日産が“NISMOモード”付きの電動スポーツ「ノート オーラNISMO」を発表

日産自動車は8月17日、モータースポーツ活動や高性能モデルの開発を担当するNISMO（ニスモ）が開発を手がけた「ノート オーラNISMO」を発表した。価格は、ベースのノート オーラ Gに対して約26万円高の286万9900円。

日産自動車が2021年6月に発表した「ノート オーラ」は、第二世代の「e-POWER」を搭載した電動コンパクトカーだが、その発売と同時に高性能版となる「ノート オーラNISMO」が発表された。電動パワートレインの強みを生かした本格電動スポーツとして、いまもっとも注目の1台となりそうだ。

NISMOが手がける電動モデルといえば、「ノート NISMO」が挙げられるが、ノート オーラNISMOはそのワンランク上の性能や車格感を実現しているとのこと。特に注力されたのは、「デザイン」「ハンドリング」「加速感」の3本柱。

デザインについては見た目だけでなく、エアロダイナミクスの向上を狙い、レイヤード ダブルウイングやリアの空気の流れを整流するデバイス、リアウイングなどを採用。ハンドリングの向上にも寄与する空力ボディを採用している。

インテリアについては、アルカンターラ巻きステアリングホイールやファブリックと合皮を組み合わせたスポーツシート（オプションでレカロ製スポーツシートも用意）、ダークトーン化したインテリアトリムなどが、スポーティな雰囲気を盛り上げる。

注目の走りについては、ドライブモードに新たに「NISMOモード」が追加されたのがトピック。これを選択すると、力強いレスポンスと伸びのある加速を実現するということで、電動車ならではの加速フィールが味わえる。また、ノーマルモードとECOモードについてもNISMO専用のチューニングが施されており、あらゆるステージでベース車とは異なる走りが楽しめそうだ。

また、足回りもリアサスペンションにモノチューブ式を採用し、乗り心地を確保しつつダンピングの効いたキレのある走りが楽しめるようにチューンされている。

比較的リーズナブルな価格設定で、NISMOによる本格的なチューンが施されたノート オーラNISMO。かなりの注目を集めることは必至で、今秋の発売を今から楽しみだ。

Comments

飛ばしすぎてノートオラオラにならないでね

相変わらずのカッコ悪さ、どうせ少ししてから「ノート オーラNISMO S」だすんだろ（(笑)）