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ウエット性能と快適性を両立! ミシュランから新エコタイヤ「エナジーセイバー4」発売

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ウエット性能と快適性を両立! ミシュランから新エコタイヤ「エナジーセイバー4」発売

■環境対応タイヤのパイオニア、ミシュランの最新エコタイヤ

 日本ミシュランタイヤは、ウエットブレーキング性能と快適性を向上させた低燃費タイヤ「MICHELIN ENERGY SAVER 4(ミシュラン・エナジーセイバー4)」を2019年12月10日に発表、2020年2月1日より発売します。13インチから16インチ、50シリーズから80シリーズまで計23サイズを用意、価格はオープンです。

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 エナジーセイバー4は、「MICHELIN ENERGY SAVER +(ミシュラン・エナジーセイバープラス)」の後継商品です。

 「新配合コンパウンド」の採用により、ウエット路面でのグリップ性能を向上。低燃費性能とウエット性能のバランスを高次元で達成したことで、新品時のウエットブレーキング性能は従来のエナジーセイバープラス比で5.5%向上しています。

 また縦溝幅の最適化により、パターンノイズの低減を実現。さらに新採用の「アンダートレッドラバー」により、ロードノイズ低減と低転がり抵抗を両立。従来タイヤ比でパターンノイズは5%、ロードノイズは9%、それぞれ低減しています。

 ラベリング制度では、「AA-b」が1サイズ、「AA-c」が1サイズ、「A-b」が16サイズ、「A-c」が4サイズ、申請予定が1サイズです。

 トレッドパターンはタイヤ幅185mm以下が3リブパターン、タイヤ幅195以上が4リブパターンとなり、軽自動車サイズも5サイズ用意しています。

 エナジーセイバー4は、購入から60日間で性能に満足できなければ全額返金される「全額返金保証プログラム」の対象商品になります。さらにミシュランオンラインストアでタイヤを4本購入した場合に限り、2年間のパンク補償が提供される「ミシュラン安心パンク補償」がついています。

 日本ミシュランタイヤのポール・ペリニオ社長は「いまの自動車業界は、100年に1度の大変革期といわれています。もちろんタイヤにも進化が求められています。イノベーションを原動力にして発展してきたミシュランですが、今回登場した新しいエナジーセイバー4もミシュランらしいタイヤに仕上がっています。

 あるひとつの性能に秀でたものをつくるのではなく、どの性能も水準以上の性能を備える『ミシュラン・トータル・パフォーマンス』の考えです」とコメントしました。

※ ※ ※

 ミシュランは、じつはエコタイヤのパイオニアです。日本でも1993年、シリカを入れたエコタイヤの先駆けとなる「MXGS」を発売しています。

 その後1995年発売の「MXTグリーン」、2001年発売の「エナジー」シリーズと続き、2008年に「エナジーセイバー」、2013年には従来品の「エナジーセイバープラス」が発売されています。

 ちなみに、新タイヤのエナジーセイバー4という名前は、「エナジーセイバーの4代目」という意味ではなく、「プライマシー4や、パイロットスポーツ4Sなど、最新のミシュランのタイヤに合わせました」(日本ミシュランタイヤ広報部)とのことです。

 従来のエナジーセイバープラスはグローバルなエコタイヤでしたが、新しいエナジーセイバー4は、日本/香港/台湾などアジア圏で販売されるタイヤとなります。

 開発の中心となったのは、ミシュランの世界三大開発拠点でもある、群馬県太田市にある「日本ミシュランタイヤ 太田R&Dサイト」。生産はタイなどアジアにあるミシュランタイヤ工場になります。

 前出のペリニオ社長は「日本では、販売されるリプレイスタイヤの約7割がエコタイヤだといわれています。エナジーセイバー4は、本数ベースでいくと日本ミシュランタイヤが販売する全体の3分の1くらいになるので、とても重要です。

 ミシュラン全体にとっても、日本は北米/中国に次ぐマーケットですから、この商品の魅力を多くのユーザーに知っていただきたいと思います」と語りました。

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みんなのコメント

2件
  • UTQGや欧州のラベリングでの評価はわからないけど、国内のラベリングではA-aがスタンダードになりつつある。ミシュランにはもう少し頑張ってほしいところ。
  • それ以後なら書き込みが出来るのかよっ?

    そうじゃねえだろっ?

    ヤホオさんよっ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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