■このまま出して! スズキの新型SUVの反響は?
スズキの新型SUV「eVX」が「ジャパンモビリティショー2023」(2023年10月25日から11月26日)において日本で初公開される予定です。
新型eVXは、同社のEV世界戦略車第一弾となるモデルで、2025年までに市販化される予定のSUVの電気自動車です。
【画像】「えっ…!」シフトが斬新すぎる!? 新型SUV「eVX」画像を見る(27枚)
インドで2023年1月に開催された「オートエキスポ2023」ですでに世界初公開されていましたが、ジャパンモビリティショー2023ではブラッシュアップされたエクステリアとともに、インテリアが初めてお披露目されることになりました。
新型eVXはユーザーの毎日にアクティブに寄り添うことをコンセプトとしており、「EVの先進性、洗練さ」と「SUVの力強さ、冒険心」を両立し、本格四駆の力強さと最新EVの先進性を融合しながら、ひと目でスズキのSUVとわかるデザインが特徴です。
ボディサイズは全長4300mm×全幅1800mm×全高1600mmと、スズキのSUV「エスクード」(全長4175mm×全幅1775mm×全高1610mm)よりも大きなボディで、エクステリアは四隅に配置したタイヤによる力強いスタイリングや、EVならではのロングホイールベースとしたことで、のびやかなシルエットを実現しました。
細部は精密で未来感のあるディテールを採用。なかでも、ヘッドランプ/テールランプに採用された、印象的な3点シグネチャーランプが特徴です。
そして、今回世界初公開となるインテリアは、先進装備とタフで機能的なデザインが調和。シンプルかつ直観的に操作できるインターフェースを採用したほか、デバイス類を透過・浮遊させることで先進的な空間を演出し、立体感のある造形でSUVらしさと安心感を実現したといいます。
スズキが事前に公開したティザー画像によると、シフトレバーはもはや存在せず、ダイヤル式になるようです。このダイヤルの中央には光る「サイ(RHINO)」と思われる動物のシルエットが浮かび上がっており、どのような仕組みなのかは興味深いところです。
なお、航続距離は500kmとなる予定。操縦安定性や走破性に優れ、「ALLGRIP」を進化させた新たなEV 4WDシステムが搭載されるといいます。
そんな新型eVXに対して、さまざまな意見が寄せられています。
外観のデザインに関しては、「独自な感じですごくイイです。何か未来を感じます」「これはゴテゴテ感が無く、好感持てる外観デザインだと思う」「カッコ良すぎず、かといってダサすぎず、丁度良いかも」「コンセプト感は否めないですが、このまま販売されれば、かなり斬新でカッコいいデザインですね」など、シンプルさと近未来感が共存したスズキ独自のスタイリングはかなり好評なようです。
さらに、「大きすぎず日本でも扱いやすそうなサイズはスズキらしくていい」「現在エスクードに乗っているので、サイズとEV仕様は興味あります」など、スズキが国内で販売するモデルのなかでもっとも大きいエスクードのボディサイズを上回るものの、それでも他社のSUVに比べればコンパクトなサイズ感に興味を持つ人もいました。
今回初公開された内装に関しては、「ハンドルもなかなか斬新ですね」「ハンドルはさすがにこのままのデザインではないだろうか? もし変更せず出たら素晴らしい」と、角が取れた長方形のユニークなハンドルに注目が集まっています。
そして、新型eVXの特徴のひとつである独自のシフトは、「主要操作系は斬新さは必要ない、誰でも安全に誤操作しないように作るべき」「オプションで、フツーのシフトが選べないだろうか?」「シフトは変に斬新なものにするから、操作に慣れず事故に繋がるのだと思う」など否定的な意見が多い印象です。
現時点ではコンセプトカーなので、あえて斬新なシフトを装着しているのかもしれませんが、市販化を見据えて「普通のシフトが良い」というコメントが寄せられました。
ほかにも、「スズキらしくシンプルに、見えないところは安く、良い意味でコストカットして造ってくれるのを期待します」「スタイルもセンスが良いので、あとはコスパの良いスズキらしい価格にして欲しい」など、早くも価格について言及する人もいました。
※ ※ ※
新型eVXの詳細は2023年10月25日にジャパンモビリティショー2023で明らかにされる予定です。
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このまま出たら運転しにくくてかなわんだろうね