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考えるな!感じろ!の世界がここに。大阪オートメッセ2019リポート

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考えるな!感じろ!の世界がここに。大阪オートメッセ2019リポート

「最先端のスタイルがここに!自動車&カスタマイズが大集合!」という、普段のCL CARSのカラーとはちょっと違う感じもするイベントですが、そこはそれ自動車のイベント。

もしかしたらなにか私たちにとっても楽しいものがあるかも知れません。場所はインテックス大阪、ちょっと様子を覗いてきました。

出展車輌台数906台は過去最大!平成最後の開催となった東京オートサロン2019

大阪オートメッセ2019

会場に入るとすぐ、屋外ステージではトークイベントをしていました。お昼時でしたが結構人も多く、賑わっていました。

会場内に入ります。今回はインテックス大阪前官を使っての開催で、ものすごく会場が広いです。

日野のブースにはトラックが並んでいて、VR(バーチャルリアリティー)の体験コーナーもあります。時代といいますか、このVRコーナーはあちこちのブースにありました。

まず目に入ったのが日産の自動車大学校のブース

日産の自動車大学校のブースは愛知と京都があるのですが、愛知はZ34をベースにしたラリーカーを展示していました。

「昔、サファリラリーに出ていたフェアレディーZ432をイメージしました。卒業制作で、Z34というベースは決まっていて『さぁなにを作ろうか』ってことになったんです。車高を下げるのはよくあるので、反対に上げてみようかと。この鉄製バンパー、手曲げなんですよ。砂を入れずに曲げています。しわが寄らないように外側だけ熱して。なかなか曲がらなかったですけど、体力のある若い学生がみんなで頑張りました」

WRCカーというよりはバギーカーに近い、タミヤ感溢れる仕上がりです。ピラーに装飾が施されている辺り、時間も人手も発想も惜しまずつぎ込まれた感じがいっぱいです。

京都校はEVフォーミュラーカーを製作していました。リーフのモーターを積んでいるのですが、そのコンパクトさとスクエアな形が面白いです。コンパクトで背が高くて、フォーミュラーというよりパイクスピークのレーサーみたいで面白いです。来年度からは学生フォーミュラ大会も行われるとのことで楽しみです。

こういうショーでは、このような教育機関の展示が楽しいですね。

一方で無限のコーナー。こちらはこちらで「無限は一体どこに向かっているんだろう」という、また違った方向の楽しさです。隣の館には、懐かしいバラードスポーツCR-Xが居ました。

あの頃に聴いたサロンミュージックのCMソングが脳裏に甦ります。懐かしいです。やっぱり無限はこのイメージですよね。って、古い奴です。ごめんなさい。

こんなきれいなスカイライン、いまはいったいどれくらいするのか想像もつきません。眼福です。もしかしたら寿命が75日ほど延びたかも知れません。

カスタムの方向性として、やたらに迫力のあるオーディオに加えて「とにかく車高は低い方がえらい」という流派があるようです。この、トランクに後ろ向けに設置されたオーディオの意味するところはいったい何なんでしょうか。走りながら車内で聴くためのものではないんでしょうね。謎です。

ここまで振り切ってしまうと、むしろこれはこれで一つの「道」であるような気がしてきて、「ちょっと品格があるのかも知れない」なんて思ってしまいます。車輪の横にあるベンハー的な何かも含めて、考えるな!感じろ!の世界なんですね、きっと。

また真逆な流派として「とにかく車高は高い方がいい」というものもや、「いや、長いのが正義!」という一派もあるようで、カスタムの世界は興味深いです。このハマー、室内はどんな感じなのかものすごく気になります。

こういう展示をたくさん見たあと、こういう真面目な(?)ブースがあると、ちょっと心が和みます。そう、このイベントは多分プロのドライバーもたくさんいらっしゃるんですね。この辺りの多様性というかまぜっかえり感が大阪っぽいのかもしれません。

レカロのあとに大阪っぽさ満載のこのクルマを見て、そう感じました。

さらに…

選挙カーまで展示されているというこの懐の深さ。実に素敵なカオスの世界を醸しています。

広い広い会場を駆け足で巡った大阪オートメッセ。最後は一号館のタミヤブースでラジコンのレースを眺めて、いい感じでインテックスをあとにしました。

[ライター・撮影/小嶋あきら]

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