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運動性能を極限まで高めたBMWのハイパフォーマンスモデル「M3」「M4」

掲載 更新 3
運動性能を極限まで高めたBMWのハイパフォーマンスモデル「M3」「M4」

ビー・エム・ダブリューは、サーキットでの運動性能を極限まで高めたMハイ・パフォーマンス・モデル「BMW M3」「BMW M4」の販売を開始した。納車は、本年3月以降を予定している。

BMW M社が開発する高性能マシンMモデルには、2つのカテゴリーがある。1つはサーキットでの走行を可能としたMハイ・パフォーマンス・モデル、もう1つはサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンス・モデルである。

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今回発表のBMW M3およびBMW M4はMハイ・パフォーマンス・モデルに位置付けられる。

BMW M3およびBMW M4 Competitionは、サーキットでの走行を可能とするハイ・パフォーマンス・モデルでありながら、高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムが標準装備となり、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能なモデルへと進化している。

コネクティビティにおいても大幅な進化を遂げ、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能。

Apple CarPlayへの対応、BMWコネクテッド・ドライブ標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、利便性を大幅に高めている。

また、車両のキーを持たずとも、iPhoneをドア・ハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠、さらには、エンジンの始動も可能だ。

デザイン

BMW M3およびBMW M4のフロント・デザインは、迫力ある縦型の大型キドニー・グリルを採用し、水平方向にはダブル・バーを採用。

大出力にあわせエンジンの冷却性能を高めるために大型のエア・インテークを採用することで、他のモデルとの差別化をはかっている。

サイド・デザインにおいては、Mモデル専用となるサイド・ギル、ドア・ミラー、ダウン・フォース性能を得るためのリア・スポイラーを標準装備している。

リア・デザインにおいては、迫力のあるMスポーツ・エキゾースト、空力特性を高めるためのディフューザー、さらにトレッドをワイドにすることで、後ろ姿からもハイ・パフォーマンス・モデルであることを主張している。

インテリア・デザインは、Mスポーツ・シート、Mロゴが輝くドア・シル、Mモデル専用にデザインされたメーター・パネル、M専用ステアリングを採用することで、車内にいても、高揚感の高まるドライビング・フィールを感じられる。よりスポーツ走行に適したMカーボン・バケット・シートを、オプション装備品として用意した。

ドライビング・ダイナミクス

BMW M4には、最高出力480PS(353kW)/ 6,250rpm、最大トルク550Nm/2,650-6,130rpm を発揮する直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、0-100km/h加速は4.2秒を実現。

BMW M3およびBMW M4 Competitionにおいては、さらに出力を高め、最高出力510‘PS(375kW)/ 6,250rpm、最大トルク650Nm/2,750-5,500rpm を発揮する。

圧力損失を最小限にし流体抵抗も極めて低く抑えることでレスポンスを最適化し高効率を実現すうる吸気ダクト、重量を最適化し高回転まで最大限かつ安定したパワー供給を実現する鍛造ピストン、最適化されたブースト圧で迅速かつダイナミックなレスポンスを発揮し低回転時でも高いトルクを実現するツイン・ターボ・チャージャーを採用するなど、サーキットで培われた多くの技術を、余すことなく採用している。

ボディ含め、ドライブ・トレーンを構成する各種パーツには、アルミニウムを多用することで、軽量化をはかり、運動性能を高めている。さあに、Mアダプティブ・サスペンションを標準装備することで、スポーツ・ドライビングのみならず、街中走行時の乗り心地向上も実現している。

よりハードなサーキットでの走行を可能とするため、耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキ・ディスク、軽量化された6ポッドMコンパウンド・ブレーキを標準装備。さらに、耐摩耗性能、耐熱性能をより高めたMカーボン・セラミック・ブレーキを、オプション装備可能だ。

トランスミッションには、ドライブロジック付きの8速Mステップトロニック・オートマチック・トランスミッションを採用し、サーキット走行から、快適な街中での走行まで、あらゆる場面に対応。さらに、M4には、ドライバーの意のままにシフト・アップ、ダウンが可能な、マニュアル・トランスミッションを用意した。

ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載

BMW M3およびBMW M4Competitionには、BMW社が国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能が搭載される。

「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム。

この機能は、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、ステアリングから手を離して走行が可能となる。

安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を標準装備

高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムを標準装備。

アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を、標準装備としている。

さらに標準装備となるパーキング・アシスタントには、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能が採用されている。日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。

BMWコネクテッド・ドライブ

BMWコネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をITネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして2013年に輸入車として初めて導入された。

また、スマートフォン向けアプリの導入により、車両情報やニュース等へのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向上させるサービスを提供。

さらに、2018年8月には、より操作性・利便性を高めた新たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「BMW Connected」を導入し、車とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポートする新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。

BMW Intelligent Personal Assistant(インテリジェント・パーソナル・アシスタント)

BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMW最新の機能である。

今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能。

そして、BMWのインテリジェント・パーソナル・アシスタントの最たる特徴は、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることが可能な点である。

例えば、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを起動する際、「OK, BMW(オーケー・ビー・エム・ダブリュー)」だけでなく、「4シリーズ」と、呼びかける言葉を任意に設定することが可能なため、より身近な存在としてストレス無く使用することが出来る。

トラック・パッケージ

極限のサーキットでの走行を可能とするトラック・パッケージ・モデルを、BMW M3およびBMW M4 Competitionのラインアップに用意。

運動性能をより高めるため、先進安全機能を装備しないことで、約25kgの軽量化を実現。

一方、Mドライバー・パッケージ、Mカーボン・セラミック・ブレーキ、Mカーボン・バケット・シート、Mドライバー・パッケージ等を標準装備とすることで、よりサーキット走行を意識したモデルとしている。

主な車両諸元

BMW M3 Competition
全長4,805mm、全幅1,905mm、全高1,435mm、ホイールベース2,855mm、車両重量1,740kg、車両総重量2,015kg、排気量2,992cc、直列6気筒ガソリン・エンジン、最高出力510PS(375kW)/6,250rpm、最大トルク650Nm/2,750rpm-5,500rpm、WLTP燃料消費率10.0km/L。

BMW M4
全長4,805mm、全幅1,885mm、全高1,395mm、ホイールベース2,855mm、車両重量1,710kg、車両総重量1,930kg、排気量2,992cc、直列6気筒ガソリン・エンジン、最高出力480PS(353kW)/6,250rpm、最大トルク550Nm/2,650rpm-6,130rpm、WLTP燃料消費率9.8km/L。

BMW M4 Competition
全長4,805mm、全幅1,885mm、全高1,395mm、ホイールベース2,855mm、車両重量1,730kg、車両総重量1,950kg、排気量2,992cc、直列6気筒ガソリン・エンジン、最高出力510PS(375kW)/6,250rpm、最大トルク650Nm/2,750rpm-5,500rpm、WLTP燃料消費率10.1km/L。

関連情報:https://www.bmw.co.jp/ja/index.html

構成/DIME編集部

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みんなのコメント

3件
  • 〇:ゴミー・エム・ダブリュー
    ×:ビー・エム・ダブリュー
  • 性能を誇示するような、長かったドイツ系の威圧デザインの時代は終わり。

    フランス、日本レクサス除く、イタリア・・・の流麗な機能デザインの時代へもう入っている。

    デカくて重い高性能で環境負荷アホ高。アウトバーン自体がもう古い価値観。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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