現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「まだまだ新型車には負けられぬ」L型エンジンの可能性を追求するS30Z直線番長!

ここから本文です

「まだまだ新型車には負けられぬ」L型エンジンの可能性を追求するS30Z直線番長!

掲載 更新 4
「まだまだ新型車には負けられぬ」L型エンジンの可能性を追求するS30Z直線番長!

L28改3.4LのNA仕様で350馬力をマーク

ドラッグ専用機として進化を続けるサンマルZ!

「世界一速いジムニーシエラの破壊力にターザン山田が悶絶寸前!?」240馬力のターボ仕様が吠える!

セントラルサーキットで開催された“DRAG FESTIVAL WEST 2020 Rd.2(9月12日)”のオープンNAクラスにて、最速タイム(10秒512)を叩き出して優勝を飾ったS30Zの登場だ。

エンジンはオリジナル90φピストンに88mmストロークのクランクを組み合わせ、L型としては最大排気量となる3.4Lまで拡大。これにTWMのスロットルをセットし、モーテックM84フルコンでコントロール。350ps&40kgmを絞り出している。

その他、剛性に影響を及ぼさないストラットタワー前方のフレームは大胆に切断し、オーバーハング部を軽量化。配線類は美しくまとめられており、シンプルなエンジンルームに仕上げられている。

インテリアはダッシュボードや内装を取り外し、必要最低限の計器のみをレイアウト。非常にスパルタンな仕上がりだ。ステアリングはダットサンコンペ。ミッションはGフォース製のクラッチレス仕様をセットしている。

ハッチバックという構造上、どうしても剛性が不足するリヤ周りは溶接留めロールケージで対応。バッテリーは助手席後方にセットされ、重量バランスも最適化。ラゲッジ中央に確認できるタンクはレース用の安全タンクだ。

ボディを軽量化した分、低下するトラクション性能を補うため、リヤタイヤはフ―ジャー・ドラッグスリックの29.0×10.0-15という大径サイズを装着。ちなみに、フロントはフージャー・ドラッグの25.0×5.0-15サイズだ。

「高出力、軽量化、前に転がる足」というドラッグマシンに重要な三大要素を高次元でバランスさせたS30Z。夢の9秒台入りを目指し、まだまだ走り続けていくというから今後の活躍に期待したい。

●取材イベント:DRAG FESTIVAL WEST 2020 Rd.2 セントラルサーキット

こんな記事も読まれています

新型[デリカ]が衝撃デザインでデビューへ!! [クルマが透ける]機能まで!? 2026年登場で600万円か
新型[デリカ]が衝撃デザインでデビューへ!! [クルマが透ける]機能まで!? 2026年登場で600万円か
ベストカーWeb
ベンツが神話だった70年代の「W123」…驚きの安全性と最新テクノロジーは当時の国産車では足元にも及べない知恵が詰まっていました
ベンツが神話だった70年代の「W123」…驚きの安全性と最新テクノロジーは当時の国産車では足元にも及べない知恵が詰まっていました
Auto Messe Web
ブリヂストン 新スポーツタイヤ「ポテンザ RE-10D」発売 サーキットでのタイム短縮追求
ブリヂストン 新スポーツタイヤ「ポテンザ RE-10D」発売 サーキットでのタイム短縮追求
グーネット
サーキットも普段使いも!クラシカルなフルバケット「ジータIVクラシック」発表 ブリッド
サーキットも普段使いも!クラシカルなフルバケット「ジータIVクラシック」発表 ブリッド
グーネット
メガーヌ R.S.のように旋回? 新型ルノー・ラファールへ試乗 ドイツ銘柄からの顧客獲得へ期待
メガーヌ R.S.のように旋回? 新型ルノー・ラファールへ試乗 ドイツ銘柄からの顧客獲得へ期待
AUTOCAR JAPAN
竹岡圭さん「XCRスプリントカップ北海道」参戦!三菱&トーヨータイヤがサポート
竹岡圭さん「XCRスプリントカップ北海道」参戦!三菱&トーヨータイヤがサポート
グーネット
シンプルデザインで車内にマッチ タテ・ヨコ回転OKの車載スマホホルダー シズカウィル
シンプルデザインで車内にマッチ タテ・ヨコ回転OKの車載スマホホルダー シズカウィル
グーネット
アウディの充電施設、2か月で600名利用 新料金プランでサービス提供開始 東京・紀尾井町
アウディの充電施設、2か月で600名利用 新料金プランでサービス提供開始 東京・紀尾井町
グーネット
WECの“カスタマー締め出し”にポルシェが警告。10メーカー参戦の2025年、残枠はわずかに『2』か
WECの“カスタマー締め出し”にポルシェが警告。10メーカー参戦の2025年、残枠はわずかに『2』か
AUTOSPORT web
V8×MT×FR採用! 新型「スポーティセダン」初公開! “青感”高めた「豪華内装」が超カッコイイ「CT5-V ブラックウイング ル・モンストルE」アメリカに登場
V8×MT×FR採用! 新型「スポーティセダン」初公開! “青感”高めた「豪華内装」が超カッコイイ「CT5-V ブラックウイング ル・モンストルE」アメリカに登場
くるまのニュース
マクラーレン 初のEVスーパーカー計画、現在の技術では達成困難 「支援」要請
マクラーレン 初のEVスーパーカー計画、現在の技術では達成困難 「支援」要請
AUTOCAR JAPAN
駐車の際の「前向き」「後ろ向き」問題…日本での正解をお教えします! 米国で「前向き」が多いのは防犯上の理由もありました
駐車の際の「前向き」「後ろ向き」問題…日本での正解をお教えします! 米国で「前向き」が多いのは防犯上の理由もありました
Auto Messe Web
ハースが「文句なし」のダブル入賞。ペレスを抜き返したヒュルケンベルグが今季ベスト6位/F1第11戦
ハースが「文句なし」のダブル入賞。ペレスを抜き返したヒュルケンベルグが今季ベスト6位/F1第11戦
AUTOSPORT web
【最長/最深トンネル爆走】 ベントレー新型コンチネンタルGTスピード オープンのGTCも同時発表
【最長/最深トンネル爆走】 ベントレー新型コンチネンタルGTスピード オープンのGTCも同時発表
AUTOCAR JAPAN
『ビースト』という名のスクールバス!? 90名乗車でEV航続241km、米国で納車開始
『ビースト』という名のスクールバス!? 90名乗車でEV航続241km、米国で納車開始
レスポンス
復活するIGTC鈴鹿が『1000km』&控えめなエントリー目標である理由「長距離に慣れているチームがほとんどない」
復活するIGTC鈴鹿が『1000km』&控えめなエントリー目標である理由「長距離に慣れているチームがほとんどない」
AUTOSPORT web
新型「4WDスポーツ車」初公開! レトロな「丸目」に超ハイパワー「V型8気筒エンジン」搭載! “日本専用”の特別なベントレーに衝撃の声!
新型「4WDスポーツ車」初公開! レトロな「丸目」に超ハイパワー「V型8気筒エンジン」搭載! “日本専用”の特別なベントレーに衝撃の声!
くるまのニュース
デコトラの命ともいえる電飾! LEDが台頭するもいまだ電球派もいる理由とは?
デコトラの命ともいえる電飾! LEDが台頭するもいまだ電球派もいる理由とは?
WEB CARTOP

みんなのコメント

4件
  • すげぇなー現役の30が走ってるのさえそう思うのにドラッグレースでも現役っていう。
    このフロントをせり上げてスタートする画がかっこいい。
    朝、子どもが渡る横断歩道の横を無意味にフロントをせり上げて加速するRCのアホとは大違い。
  • こりゃ車検の時は大変だ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

539.9920.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

35.03300.0万円

中古車を検索
フェアレディZの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

539.9920.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

35.03300.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村