欧州での販売増目指す三菱 英国には参入できず
三菱自動車の欧州部門責任者は、販売できるEVが「複数車種」ある場合にのみ、英国市場への再参入を検討すると述べた。
【画像】三菱の新型コンパクトクロスオーバー、欧州デビュー【三菱ASXをルノー・キャプチャーと写真で比較】 全62枚
三菱は9月21日、アライアンスパートナーのルノー・キャプチャーをベースにした新型ASXを欧州で発表した。欧州大陸の各市場では、来年3月に発売される予定。
ASXは、エクリプスクロスPHEVより小型のクロスオーバーで、プラグインハイブリッド車として販売される予定だが、EV仕様は発表されていない。
三菱はコスト削減の一環として、2020年に英国市場から撤退。当初は欧州全域から身を引く予定だったが、実際には2019年の欧州32市場から17市場へとスリム化し、現在に至る。その間に英国市場ではEVへのシフトが進み、三菱は現在のラインナップで再参入する予定はないようだ。
三菱の欧州部門責任者フランク・クロルは、「この2年間で市場はかなり急速に変化したため、再参入するには優れた製品戦略をとる必要があります。EVは1車種だけでなく、複数必要になるでしょう」と述べた。
クロルによると、三菱は欧州での販売台数を15万台近くまで伸ばすことを目指しているという。これは、2019年の水準まで回復させることを意味する。
新型ASXはルノーのスペイン工場で生産され、プラグインハイブリッド、ハイブリッド、1.3Lマイルドハイブリッド、1.0Lターボガソリンエンジンと、ルノー・キャプチャーのエンジンラインナップをフルで導入する予定である。
デザインはキャプチャーに非常に近いが、三菱の「ダイナミックシールド」をフロントグリルに施し、力強さを表現している。また、レーダークルーズコントロールや車線維持支援機能を組み合わせた「マイパイロット」など、先進の運転支援システムも装備する。
また、ルノー・クリオをベースとする新型コルトは、トルコにあるルノーの工場で生産される予定だ。ハッチバックのミラージュも引き続き欧州で販売する。
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みんなのコメント
35年には100パーセント電気自動車に、PHEVも80キロ以上走らないと、PHEVとは認めないらしいです、HVは完璧に認めないらしい、他国も動くらしい日本は他国に売って利益出るEUなんかも時間外労働のした部品は買わないていってました。気候変動が極端にひどくなり、もうガソリンエンジン積んでる車はなかなか難しいと思います、日本も早くEVや水素車にしないと大元のメーカーが危機におちいる