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【試乗】新型 アルピーヌ A110|クラス最高峰のパフォーマンスを発揮! それでいて上品さ漂う完璧なスポーツカー

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【試乗】新型 アルピーヌ A110|クラス最高峰のパフォーマンスを発揮! それでいて上品さ漂う完璧なスポーツカー

マイナーチェンジでエンジンパワーがアップ

2018年に試乗した新生アルピーヌ A110も、登場から3年半が経ちマイナーチェンジ(MC)を受けた。

アルピーヌ A110(現行型)のカタログはこちら

このMCモデルでは、3つのタイプをチョイスすることができる。

ベースの“A110”は持ち前の良質な素性を堪能できるモデルで、エンジンパワーに変更はない。

そして、エンジンパワーがアップされた“A110 GT”と“A110 S”である。

今回は、この2台に箱根で試乗する機会を得たので、その様子をお伝えしよう。

上品で完璧なスポーツカーを味わえるA110 GT

初めにA110 GTへと乗り込む。

インフォテインメントもグレードアップして、ますます使い勝手が良くなったそうだ。

それ以上にセンスの良さが際立つのが、高級感あるインテリアの質感だ。プレミアム感の演出がとにかく上手だと感じる。

Dボタンをセレクトしてスタートだ。

今回のMCのトピックスの一つが、このA110 GTとA110 Sに搭載されるエンジンがパワーアップされ、300psとなったこと。

エンジンを始動すると、以前よりも低音が利いているようだ。チューニングされた4気筒ユニットのエグゾーストから奏でる音は、気持ちを高揚させる。

持て余すようなポテンシャルをもつが、街中を流すだけでも十分に嬉しさを感じることができる。

奏でる音と同時に、ゲトラーク製のデュアルクラッチ式のトランスミッションも心地よくシフトアップする。

サスペンションはしなやかで底付き感はなく、ターンパイクの緩やかなアンジュレーションを美しくなぞる。

路面とのコンタクトに申し分ない。ステアリングフィールはさらに意のままに正確無比を増した。

後日、A110 GTをさらに長い期間借り、日常使いをしてみた。

乗り心地もしなやかで見切りもよく気取っていない。車をよく知る通好みとは、このようなモデルのことではないかと思う。

常用のスポーツカー4気筒部門では最高峰のパフォーマンスである。これ以上のモデルがあれば知りたいくらいだ。

それでいて、コーナーを速く! とか加速うんぬんよりも、上品で完璧なスポーツカーを味わえるという喜びの方が大きい。

MCモデルと控えめな言い方をしているが、リファインモデルといった方が良いと思う。各部のネガを洗い出してポジティブに発展するアルピーヌのやり方は王道でいい。

サーキットやワインディングで真価を発揮するA110 S

続いて、A110 Sに乗り込む。

こちらもGT同様の300ps仕様だが、乗り込んだときのボディの沈み込みが明らかに違い、ソリッドな印象だ。

走り出してすぐに感じたのが、路面とのコンタクトがダイレクトだということ。

これは、相当な速度に達しなければ、動きがスムーズに感じられないというポテンシャルであるということだ。

具体的には、路面状態の良いサーキットのようなシーンで、間違いなくパフォーマンスを発揮するセッティングだ。

一般道では、むしろ気を抜くと路面のうねりによってシビアなステアリング操作が必要となる。

スポーツカーの際立った特性としては間違いのないハンドリングだが、ある程度必要な「曖昧さ」が少なくなっているのも事実だ。

どこか遠くの素晴らしい景色を見に行くのはGTに任せ、Sはハンドリングを堪能するためにサーキットやワインディングを流すのにうってつけである。

フランスらしいエレガントで心地のよいスポーツカーを感じるならば、私は断然GTをオススメする。

いつまでも乗り続けたいエッセンスが満載の、ファインされたモデルである。

文/松本英雄、写真/篠原晃一【試乗車 諸元・スペック表】●GT型式7BA-DFM5P4最小回転半径5.8m駆動方式MR全長×全幅×全高4.21m×1.8m×1.25mドア数2ホイールベース2.42mミッション7AT前トレッド/後トレッド-m/-mAI-SHIFT-室内(全長×全幅×全高)-m×-m×-m4WS-車両重量1130kgシート列数1最大積載量-kg乗車定員2名車両総重量-kgミッション位置コラム最低地上高-mマニュアルモード◯標準色ブラン グラシエオプション色ブルーアルピーヌM、ブラン イリゼM、グリ トネールM、ノワールプロフォンM、ブルーアビスM、グリ トネール マット、オランジュ フーM掲載コメント-型式7BA-DFM5P4駆動方式MRドア数2ミッション7ATAI-SHIFT-4WS-標準色ブラン グラシエオプション色ブルーアルピーヌM、ブラン イリゼM、グリ トネールM、ノワールプロフォンM、ブルーアビスM、グリ トネール マット、オランジュ フーMシート列数1乗車定員2名ミッション位置コラムマニュアルモード◯最小回転半径5.8m全長×全幅×全高4.21m×1.8m×1.25mホイールベース2.42m前トレッド/後トレッド-m/-m室内(全長×全幅×全高)-m×-m×-m車両重量1130kg最大積載量-kg車両総重量-kg最低地上高-m掲載用コメント-エンジン型式M5P環境対策エンジン-種類直列4気筒DOHC使用燃料ハイオク過給器ターボ燃料タンク容量45リットル可変気筒装置-燃費(10.15モード)-km/L総排気量1798cc燃費(WLTCモード)14.1km/L└市街地:9.6km/L└郊外:15km/L└高速:16.7km/L燃費基準達成-最高出力300ps最大トルク/回転数n・m(kg・m)/rpm340(34.6)/2400エンジン型式M5P種類直列4気筒DOHC過給器ターボ可変気筒装置-総排気量1798cc最高出力300ps最大トルク/回転数n・m(kg・m)/rpm340(34.6)/2400環境対策エンジン-使用燃料ハイオク燃料タンク容量45リットル燃費(10.15モード)-km/L燃費(WLTCモード)14.1km/L└市街地:9.6km/L└郊外: 15km/L└高速: 16.7km/L燃費基準達成-●S型式7BA-DFM5P4最小回転半径5.8m駆動方式MR全長×全幅×全高4.21m×1.8m×1.25mドア数2ホイールベース2.42mミッション7AT前トレッド/後トレッド1.56m/1.55mAI-SHIFT-室内(全長×全幅×全高)-m×-m×-m4WS-車両重量1120kgシート列数1最大積載量-kg乗車定員2名車両総重量-kgミッション位置コラム最低地上高-mマニュアルモード◯標準色ブラン グラシエオプション色ブルーアルピーヌM、ブラン イリゼM、グリ トネールM、ノワールプロフォンM、ブルーアビスM、グリ トネール マット、オランジュ フーM掲載コメント-型式7BA-DFM5P4駆動方式MRドア数2ミッション7ATAI-SHIFT-4WS-標準色ブラン グラシエオプション色ブルーアルピーヌM、ブラン イリゼM、グリ トネールM、ノワールプロフォンM、ブルーアビスM、グリ トネール マット、オランジュ フーMシート列数1乗車定員2名ミッション位置コラムマニュアルモード◯最小回転半径5.8m全長×全幅×全高4.21m×1.8m×1.25mホイールベース2.42m前トレッド/後トレッド1.56m/1.55m室内(全長×全幅×全高)-m×-m×-m車両重量1120kg最大積載量-kg車両総重量-kg最低地上高-m掲載用コメント-エンジン型式M5P環境対策エンジン-種類直列4気筒DOHC使用燃料ハイオク過給器ターボ燃料タンク容量45リットル可変気筒装置-燃費(10.15モード)-km/L総排気量1798cc燃費(WLTCモード)14.1km/L└市街地:9.6km/L└郊外:15km/L└高速:16.7km/L燃費基準達成-最高出力300ps最大トルク/回転数n・m(kg・m)/rpm340(34.6)/2400エンジン型式M5P種類直列4気筒DOHC過給器ターボ可変気筒装置-総排気量1798cc最高出力300ps最大トルク/回転数n・m(kg・m)/rpm340(34.6)/2400環境対策エンジン-使用燃料ハイオク燃料タンク容量45リットル燃費(10.15モード)-km/L燃費(WLTCモード)14.1km/L└市街地:9.6km/L└郊外: 15km/L└高速: 16.7km/L燃費基準達成-

アルピーヌ A110(現行型)のカタログはこちらアルピーヌ A110(現行型)の中古車はこちら (※マイナーチェンジ前のモデルも含みます)

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みんなのコメント

6件
  • 最小回転半径が5.8mもあるのが意外だ
  • 購入考えてたけど、立ち往生するトラブルが多いみたいで見送っています。MCで改善されたのかな???
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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