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「手軽に乗れる?」 100万円台からの走りが楽しいスポーツカー5選

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「手軽に乗れる?」 100万円台からの走りが楽しいスポーツカー5選

■まだある! 100万円台で買えるスポーティなクルマ

 近年のクルマは衝突安全性を高めることや、先進安全装備の搭載が社会的に当然の流れです。乗員や歩行者を守り、事故を起こさないという理想を実現するために、各メーカーは日夜開発に努めています。

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 そうした背景もあり、クルマの価格は高騰し、サイズも大きく重くなってしまうのは仕方ないのかもしれません。

 しかし、安価で運転の楽しいクルマが忘れ去られたわけではありません。そこで、100万円台で販売されているスポーティなクルマ5車種をピックアップして紹介します。

●日産「マーチ NISMO S」184万2480円

 日産「マーチ」は初代に「マーチ スーパーターボ」、先代では「マーチ 12SR」とスポーティモデルがありました。

 現行モデルのK13型が発売された当初は、スポーティモデルが存在していませんでしたが、2013年に追加された「NISMO S」で待望のスポーティモデルが復活します。

「マーチ NISMO S」には専用の1.5リッター自然吸気エンジンと5MTが搭載され、116馬力と決して高出力ではありませんが、1010kgと軽量なボディに十分なパワーです。

 また、レーシングテクノロジーによって剛性アップされたシャシに、専用チューニングされたサスペンションや、専用にセッティングされたパワーステアリング、エアロパーツなどが装備されるなど、「NISMO」グレードならではの構成となっています。

 内装もスポーツシートや、本革とアルカンターラを組み合わせた小径ハンドルが採用され、スポーティさを演出。

 もちろん、ベースの「マーチ」と変わらない使い勝手のよいコンパクトカーですから、週末には走りを楽しみながら、日常の足としても最適です。

「マーチ NISMO S」お価格は184万2480円(消費税込、以下同様)です。

●スズキ「スイフトスポーツ」183万6000円から

 スズキの「スイフト」にはスポーティバージョンの「スイフトスポーツ」があります。

 現行モデルは3ナンバー化した専用ボディと、同じく専用の足回り、ブレーキにエンジンと、通常の「スイフト」とはまったくの別モノに。

 先代までは、1.6リッターの自然吸気エンジンでしたが、現行モデルでは1.4リッターターボエンジンを搭載し、140馬力とかなりパワフルです。

 コンパクトカーとしての実用性もあり、6MTが用意されていてスポーティな走りもできる、ある意味理想的なスポーツカーではないでしょうか。

「スイフトスポーツ」の価格は183万6000円(6MT)からです。

●マツダ「デミオ 15MB」156万600円

 マツダのラインナップでもっともコンパクトな「デミオ」は、1.5リッターのガソリンエンジン/ディーゼルエンジンを搭載し、全グレードで2WD/4WDが用意されるなど、さまざまなニーズに対応したモデルです。

 ガソリン、ディーゼルともに6MTが用意されるなど、スポーティなコンパクトカーとして定評のある「デミオ」ですが、さらにスポーティなグレード「デミオ 15MB」が存在します。

「MB」とは「モータースポーツベース」のことで、モータースポーツに参加を前提に装備を簡素化。エンジンやブレーキも専用のチューニングが施されたモデルです。

 モータースポーツ用となっていますが、もちろん公道も走れ、エアコンやパワステなども装備されているので、普段使いもまったく問題ありません。通常の「デミオ」ではレギュラーガソリンですが、「15B」ではハイオクガソリンが指定されています。

 パワートレインは、116馬力に6MTを組み合わせています。自然吸気のエンジンなので目を見張るほどのパワーではありませんが、簡素化された装備の恩恵で、1020kgまで軽量化されたボディには十分となっています。

「デミオ 15MB」の価格は156万600円です。

■軽自動車にもスポーツカーはある!

●ダイハツ「コペン」185万2200円

 軽自動車でありながら電動開閉式ルーフを持つダイハツ「コペン」は、2シーターFFオープンスポーツです。

 現行の「コペン」は2代目として2014年に発売され、スポーツカーとしての躍動感を表現した「ローブ」、躍動感に親しみやすさを融合させた「セロ」、新しい面づくりに挑んだデザインの「エクスプレイ」と、外観が異なる3タイプがラインナップされています。

 2シーターというだけで十分スポーティですが、「コペン」のよさはやはり手軽にオープンエアドライブを楽しめるところです。

 価格は「ローブ」と「エクスプレイ」が185万2200円から、「セロ」が190万6200円からで、トランスミッションは全タイプでCVTと5MTから選択できます。

●スズキ「アルトワークス」150万9840円から

 1987年に登場した「アルトワークス」は、2000年に一度廃止されます。その後、2015年には「アルト ワークス」が復活を果たし、今に至ります。

 専用のターボチャージャーや、「ワークス」伝統の4WDを採用。また、専用チューニングされたサスペンションとブレーキで、走る・曲がる・止まるという性能をすべて高めています。

 トランスミッションは5MTに加え、手軽にスポーツドライビングが楽しめるスズキ独自のAT、5AGS(オートギアシフト)もラインナップ。

 アルトワークスの価格は5MTが150万9840円、5AGSが154万7640円です。

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