GT-Rのさらなる「深化」! 開発陣の想いとは
去る4月14日、突如R35GT-R NISMO 2022年モデルがお披露目された。まだ正式発表ではなく、あくまでも先行公開だった。しかし、そこに開発陣の「GT-Rの深化」に対する飽くなき挑戦が垣間見えたのである。
2420万円でも安すぎる! 基準車とは別モノ「R35GT-R NISMO」進化の軌跡
挑戦的スタイルは進化への飽くなき欲求の証
コロナ禍でさまざまなイベントが制限されているなか、4月上旬に日産自動車から「GT-R NISMO 2022年モデル」(以下、MY22) の発表会の案内が届いた。基本はオンラインによるイベントで、限られたメディアのみコロナ対策が施された会場内に入ることを許された。
4月14日正午ちょうどのリモート動画配信開始と同時にアンベールされたGT-R NISMO MY22は、姿形こそ変わらないものの、意表を突くブルーグレーのソリッドカラーとカーボン剥き出しのボンネットフードという「挑戦的」なスタイルを纏っていた。
壇上でプレゼンテーションを行ったR35統括責任者の田村宏志氏は「いつもわたしが言い続けてきた『究極のドライビングプレジャーの追求』。この『追求』という言葉がミソで、終わりなき深化、ずっと続けるという行為。そういう日産自動車の気持ちを伝えていきたい」と冒頭に語った。
今回のイベントはあくまで先行公開であり、具体的な価格やスペックなどは今夏(8月)に予定されている正式発表までお預けとのこと。ち ょっと肩透かしをくらった感はあるが、R35の深化にまだ「次の一手」 が存在していたという事実が明らかになった。ファンにとってはそれだけでも喜ばしいことではないか。
追加されたスペシャルエディションの詳細
今回の先行公開では、従来のGT-Rニスモに加え「スペシャルエディション」という特別仕様車が設定されることがアナウンスされた。それこそ、今回お披露目された車両そのものである。標準のGT-R NISMOと異なる点は次のとおり。
1.専用色の「ニスモ・ステルスグレー」を設定(従来の純正色も選択可)。
2.クリア塗装仕上げのカーボン製エンジンフードを採用。
3.レイズ製アルミホイールにレッドリム加飾を追加。
4.ピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに高精度重量バランスエンジン部品を採用。
5.エンジン前部に貼り付けられる「匠」のネームプレートを赤に変更。
また、公式アナウンスはなかったが、標準となるダンロップ製タイヤを注視すると、サイドウォールのロゴデザインが変更されていることがわかる。パターンも含めてアップデートされている可能性も考えられる。
Rの魂を受け継ぎ8月に正式発表を予定
チーフ・ビークル・エンジニア(CVE)を務める川口隆志氏は「もともと高精度で組み付けていVR38DETTではありますが、スペシャルエディション専用のエンジンは、ピストンやコンロッド、バルブスプリングなどの精度向上に徹底的にこだわりました。カタログ数値には出ないレベルではあるものの、技術的なポテンシャルを愚直に追求しています」とその変更点を紹介。
田村氏は、BNR34VスペックII N1(無塗装ボンネットフード)や BNR34ニュル(バランス取りを施したRB26DETT N1仕様エンジン)を例に上げ、最新のGT-R NISMO スペシャルエディションには第2世代GT‒R(R32/R33/R34)に注入した「Rの魂」を紡いでいることも強調した。
時代や世代は変われども、GT-Rにとって「追求し続ける」姿勢は欠かせない。見た目だけではなく、 見えない部分にも走りの性能向上に寄与するタマを込めるからこそ、進化を深めることができるのだ。 今回はGT‒R NISMOのお披露目のみに留まったものの、今夏発表予定という基準車のMY22も同様に、その姿勢が貫かれているはずだ。ちなみに車両価格は未発表だが、GT-R NISMOが従来同様の2420万円、Special editionは2464万円になるとの情報も飛び交っている。MY22が事実上の「R35ラストモデルイヤー」になるという噂もある。 さて、その真偽のほどはいかに。
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みんなのコメント
消滅前にfinaleditionは出すだろう。