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ルノー ルーテシア E-TECH ハイブリッドを公道試乗!

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ルノー ルーテシア E-TECH ハイブリッドを公道試乗!

新車試乗レポート [2022.11.28 UP]


ルノー ルーテシア E-TECH ハイブリッドを公道試乗!
ルノーF1の技術から誕生した独創的なハイブリッドシステム「E-TECH(イーテック)」。
そのシリーズ第2弾として登場したのがルーテシアE-TECHハイブリッドだ。
上質感溢れる走りはガソリンモデルとは異なる魅力にあふれている。

ルノーE-TECH HYBRIDに乗ってわかったこと【石井昌道の自動車テクノロジー最前線】

●文:まるも亜希子 ●写真:澤田和久

スムーズさと力強さ!
クラスを超えた走りだ
ルノーがF1で培ったハイブリッド技術などを注ぎ、日本では輸入車唯一のフルハイブリッドとして登場したE‐TECHシリーズ。ミドルSUVのアルカナに続いてデビューしたのは、洗練されたデザインや意のままの走りに定評のあるコンパクト、ルーテシアだ。
既存のガソリンモデルとの外観の違いは、E‐TECHエンブレムがリヤに加わる程度にとどまるが、スタートボタンを押すと静かにシステムが始動し、100%電気の力で発進するところから、別世界のドライブが始まる。E‐TECHハイブリッドは、一般的なクラッチやシンクロナイザーを省き、モーター側とエンジン側の6つのギヤで合計12通りの変速比となり、動力を切れ目なく引き出すのが最大の見どころ。市街地の加減速を繰り返すようなシーンでも、瞬時のレスポンスで滑らかさが続き、郊外路や高速道路ではどこまでも伸びていく加速フィールが爽快。基本的に高速走行ではエンジン直結となるが、追い越しなどではモーターアシストが得られ、コンパクトクラスを超えた余裕のクルージングが味わえる。
ガソリンモデルは俊敏でスポーティなハンドリングが特徴で、自分の手足と一体となったかのような走りが魅力だったが、E‐TECHモデルは軽やかさに加えてメガーヌにも負けないくらいの上質感、剛性感がしっかりと感じられるプレミアムなコンパクトという印象だ。輸入車トップの25.2km/ℓ(WLTCモード)とともに、目が肥えた人でも十分に満足できる質感の高い走りに注目だ。


RENAULT LUTECIA E-TECH HYBRID
ルノー・ルーテシア・イーテックハイブリッド[グレード追加]

●発売日:’22年6月30日
●価格:329万~344万円
●輸入元:ルノー・ジャポン(株)
●問い合わせ先:0120-676-365(ルノーコール)

主要諸元(ルーテシアE-TECH HYBRIDレザーパック)
●全長×全幅×全高(mm):4075×1725×1470●ホイールベース(mm):2585●車両重量(kg):1310●エンジン最高出力:91PS/5600rpm●エンジン最大トルク:14.7kg・m/3200rpm●モーター最高出力:36kW/1677-6000rpm●モーター最大トルク:205Nm/200-1677rpm●トランスミッション:電子制御ドッグクラッチ マルチモードAT●WLTCモード燃料消費率総合(km/ℓ):25.2【市街地モード:21.9、郊外モード:26.2、高速道路モード:25.5】●燃料タンク(ℓ):42(プレミアム)●サスペンション前/後:マクファーソン/トーションビーム●ブレーキ前/後:ベンチレーテッドディスク/ディスク●最小回転半径(m):5.2●タイヤサイズ:205/45R17●車両本体価格:344万円(ボディカラー:ブルーアイロンメタリック※有料色4万4000円高)


ガソリンモデルとの違いはリヤの小ぶりなエンブレムのみ。控えめなのが逆にイイ!

操作性を重視したシンプルなインパネ。コンパクトな車内空間だが見晴らしは良好だ。

レザーパックなら前後席も上質感たっぷり。シンプルでオシャレなシートデザインが特徴。

左右分割可倒式リヤシートで荷室アレンジにも対応。格納時に少し段差ができるのが残念。

足元を引き締める17インチのアルミホイール。デザインはガソリンモデルと共通だ。

ドッグクラッチを採用した独創的なパワートレーン。発進は必ずモーターで行い、エンジンとスムーズに連携する。

7インチデジタルメーターには、エネルギーフローが表示されるように変更されている。

シフトレバーベースにE‐TECHのロゴが追加されているのもガソリンモデルとの相違点。

7インチタッチスクリーン式のセンターモニターにもエネルギーフローの表示が可能。

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