■約2年ぶりに復活の「オデッセイ」先行予約スタート! 今冬発売へ
ホンダの最上級ミニバンとなる新型「オデッセイ」が2023年冬に発売されます。
9月7日からは先行予約も開始されましたが、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
【画像】これがホンダの高級ミニバン! 存在感ある新型オデッセイです!(68枚)
ホンダの最上級ミニバンとなるオデッセイの先行予約をスタートしています。
初代オデッセイは1994年にデビュー。当時、大人数を乗せられるワゴン車は、商用ワンボックスの派生モデルが多かった日本市場においては、革新的な1台でした。
FFセダンの「アコード」が使用するプラットフォームをベースにしていたこともあり、乗用車同様の走行感覚を持っていたことに加えて、さらなる荷室や、多人数を乗せられるという魅力を持ち合わせていました。
販売されていた約6年間で、販売終了前月までの新車登録台数の累計は約43万台と大ヒットを記録しました。
1999年には2代目が登場し、よりスポーティな走りを実現。先代と同様の3リッターV型6気筒エンジンは若干パワーアップし、初代の良さを引き継ぐような形でフルモデルチェンジが行われました。
3代目はその4年後の2003年に登場。低全高なボディラインに加えて、アコード同様のエンジンを搭載していたことから、よりスポーティさが増し、若年層からも人気の高いクルマとなりました。
4代目は2008年にデビューするも、販売面では苦戦を強いられ、初代の販売台数の6分の1に止まり。
そして2013年に5代目が登場。その後幾度となく改良を行いながら、2020年11月のマイナーチェンジでデザイン変更や、ハイブリッド車を「e:HEV」へ名称変更するなど、今後の展開が期待されていました。
しかしながら、2021年末にオデッセイの日本生産・販売を終了することになり、当時ホンダ広報部は、次のようにコメントしていました。
「オデッセイは狭山工場で生産されていますが、狭山工場の閉鎖に伴い、寄居への移管はせずにレジェンドやクラリティと共に生産終了という判断となりました」
そうした動きがあったなかで、2023年4月にホンダは約2年ぶりとなる日本市場へ復活を発表。その理由としてホンダは次のように説明しています。
「オデッセイは、多人数がゆったり乗れる空間、低床・低重心パッケージによる高い走行性能 、 洗練されたデザインで多くのお客様からご支持をいただき、ホンダを代表するモデルへと成長しました。
前モデルは2021年末をもって生産終了となりました。
しかしホンダとして、長く愛されてきたブランドであるオデッセイを継続してお届けしたいという想いと、お客様からの多くのご要望にお応えし、前モデルをベースとした改良モデルを発売します」
※ ※ ※
またホンダ販売店ではかねてから「日本でのラインナップにおいてステップアップする上級モデルとしてオデッセイは支持されていたので、再度復活してほしい」というような声が聞かれていました。
こうして日本ではなく中国で生産されているオデッセイを改良することで日本市場へと復活することになりました。
■オデッセイまもなく発売! ユーザーから寄せられた声は? 昨今の国際情勢を気にする人も…
今回、日本での再販にあたりいくつかの改良が行われています。特に注目を集めているのが、高級感のあるインテリアです。
本革シートを標準装備としており、2列目には両側アームレスト付4ウェイパワーシートとシートヒーター、折りたたみ式の2列目シートセンターテーブルを採用することで、豪華さを演出しています。
それでは販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。首都圏の担当者は次のように話します。
「多くのお客様からお問い合わせをいただいております。
9月7日から先行予約がスタートしていますが、すでに販売店まで足を運ばれるお客様も多く、大変良い反響が寄せられていると感じています。
なかでも多くいただくのが、やはりインテリアのデザインについてです。
先代のモデルよりもより高級感のあるデザインになっており、他車にも引けを取らない豪華さが、SNSなどでも取り上げられているかと思います。
そのなかでも、やはり納車時期についてのお問い合わせが多くあります。
まだ先行予約の段階で、2023年冬の発売にはなりますので、現状ではいつ頃お届けできるかが不明となっています。
オーダーの数によっては『シビック』のように生産を一時的に中止しなくてはならない可能性も想定はされていますが、現状、販売店としては情報が降りてきていない状況です」
また、別の店舗の担当者は次のように話します。
「オデッセイはすでにたくさんのオーダーが入っています。
トヨタ『アルファード』と比較される人が多いですが、アルファードに比べると、低床低重心であることから運転のしやすさや走行性能、乗降性を評価して購入を検討する人が多いです」
このようにオデッセイの再販売は概ね好調のようですが、なかには中国生産という部分を気にする声もあるようです。前出とは別の関西圏の販売店は次のように話しています。
「ほとんどのお客様は生産拠点を気にされません。ホンダではタイや北米生産のものを販売していたこともありますので。
ただ今回は中国生産ということで昨今の事情もあり、気にされる人がいるのは事実です。
しかしながら、クルマとしての出来は問題ないので、気にされる人には丁寧に説明しております」
※ ※ ※
2023年冬に発売となるホンダ「オデッセイ」の価格は、「グレード・仕様により異なるものの500万円前後」(前出の販売店)だと言います。
約2年ぶりに日本市場に復活するオデッセイが、どのようなカタチでユーザーに受け入れられるのか注目です。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
もはや“ミニ”Sクラス──新型メルセデス・ベンツCLA詳報
なぜ「免許センター」を「電車で行けない場所」に作ってしまうのか…SNSで共感の声多数!?「栃木やばい」「京都も遠すぎ」不便な立地には「納得の理由」があった!?
約“7000cc”の「V型12気筒/ツインターボエンジン」搭載! 超パワフルな「新型セダン」発表! 斬新すぎる「大神殿グリル&豪華内装」採用した新型「ゴースト・シリーズII」ロールス・ロイスが発売!
京都~敦賀が「無料でほぼ信号ゼロ」に!? 北陸最短ルート「琵琶湖西縦貫道路」工事どこまで進んだのか 「激烈渋滞エリア」4車線化もまもなく!?
赤信号を無視した女、警察官に「緊急のオペがある。人が死んだらどうする」と説明… その後再三の出頭要請に応じず逮捕! 一体何が起きた?
「うわぁ!懐かしい!」 “腕回しバック駐車”は過去の話? 昭和で当たり前だったけど“令和で消えそう”な「クルマ運転あるある」5選!
軽の「黄色いナンバー」を「普通の“白い”ナンバー」に変えられる!? 「黄色は恥ずかしい…」「むしろかわいい」意見も? 軽専用の「目立つナンバー」に反響あり
使える!遊べる!もっと自由なクラウン「エステート」公開。大人の好奇心に応えるロングツーリング性能も磨かれている。
レクサス「LBX」が「スピンドルグリルをぶっ壊した」理由とは?【レクサス・インターナショナル プロジェクトチーフデザイナー袴田浩昭氏:TOP interview】
赤信号を無視した女、警察官に「緊急のオペがある。人が死んだらどうする」と説明… その後再三の出頭要請に応じず逮捕! 一体何が起きた?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
すると、データ上での輸入車(中国)の登録台数が上昇する・・・