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GRカローラRZとモリゾウエディションが抽選申し込み受付を本日から開始! 受付期間は12月19日まで! 見逃すな!!

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GRカローラRZとモリゾウエディションが抽選申し込み受付を本日から開始! 受付期間は12月19日まで! 見逃すな!!

 トヨタGAZOO Racingは2022年12月2日、GRカローラRZと同モリゾウエディションの抽選申し込み受付を開始した。受付期間は2022年12月19日までの17日間。2022年6月のGRカローラ発表時には一般販売とアナウンスされていたが、半導体不足やコロナ禍の影響もあってRZは500台、そしてモリゾウエディションは70台の抽選販売となった。その詳細を紹介していこう。

本文/ベストカーWeb編集部、写真/トヨタ、ベストカーWeb編集部、ベストカー編集部

GRカローラRZとモリゾウエディションが抽選申し込み受付を本日から開始! 受付期間は12月19日まで! 見逃すな!!

■RZはウェブで、モリゾウエディションはGR Garage店頭で申し込み受付

GRカローラはRZとモリゾウエディションで抽選申し込み受付の方法が違うので注意。両車ともに受付期間は2022年12月2日~12月19日までとなる

 GRカローラRZと同モリゾウエディションは2022年6月1日にワールドプレミアされたスポーツモデル。この発表時には一般販売と案内されていたのだが、前述の半導体不足とコロナ禍による影響を受け、抽選販売となった。

 車両本体価格はGRカローラRZが525万円、同モリゾウエディションは715万円(いずれも消費税込み)。RZはまずは500台の抽選販売となり、今後の生産状況を見ながら追加販売を検討するとのこと。モリゾウエディションは70台の抽選販売となる。

 この2台は抽選方法が異なっているので注意が必要だ。RZはウェブサイト上(https://toyota.jp/cmpnform/pub/jp/grcorolla_rz/?padid=grcorolla_pr_jp)からの申し込み受付となり、モリゾウエディションについては全国のGR Garageの店頭で申し込みを受け付けるという。

 抽選申し込みから納車までの流れは2022年12月2日~12月19日の申し込み期間についてはRZとモリゾウエディションで共通だが、抽選に当選した場合の連絡時期が両車で異なっている。

 RZの場合、当選連絡は2023年1月13日に予定されており、その後順次商談に入る。モリゾウエディションは2023年1月6日に当選連絡があり、その後に商談に入る。なお、納車される時期は両車ともに2023年春以降を予定しているという。

■ベースのカローラスポーツとはまったく違うド迫力のワイドボディと高い旋回性能

GRカローラモリゾウエディションのリアビュー。ベースのカローラスポーツからワイドトレッド化され、全幅は60mmもワイドになっている

 GRカローラRZは、2022年4月に公開されたGRカローラの日本仕様のグレードで、同モリゾウエディションはマスタードライバーである社長の豊田章男社長、モリゾウ氏自らが開発段階で試作車のハンドルを握り、専用パーツを吟味して作り上げた特別仕様車だ。

 このGRカローラの開発は“マスタードライバー”のモリゾウ氏を中心にプロドライバー、社内の評価ドライバー、エンジニア、メカニックが一丸となって、さまざまな道で走り込みを実施し、徹底的に不具合を出し尽くし、改善を重ねているという。その過程で目指したのは「ドライバーと対話のできるクルマ」、「ずっと走らせていたくなるスポーツカー」だ。

 具体的には、基本骨格である5ドアHBモデル、カローラスポーツのボディからフロントフェンダー、リアフェンダーともに片側を約30mm拡幅。さらに、ロングホイールベースが生み出す高速安定性を受け継ぎながら、フロントを60mm、リアを85mmワイドトレッド化。幅が太いハイグリップタイヤである235/40R18サイズのヨコハマADVAN APEX V601を装着し、高い旋回性能を実現しているという。

■レース車からのフィードバックを余すことなく盛り込んだGRカローラ

GRヤリス(写真右)の4WDシステムを最適化して搭載し、大幅にパワーアップを果たした1.6L直噴ターボエンジンを積むGRカローラ(写真左がRZ、中央がモリゾウエディション)

 そのボディサイズは全長4410×全幅1850×全高1480mm(モリゾウエディションの全高は1475mm)、ホイールベースは2640mm。ベースとなったカローラスポーツから全長で35mm、全幅で60mm、全高で15~20mmアップとなっている。

 車重はベースのカローラスポーツが1350~1390kgなのに対し、GRカローラはRZが1470kg、モリゾウエディションが1440kgとなる。

 ちなみに、トレッドの拡幅についてはC-HRなどGA-Cワイドプラットフォーム用のサスアームを流用している。このため、新規にパーツを起こさずに達成できている。ベースとなったカローラスポーツはGA-Cナロープラットフォームを採用しており、大きく張り出した前後のブリスターフェンダーが迫力と凄みを増しているのがわかる。

 また、フロントボンネットに2カ所空いたエアダクトは、普段は埃やゴミの侵入を防ぐため、内側にプラスチックカバーを付けているが、スポーツ走行時には取り外せるので冷却性能を高めることも可能だ。フロントフェンダー後方に空いたホールはエンジンの熱の排出用、リアバンパーの2カ所のスリットは空気が車両後方に抜けるのを妨げるパラシュート効果を抑制するための穴となる。

 レース参戦車両からのフィードバックも多いため、エアロダイナミクスは最新のテクノロジーの数々が盛り込まれており、5ドアハッチバック車の5人乗りの利便性をそのままにしているので、日常生活での使い勝手と走る楽しさを高次元で両立している。

■GRヤリスと同じ4WDシステム、GR-FOURと高出力化1.6Lターボを搭載

GRカローラRZの1.6Lターボエンジン。最高出力304ps/最大トルク37.7kgmのハイスペックを誇る

 4WDシステムは、GRヤリスにも搭載された「GR-FOUR」をGRカローラRZ用に最適化して採用している。ボディ剛性に関してはスポット打点を追加し、構造用接着剤の塗付長を3.3m延長し、アンダーフロアへボディ補強ブレースを追加するなど、さらに強化されている。前席シートは専用のスポーツタイプシートが備わっており、強烈な旋回にも耐えられるサポート性とホールド性を持たせている。

 より軽量コンパクトなGRヤリスの走りと比べると、GRの車両のなかで最もロングホイールベース(2640mm)も手伝って、安定志向な車両挙動をイメージしがちだが、GRカローラRZは、そうした立ち位置は狙ってはいない。「お客様を魅了する野性味」を与えるべく、イメージをブチ壊すような、ハイパフォーマンスなエンジンが備わっているようだ。

 GRカローラRZで注目すべきは、エンジンパフォーマンスの向上だ。GRヤリスにも搭載されている1.6L直列3気筒直噴インタークーラーターボを強化し、最高出力224kW(304ps)/6500rpm、最大トルク370Nm(37.7kgm)/3000-5550rpmのエンジンを搭載。

 さらにモリゾウエディションは、最大トルクをRZからプラス8%、400Nm(40.8kgm)/3250-4600rpmにまで引き上げている。特に、中回転域のトルクを高めたことで、ただでさえ強烈な加速性能がさらに強化されたという。

 モリゾウエディションでは「究極」を求めるため、最大トルク向上以外にも抜かりはない。6速MTもGRカローラRZとはセッティングを変えており、RZに対してディファレンシャルギアのローギアード化と、1~3速のクロスギアレシオ化によって動力性能の向上と気持ちのいいギアのつながりを実現。

 さらに、GRカローラRZ比で10mm拡幅をしたミシュランのハイグリップタイヤ、245/40R18サイズの パイロットスポーツCUP2を採用し、コーナリング時の安定性、ブレーキ性能を向上。足回りには高性能なモノチューブアブソーバーを奢り、身体全体をホールドする専用セミバケットシートまでも採用。後席シートは取り払われており、30kgもの軽量化を達成するというバリバリの気合が込められている。

 インテリアの装飾もRZとは差別化が施され、ドアトリムオーナメントやインストルメントパネルなどへは、鋳物ブラック塗装を施し、ステアリングホイールやコンソールには、高性能スポーツカーに多くみられる、上質なウルトラスエード表皮を採用した。エクステリア色にはモリゾウエディション専用のマットスティールを設定。さらには、ウィンドウシールドガラスにモリゾウサインが施されているのだ。

 どちらのGRカローラを選ぶにしても抽選販売申し込み受け付けは12月19日まで。いずれにしても急ぐしかないぞ!!

 

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