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レクサス「CT」終了で消滅!? SUVがあれば問題ない? 高級ブランドのハッチバックやワゴンは需要ある?

掲載 更新 28
レクサス「CT」終了で消滅!? SUVがあれば問題ない? 高級ブランドのハッチバックやワゴンは需要ある?

■SUVがハッチバックやワゴンの代わりになる!?

 レクサスのハッチバックとして長きにわたって販売された「CT200h(以下CT)」が、2022年10月をもって生産終了を迎えることになりました。

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 CTは、レクサスの新たな時代を切り拓くHEV専用のハッチバックモデルとして2011年にデビュー。

 クラストップクラスの燃費性能や環境性能、俊敏な走行性能とダイナミックでスポーティなスタイリングが世界各国のユーザーから好評を得ており、11年間で約65の国や地域で累計約38万台が販売されました。

 しかしこのCTの終了により、レクサスからハッチバックが消滅。また、ステーションワゴンもないことから、レクサスは今後、セダン、クーペ、コンバーチブル、SUVのみのラインナップとなります。

 このことについてユーザーはどのように思ったのでしょうか。アンケートを実施して、ユーザーの声を聞いてみました。

「レクサスブランドとしてハッチバックやワゴンといったモデルは必要だと思いますか?」という質問に対して、「ハッチバックやワゴンは必要」と回答した人は全体の67.6%にのぼり、「ハッチバックやワゴンは不要」の32.4%を上回る結果となりました。

 ハッチバックやワゴンは必要という回答者からは、「SUVでは大きく、セダンでは物足りなさを補填するカテゴリだから」「プレミアムブランドとして、各ジャンルの車は必要と思うから」「世界的に見てもワゴンは必要と感じる。SUVばかりでつまらない」など、SUVブームとなっている昨今でも、ハッチバックやワゴンにも一定の需要があることがわかります。

 ほかにも、「メルセデス・ベンツ『Aクラス』をはじめとしたプレミアムブランド市場に参入し続けてほしい」「Aクラスもあれだけ売れているので、デザインであれば可能性はあるはず」といった、ドイツ車のハッチバックと比較して、レクサスのハッチバックに期待する意見もありました。

 また、「レクサスの入門やダウンサイジング層のためにCTサイズの車種が必要。ISの前身のアルテッツァにジータがあったようにワゴンがあってもいいと思う」「やはり富裕層のプレミアムコンパクトは用意しておいて欲しい」といったコメントも寄せられています。

 一方、ハッチバックやワゴンは不要という回答者からは、「トヨタが一般的なハッチバックとワゴンを売れば問題ない」「SUVがワゴンのような存在だから」など、代わりとなるモデルでカバーできるとの意見もありました。

 さらに、「ハッチバックやワゴンはブランドイメージが下がる」「日本市場は国産ブランドの小さな高級車を忌避しているから」といった声も見受けられました。

※ ※ ※

 2021年12月に発表されたトヨタ・レクサスのBEV(バッテリーEV)戦略において、トヨタとレクサスは2030年までに30車種のBEVを投入し、乗用・商用各セグメントにおいてフルラインでバッテリーEVをグローバルで展開することを宣言。

 両ブランド合計で、ZEV(ゼロエミッションビークル)の年間販売台数350万台を目指すとしています。

 このとき公開されたハッチバックやワゴンの登場を示唆するティザー画像からは、ロングノーズかつ車両後方はクーペ風のデザインで、メルセデス・ベンツやVWなどドイツ勢が展開する「シューティングブレーク」といえるスタイルのステーションワゴンや、それよりもやや全長が短いハッチバックのようなモデルが確認できます。

 かつて「IS」のワゴンとして「IS スポーツクロス」(2001年登場)があり、トヨタでは「アルテッツァジータ」として展開していたことがあります。

 今後の展開によっては、IS スポーツクロス以来のワゴンやCTの後継となるハッチバックがEVになって復活する可能性があるのかもしれません。

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