カローラの安心感が魅力。デビューは2012年の長寿モデル
「トヨタ カローラ」といえば2021年に累計販売が5000万台を超えるなど、世界的に売れているファミリーカーです。そんなカローラのラインナップは、グローバルモデルの「カローラ」「カローラツーリング」「カローラスポーツ」に加えて、日本仕様の「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」となっています。
グローバルモデルは世界の趨勢に合わせて3ナンバーボディとなっていますが、日本仕様のアクシオとフィールダーは5ナンバーボディを死守、5ナンバー志向の強いユーザーのために生産されています。メーカーの都合でグローバル化を推し進めるのではなく、ユーザーに寄り添って日本仕様を作り続けるという姿勢が、カローラというブランドの価値を高めているといえるでしょう。
トヨタ カローラアクシオとフィールダーが一部改良。使い勝手を向上させ価格は161万円から
アクシオ、フィールダーは日本仕様といえば聞こえはいいかもしれませんが、実態としては2012年にデビューしたモデルを継続生産しているモデルです。1.5Lハイブリッド、1.5Lガソリンエンジンというパワートレインも目新しいものではありませんが、カローラという車名に安心感を求める層にはピッタリのメカニズムと評価すべきなのかもしれません。
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LEDヘッドランプやうType-CのUSB端子が標準装備に
さて、そんなアクシオ、フィールダーが一部改良を受けました。主な改良内容は次のようになっています。
・プロジェクター式LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)を標準装備
・ナノイーXを標準装備、マニュアルエアコンへのナノイーX搭載はトヨタ初
・スマートフォンが置けるパーキングブレーキレバー横トレイ、充電用USB端子(Type-C)を新設し、全車に標準装備
・シート表皮を一新し、堅牢かつ上質なモダンさを表現
LEDヘッドランプの採用はエクステリアの雰囲気を現代的にしていますし、インテリアでは最新のType-C USB端子の設定というのもアップデートの内容として妥当という印象です。
納期優先ならアクシオとフィールダーは合理的な選択肢!
5ナンバーにこだわるユーザーには、いわゆる高齢層が多いのはもちろんですが、ビジネスユースのフリートユーザーも少なくないといいます。スマートフォン置き場の新設と充電用USB端子へのアップデートは、そうしたユーザーニーズに応えるものといえます。
なにより、カローラを買おうと思ったら、セダンならアクシオ、ワゴンならフィールダーを選ぶというのは納期を考えると合理的な選択になります。
セダンでいえばグローバルモデルのほうのカローラは受注停止状態となっていますが、カローラアクシオはハイブリッド、ガソリンいずれも3か月程度の納期となっています。
ワゴンについても同様で、グローバルモデルのカローラツーリングは受注停止状態ですが、カローラフィールダーであれば、同じく3か月程度の納期と見込まれています。
実質的にはカローラの選択肢は、日本仕様であるアクシオとフィールダーだけというのが現状なのです。そう考えると、各部のアップデートというのは非常にいいタイミングでの改良といえるのかもしれません。
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アクアやヤリスのハイブリッドより割安な価格
<カローラアクシオ>
EX ハイブリッド・・・・217万7000円
EX ガソリン・・・・・・161万1600円(FF・MT)
173万1500円(FF・CVT)
187万5600円(4WD・CVT)
<カローラフィールダー>
EX ハイブリッド・・・・233万400円(FF・CVT)
EX ガソリン・・・・・・175万8400円(FF・MT)
187万8300円(FF・CVT)
202万2400円(4WD・CVT)
メカニズムの世代も異なりますので単純な比較は適切でないかもしれませんが、ハイブリッドの価格帯は「アクア」や「ヤリスハイブリッド」と比べてもリーズナブルな印象があります。
さらにいえばアクアの納期目安は6か月程度、ヤリスでは4~5か月程度となっていますので、いまトヨタでベーシックな1.5L車を選ぶとすれば、アクシオ、フィールダーの5ナンバーカローラは有力候補となり得るのです。
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文:山本晋也
写真:
1~3枚目:トヨタ カローラアクシオ EX
4~6枚目:トヨタ カローラフィールダー EX
7枚目:プロジェクター式LEDヘッドランプ
8枚目:マニュアルエアコン
9~10枚目:充電用USB端子(Type-C)
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みんなのコメント
フルモデルチェンジして若者用のカローラクーペも復活させてその価格なら売れてるよw