現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 全面改良を受けた新型「BMW X1」が上陸! 2.0ℓターボ車のほかEV仕様の「iX1」をラインナップ。一回の満充電で465km走行可能

ここから本文です

全面改良を受けた新型「BMW X1」が上陸! 2.0ℓターボ車のほかEV仕様の「iX1」をラインナップ。一回の満充電で465km走行可能

掲載 3
全面改良を受けた新型「BMW X1」が上陸! 2.0ℓターボ車のほかEV仕様の「iX1」をラインナップ。一回の満充電で465km走行可能

デザインラインはモダンなイメージを保ちつつエレガントに仕上げた「xLine」と、スポーティさを増した「M Sport」のふたつを用意

ビー・エム・ダブリューはこのほど、フルモデルチェンジを受けて三代目に生まれ変わった新型「BMW X1」を導入し、2月17日に発売した。税込車両価格はガソリン車「X1 xDrive20i」が556万円、EVの「iX1 xDrive30」が668万円。納車は2月下旬からの予定だ。

フリード+に27インチ級ロードバイクは積みやすいのか?【スポーツ自転車積載チャレンジ:第7回 ホンダ・フリード編】

写真左から新型X1、新型iX1X1は、武骨なSUVとは明確な一線を画す、オンロード走行性能を高めたSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)という革新的なコンセプトを持つモデルの1台であり、他のBMW Xモデルと同様に、様々な特長を備えながら、とくに高いアイポイントがドライブ時に安心感をもたらすセミコマンド・シートポジション、開放感のあるインテリアスペース、多彩な収納機能、自由自在にアレンジ可能なリヤシートなど、アクティブなライフスタイルにも柔軟に対応する使い勝手の良さと、BMWならではの俊敏で爽快な走りを兼ね備えた、プレミアムスモールコンパクトセグメント唯一のSAVだ。

誕生から第三世代目となる新型は、内外装ともに、どの角度から見ても力強くもモダンで、シンプルながらも洗練された印象を放つ。BMWカーブド・ディスプレイの採用や、iDriveコントローラーの廃止など、ユーザーインターフェースにおいても、大幅なデジタル化が促進されている。さらに、BMWスモールコンパクトセグメント初のEV「iX1(アイエックスワン)」がラインナップした点も新しい。

X1新型のボディサイズは全長4500×全幅1835×全高1645(X1 xDrive20i M Sportは1625/iX1は1620)mmで、ホイールベースは2690mm。フロントマスクは、力強い印象を与える正方形に近い大型なBMW特有のキドニーグリル、BMWデザインの意匠のひとつである環状のシグネチャーを2回繰り返すツイン・サーキュラーを進化させたアダプティブLEDヘッドライトが印象的。

X1X1X1リヤビューにおいては、ワイドで力強さを強調する水平方向のキャラクターライン、立体的なLEDリヤコンビネーションライトが特徴だ。そしてサイドにおいては、ドアハンドルをドアパネルと一体化させたフラッシュ・ハンドルの採用により、空力特性に優れたスポーティかつエレガントな印象としている。

X1 ※写真は欧州仕様、日本仕様は右ハンドルインテリアは、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化させ大型化し、存在感を増しつつ、運転席側に傾けることで視認性を高め、タッチ操作による操作性を高めたBMWカーブド・ディスプレイを採用。さらに、シフトレバーを廃止し、センターアームレストに操作系をすべて収めることで、モダンな印象を高めている。

X1 ※写真は欧州仕様、日本仕様は右ハンドルX1また、センターコンソールにはQi(チー)規格に対応したワイヤレスチャージャー設置することで、対応するスマートフォン等の充電が可能となるなど、利便性も高めている。

X1X1X1後席は大人3名が座れる空間を確保するとともに、40:20:40分割可倒機構を備えたシートの採用により、ラゲッジスペースを有効活用することが可能。「X1 xDrive20i」の荷室容量は大人3名乗車時で540ℓ、後席シートバックをすべて前方に倒した最大時で1600ℓに拡大できる。

なお、新型X1では、モダンなイメージを保ちつつエレガントに仕上げた「xLine(エックスライン)」と、スポーティさを増した「M Sport(エム・スポーツ)」のふたつのデザインライン(税込車両価格は同じ)を用意している。

X1ガソリンエンジン搭載モデル「X1 xDrive20i(エックスドライブニーマルアイ)」には、204ps/300Nmを発揮する2.0ℓ直列4気筒ターボエンジンと、ダイナミックな走りを実現する7速DCTを搭載。エアロダイナミクスを最適化する等の効果も手伝って、WLTCモードで12.9km/ℓの燃費を実現している。

iX1一方、EVの「iX1 xDrive30(エックスドライブサンマル)」は、190ps/ 247Nmを発揮する電気モーターを前後アクスルそれぞれに搭載する4輪駆動モデル。システムトータルでは272ps/494Nmを発揮し、0-100km/h加速をわずか5.6秒(欧州仕様値)でこなす。ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池の容量は66.5kWhで、一回の満充電で465kmの航続を実現する。

iX1バッテリーの充電に関しては、最新のテクノロジーが採用されており、普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応。自宅で8kWのBMWウォールボックス(200V/32A)を利用した場合は、約6時間30分(※)で充電開始時10%の状態から80%まで充電することが可能だ。一方、急速充電(CHAdeMO)においては、現在主流となっている90kW充電器の利用により、約50分(※)で充電開始時10%の状態から約80%までが完了。また、約30分(※)で、充電開始時10%の状態から55%まで充電できる。
※BMW調べ

iX1iX1iX1メカニズム面での特色として、「X1 xDrive20i M Sport」および「iX1 xDrive30」には、アダプティブMサスペンションが標準装備。標準サスペンション搭載モデルと比較して、車高が20mm下がり、快適性と操舵性が大幅に向上している。

iX1 ※写真は欧州仕様。日本仕様は右ハンドル運転支援機能も最新版が採用されている。高性能カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の先進安全機能ドライビング・アシストを標準装備。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能が標準装備となっている。

さらに標準装備となるパーキング・アシスタントには、車両が車速35km/h以下で直前に前進したルートを最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能を採用。日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に元のルートに復帰することが可能だ。

iX1 ※写真は欧州仕様。日本仕様は右ハンドルこのほか、BMWコネクテッド・ドライブやスマートフォン向けアプリ「My BMW」、そしてBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントと、他の新世代BMW車と同様に先進技術が導入されている。

関連タグ

こんな記事も読まれています

日本のキャンピングカーは仕上がりが違う! 知られざる「キャブコン」の製造工程とは
日本のキャンピングカーは仕上がりが違う! 知られざる「キャブコン」の製造工程とは
WEB CARTOP
首都高つながらない「関越道」どう行く? 渋滞を“まるっと避ける”マル秘ルートとは “練馬から正面突破”は最悪?
首都高つながらない「関越道」どう行く? 渋滞を“まるっと避ける”マル秘ルートとは “練馬から正面突破”は最悪?
乗りものニュース
テインの純正互換ショック「EnduraPro」シリーズに『カローラ』『シエンタハイブリッド』など6車種の適合が追加
テインの純正互換ショック「EnduraPro」シリーズに『カローラ』『シエンタハイブリッド』など6車種の適合が追加
レスポンス
メルセデスF1、トモダチ改造計画でW15を“ドライバーの味方”に「改善のためにマシンをいじめ抜く」
メルセデスF1、トモダチ改造計画でW15を“ドライバーの味方”に「改善のためにマシンをいじめ抜く」
motorsport.com 日本版
最高出力830PS、最高回転数9500rpm!フェラーリから自然吸気V12エンジン搭載モデル「12チリンドリ」が登場
最高出力830PS、最高回転数9500rpm!フェラーリから自然吸気V12エンジン搭載モデル「12チリンドリ」が登場
@DIME
高速道路で「人が旗振ってる!」意味わかりますか? 見かけたらそこは「危険」
高速道路で「人が旗振ってる!」意味わかりますか? 見かけたらそこは「危険」
乗りものニュース
軽自動車の「白っぽく見えるナンバー」なぜ増えた? 軽であること隠したい!? 導入7年「図柄入りナンバー」の現状は?
軽自動車の「白っぽく見えるナンバー」なぜ増えた? 軽であること隠したい!? 導入7年「図柄入りナンバー」の現状は?
くるまのニュース
61年の歴史で初 ハイブリッド化されたポルシェ改良新型「911」に熱視線! SNSでの反響とは?
61年の歴史で初 ハイブリッド化されたポルシェ改良新型「911」に熱視線! SNSでの反響とは?
VAGUE
【試乗】新型シトロエンC3は革命を呼びかけるヤバいクルマ! 日本上陸前に本国でBEVの「ë-C3」に乗った!!
【試乗】新型シトロエンC3は革命を呼びかけるヤバいクルマ! 日本上陸前に本国でBEVの「ë-C3」に乗った!!
WEB CARTOP
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年6月9日~6月815日)
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年6月9日~6月815日)
Webモーターマガジン
東急バス「バス以外の交通手段」に参入 チャリもクルマもライバルじゃない “相乗効果”狙う
東急バス「バス以外の交通手段」に参入 チャリもクルマもライバルじゃない “相乗効果”狙う
乗りものニュース
アウディがプレミアムミッドサイズSUVの特別仕様車「Q5/Q5スポーツバック Sライン ダイナミックエディション」を発売
アウディがプレミアムミッドサイズSUVの特別仕様車「Q5/Q5スポーツバック Sライン ダイナミックエディション」を発売
@DIME
新型プリウス、クラウン、シエンタ、日産サクラで便利に使えるライティングアイテム【特選カーアクセサリー名鑑】
新型プリウス、クラウン、シエンタ、日産サクラで便利に使えるライティングアイテム【特選カーアクセサリー名鑑】
レスポンス
400馬力! スバルの美しすぎる「スポーツクーペ」が凄い! パワフルな「ツインターボ×四輪駆動」搭載! ガバっと開く「斬新ドア」採用した「B11S」とは
400馬力! スバルの美しすぎる「スポーツクーペ」が凄い! パワフルな「ツインターボ×四輪駆動」搭載! ガバっと開く「斬新ドア」採用した「B11S」とは
くるまのニュース
ヨス・フェルスタッペンがオーストリアGPでレッドブルRB8をデモランへ。息子マックスとの”共演”が実現?
ヨス・フェルスタッペンがオーストリアGPでレッドブルRB8をデモランへ。息子マックスとの”共演”が実現?
motorsport.com 日本版
大学への通学2時間でドラテク磨き!「若者のクルマ離れ」がウソのような「軽自動車レース」に青春を捧げた20代男子の英才教育とは
大学への通学2時間でドラテク磨き!「若者のクルマ離れ」がウソのような「軽自動車レース」に青春を捧げた20代男子の英才教育とは
Auto Messe Web
日産ローレルHT2000SGX(昭和47/1972年4月発売・KHC130型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト069】
日産ローレルHT2000SGX(昭和47/1972年4月発売・KHC130型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト069】
Webモーターマガジン
トヨタ『カローラFX』が米国で登場…現代的でスポーティ
トヨタ『カローラFX』が米国で登場…現代的でスポーティ
レスポンス

みんなのコメント

3件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

540.0786.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.9798.0万円

中古車を検索
X1の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

540.0786.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.9798.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村