ダイハツ工業は10月1日、デビューから2年のタイミングでマイナーチェンジを受ける改良型「ロッキー」のティザーサイト(https://www.daihatsu.co.jp/lineup/rocky/special/)を開設。目玉となるシリーズ式ハイブリッド「e-SMART HYBRID」の解説も公開し、11月の発売開始に向けて期待を高めている。
e-SMART HYBRID最大の特徴は100%モーターで走行し、エンジンは発電に徹するシリーズ式を採用したこと。これまで、トヨタ系列の乗用ハイブリッドは、エンジンを走行にも使う「THS(トヨタハイブリッドシステム)」だったから、日産「ノート e-POWER」などと同じシリーズ式をダイハツが開発したこと自体大きなニュースだ。シリーズ式のメリットとしては、モーターのみでタイヤを駆動することによるEVとまったく同じ走行感覚が挙げられ、アクセルを踏んだ直後に最大トルクを発生する出力特性や、チューニング次第ではワンペダルドライブもできる強力な回生ブレーキなど、街中でのキビキビした走りにはもってこいの方式と言える。
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改良型ロッキーの発電用エンジンは、ハイブリッド用にチューンされたロングストローク型の1.2L直列3気筒ガソリンユニットで、最大40%という高い熱効率を実現。発電に特化したことで効率の良い回転域で運転を行い、低燃費に貢献するという。一方で、加速性能は発進時及び追い越し時ともに余裕を感じさせる程高く、コンパクトSUVクラスでトップレベルの動力性能を実現したとのことだから、こちらも期待していいだろう。さらに、低速域ではバッテリーのみでモーターを駆動するほか、ボディ各部へ遮音材等を追加し、高い静粛性も実現している。
具体的なスペックや価格は未だ未公開ながら、同じ1.3Lエンジンを発電に使うノート e-POWERの出力が116PS/280Nmであることを考えると、改良型ロッキーも同程度が予想される。価格はエントリーグレードで200万円台前半からといったところか。また、兄弟車「トヨタ ライズ」へのe-SMART HYBRID設定も注目で、ただでさえ大人気のライズがさらに飛躍を遂げるかもしれない。
他メーカーが固唾をのんで見守る改良型ロッキーの発表まで、残り1か月足らずだ。
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