ダイハツは10月8日、10月24日に開幕する第46回東京モーターショーに出展するコンセプト・カー4台の概要を発表した。
4台のうちの1台、軽自動車の「WakuWaku(ワクワク)」はダイハツ初のクロスオーバーSUV。メディア向け資料には「遊びの世界を広げる軽クロスオーバー」と、記されている。
WakuWakuの定員は4人。ボディは全長:3395mm×全幅:1475mm×全高:1630mm。ボディは全長:3395mm×全幅:1475mm×全高:1630mm。エクステリアは各所に樹脂パーツを使う。グリルレスのフロントまわりも特徴的だ。
インテリアは、汚れや水に強い素材を使い、あらゆる用途に対応。インパネ上部にあるインフォテインメント用の小型液晶モニターは、ナビゲーションマップなどを表示するほか、エアコン温度も設定出来る。なお、エアコンのなかでも頻繁に使う機能(風量調整など)は、シフト・レバーの横にあるスウィッチでも操作可能。
各所のオレンジが目を引くインテリア。メーターパネルはフルデジタル。ふたつある丸目デザインの液晶パネルは、それぞれ速度とエンジン回転数を表示する。
さらに速度用の液晶パネル内にはナビゲーションマップを、エンジン回転数用の液晶パネル内には車両情報を表示する。中央のインフォーメションディスプレイには、シフト・ポジションや外気温、時間、走行距離などを表示する。
特徴的なラゲッジ・ルームラゲッジルームはユニークなつくりとなっている。バックドアはジムニーなどとおなじく横開きを採用。ラゲッジルーム内は、使い勝手と耐久性を高めるべく、多くの部位が樹脂製。サイドにはグローブなど収納するのに最適な小物入れが複数ある。
ラゲッジ・ルームとは別に、ルーフ部分にも収納スペースを設置している。ルーフのうしろ半分を開閉して、荷物の出し入れが出来る。なお、ルーフの前半分はガラス製だ。
ラゲッジ・ルームは、汚れや水に強い樹脂製パーツを使用。特徴的なルーフ部分の収納は標準。搭載するパワートレーンは検討中とのこと。
ダイハツ初の軽クロスオーバーSUVははたして市販化されるのか? 興味深い。
文・稲垣邦康(GQ)
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