■ホンダ「S2000」に“赤バッジ仕様”あった!?
ホンダが1999年から2009年にかけて販売していた「S2000」は、ホンダ車として珍しくFRの駆動方式を採用した2シーターオープンスポーツカーです。
今でも高い人気を誇るS2000ですが、その原型といえるコンセプトカーが、過去に参考出展されたことがありました。
一体どのようなモデルだったのでしょうか。
【画像】カッコいい! これがホンダ渾身の「S2000 赤バッジ仕様!?」です!(19枚)
そのクルマは、1995年の「第31回東京モーターショー」でホンダが展示したコンセプトカー「SSM」です。
SSMとは、「Sports」「Study」「Model」3つの言葉の頭文字を組み合わせた車名で、S2000の原型らしく駆動方式にFRを採用した、2シーターのオープンスポーツモデルとなっていました。
当時、ホンダのスポーツモデルといえば「シビック」や「インテグラ」をはじめとするFF車が中心。1995年当時のカタログラインアップにはFR車は1台もありませんでした。
そんな中で、ホンダから突如FRのコンセプトカーを発表したため、SSMは登場直後から大きな話題になります
SSMのボディサイズは全長3985mm×全幅1695mm×全高1150mmと、後に市販化されたS2000よりも全体的にわずかに小さいサイズです。
「ハイXボーンフレーム構造」と名を変えてS2000にも用いられる「キャビンアッパーフレーム構造」を採用し、高いボディ剛性を実現していました。
エンジンには「インスパイア」などに搭載されていた2.0リッターのG20A型をベースに、DOHC VTEC化したものを採用。
このパワーユニットは最高出力200馬力を発揮し、伸びやかなロングノーズボディのフロント部分に納められています。
またトランスミッションにはシーケンシャル電動セレクト5速ATを装備。これはスーパースポーツカー「NSX」にも用いられていたマニュアル感覚のスポーツATである「Fマチック」の進化版でした。
そのほかにも、車両に関わる様々な情報を一括で表示する「マルチモードディスプレイメーター」など、先進的な装備を配しており、その全てが「このまま発売できるのでは」と思わせる完成度に仕上がっていることが印象的でした。
その後1999年に、SSMをベースにさらなる進化を遂げたS2000が発売。
ホンダの市販モデルとしては、1970年に販売終了となった「S800」以来となる29年ぶりのFR車の誕生でした。
SSMにおける外観デザインの特徴となっていた“低い位置に設置されたヘッドライト”は、一般的な高めの位置に移動。
エンジンの最高出力は250馬力にまで向上し、リッターあたり125馬力という市販車として随一の高出力を誇りました。
またトランスミッションは“6速MTのみ”と、原案であるSSM以上にスパルタンなモデルに仕上がったS2000は、すぐさま人気スポーツモデルの1台となり、約25年経過した今でもスポーツカー好きからの羨望の眼差しを受け続けています。
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みんなのコメント
くるまの記事書く人間だったらそのくらい知ってるだろうが
馬鹿じゃない