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2代目[エスティマ]マジか!! 生まれる年を間違えた[モバイルオフィス]とは

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2代目[エスティマ]マジか!! 生まれる年を間違えた[モバイルオフィス]とは

今やスライドドアを有するミニバンは、家族のためだけの乗り物ではない!運転手がいるエグゼクティブが快適に移動するためのものでもあるのだ。レクサスのLMがその代表的な存在であるが、スライドドア車のこのような使われ方は近年増えてきた。だが実はもっと前、約20年以上前に、近いコンセプトを持ったモデルが登場していた!? 今回はそちらのクルマを取り上げていく。

文:西川 昇吾/写真:ベストカーWeb編集部:トヨタ

2代目[エスティマ]マジか!! 生まれる年を間違えた[モバイルオフィス]とは

【画像ギャラリー】出るの早すぎただけでめっちゃ良いじゃん! エスティマモバイルオフィス!(8枚)

■知る人ぞ知る、エスティマモバイルオフィス!

あまり知られていないであろうモバイルオフィス

エスティマモバイルオフィスは2代目エスティマに設定されたモデルだ。

この2代目エスティマからは、ハイブリッドエスティマハイブリッドが追加されたが、エスティマハイブリッドをベースにモデリスタが手掛けて2001年末に発売したのがエスティマモバイルオフィスだ。

当時のリリースにはエグゼクティブオフィスラウンジと表現されており、オフィスとしての役割と快適性に富んだリラックスできるラウンジ空間の2つを兼ね備えたモデルであった。

ベースとなったのは7人乗りのエスティマハイブリッドだが、セカンドシートのくつろぎ空間を広く取るために4人乗り仕様となっている。様々な専用装備が与えられていて、その科価格は652万円。

ベースとなったGセレクションが363万円であったから、その価格差は2倍弱。一体どのような専用装備が与えられていたのだろうか。



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■もっと教えて! どんな装備があるの?

こちらが後席。かなりラグジュアリー感満載(トヨタ公式ホームページより)

エスティマモバイルオフィスの専用装備としてまず大きなポイントが100V電源だ。今やハイブリッド車では当たり前の存在になりつつある100V電源であるが、2001年登場モデルということを考えると、画期的なアイテムだ。

この100V電源はパソコンやFAXなど「オフィス」としての機能を持たせるために装備された。最大電力供給容量は1500Wとされており、このあたりも現代のハイブリッド車にある100V電源と同じようなポイントだ。

リアはもちろん、フロントも専用シートを採用。リアシートは電動リクライニングとスライド式オットマンが備わっていて、リラックスした姿勢を確保できる。

リアのセンターコンソールにはパソコンテーブルが内蔵されているほか、リアには、読書灯やキャビネットなどを装備。

また、7インチの液晶テレビも備えられているが、VHSビデオデッキ&DVD/CDプレイヤーも完備されており、エンタテインメントを楽しむことも可能だ。VHSが装備されているあたりに時代を感じる。

また、遮音材の設定を変更したり、サスペンションを専用チューニングしたりと乗り心地もベースのエスティマ以上に追及されている。装備だけではないショーファーカーとしての側面を意識した開発が施されたのだ。



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■え、フルオプションだと700万超えってマジ!?

ただでさえ高級感のある車内にこれでもか!という位の豪華装備(トヨタ公式ホームページより)

そして35万円のオプションとして冷温蔵庫も用意されていた。フルオプションとなると700万円を超える価格となりそうだ。今やミニバンに700万でも驚かなくなってきたが、当時は高額車であったことは間違いない。

しかし、時代が早すぎたのか、エスティマモバイルオフィスはひっそりと姿を消してしまった。それが巡り巡って20年あまり、スライドを有するミニバンでエグゼクティブが移動することは珍しくない光景となった。

ショーファーカーに求められるのは快適な移動空間である。乗り心地や静粛性を考えたら王道なセダンが有利であるが、広々とした空間というのはミニバンには敵わない。

そこに目を付けたエスティマモバイルオフィス、当時としてはこれまでにないコンセプトを創造した先駆者とも言えるべき存在だ。



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みんなのコメント

1件
  • abk*******
    >生まれる年を間違えた


    もっとベストカーが発表当時、真面目にこのコンセプトカーを記事として取り扱って訴求すれば、トヨタも本気で発売を考えたかもしれないのに…

    今更その言い草は無いだろう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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