転席まわりに集約させることで操作性を高め、ドライビングコクピットとしての包まれ感も演出していました。

 その後、2014年の改良でスピンドルグリルの採用などエクステリアデザインを刷新。2017年にはスピンドルグリルにメッシュグリル形状を採用するとともに「Lexus Safety System+」を標準装備して予防安全性能の向上など進化を続けてきました。

 CT200hは、約11年間に約65の国や地域で累計約38万台を販売していましたが、前述の通り2022年10月で生産終了となるようです。

 実際にCTの販売動向に関してレクサス販売店の担当者は次のように話しています。

「CT200hは多く売れるモデルではなかったものの、エントリー的な立ち位置だったことや、奥様用に1台購入されるなどセカンドカー的な役割があったと思います。

 ただ、発売から10年近く経っていたこともあり、古さは否めなかったのは事実で、CT200hを気に入られているお客さまからは『次期型は出るの?』と聞かれることはありました。

 しかし、CTに関してはとくに情報はないため、ご案内出来ていない状況です」

 実際、レクサスの販売店に訪れると夫婦でクルマを見ている際、奥様から「これなら運転出来る」、「普段の足にいいかも」といった声も聞かれることもあり一定数の需要はあったようです。

 次期型CTに関する情報はないものの、2021年12月にトヨタ・レクサスがおこなった「バッテリーEVの説明会」後に公開された画像では、今後のレクサスラインナップが映し出されていました。

 そのなかにハッチバックらしきボディタイプの存在も明らかになっており、これを見たSNSの反響は「レクサスのラインナップにしれっと新型CTいない?」、「CTらしきハッチバックがあって安心」など次期型CTを予想する声がありました。

※ ※ ※

 レクサスは、2030年までに全カテゴリーでバッテリーEVのフルラインナップを実現すると宣言しているほか、2035年にはグローバルでバッテリーEV100%を目指すことを明らかにしています。

 そうしたこともあり、仮に次期型CTが登場する場合にはこれまでのハイブリッド専用車ではなく、電気自動車に生まれ変わる可能性は高そうです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】もう二度と作ることができない限定400台[インプレッサ22B-STiバージョン]はいまや3000万円以上!!!!
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】もう二度と作ることができない限定400台[インプレッサ22B-STiバージョン]はいまや3000万円以上!!!!
ベストカーWeb
佐藤万璃音を擁してWEC・LMGT3に参戦するユナイテッドAS、マクラーレン720S GT3エボの新リバリー発表
佐藤万璃音を擁してWEC・LMGT3に参戦するユナイテッドAS、マクラーレン720S GT3エボの新リバリー発表
AUTOSPORT web
【詳細データテスト】プジョー5008 経済性は良好 走りと快適性は及第点 実用性や居住性は不満も
【詳細データテスト】プジョー5008 経済性は良好 走りと快適性は及第点 実用性や居住性は不満も
AUTOCAR JAPAN
「スーパーフォーミュラしかない!」念願かなったルーキーたちの課題は。2レース制増も影響か
「スーパーフォーミュラしかない!」念願かなったルーキーたちの課題は。2レース制増も影響か
AUTOSPORT web
こ、これアウトランダーじゃね!? 決算説明から見えた[日産PHEV第1号車]は三菱からのOEMか?
こ、これアウトランダーじゃね!? 決算説明から見えた[日産PHEV第1号車]は三菱からのOEMか?
ベストカーWeb
日産「フェアレディZ」にワゴンが登場!?  実は「ステージア」ベースで「リーフ」リアゲートを移植…車検をとって公道走行可能なカスタムカーでした
日産「フェアレディZ」にワゴンが登場!? 実は「ステージア」ベースで「リーフ」リアゲートを移植…車検をとって公道走行可能なカスタムカーでした
Auto Messe Web
実はサーキットより面白い? 本気のオフロード走行のススメ SUV人気の裏にある魅力
実はサーキットより面白い? 本気のオフロード走行のススメ SUV人気の裏にある魅力
AUTOCAR JAPAN
「オートモビリア」って、なに? ミニカーや古本などがずらりと並んだ「アミューズメントゾーン」にはキャンギャルも登場して熱気に包まれてました
「オートモビリア」って、なに? ミニカーや古本などがずらりと並んだ「アミューズメントゾーン」にはキャンギャルも登場して熱気に包まれてました
Auto Messe Web
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
乗りものニュース
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
AUTOCAR JAPAN
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
Auto Messe Web
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
AUTOCAR JAPAN
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
AUTOCAR JAPAN
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
motorsport.com 日本版
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
くるまのニュース
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
WEB CARTOP
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
乗りものニュース
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
VAGUE

みんなのコメント

20件
  • これをワゴンって言ってる時点で勘弁してほしい。

    因みにレクサス史上唯一のワゴンは初代ISのスポーツワゴン(アルテッツァジータ?)だろ。
  • これコンパクトハッチバック。
    ワゴンではない。
    A、1シリ、A3の様な物。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

386.9488.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

58.0398.0万円

中古車を検索
CTの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

386.9488.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

58.0398.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村