2019年も実に様々なクルマたちが現れた。2020年はどんなクルマが私達を驚かしてくれるだろうか。いまから楽しみでしょうがない。
ところで、カー・オブ・ザ・イヤーに代表されるクルマの賞は、選考期間に現れた新型車のみをその対象とするのが普通だ。
【東京オートサロン2020】日産はスカイライン400Rだけじゃない! 市販可能性大の2モデルも登場!!
では、2019年に存在したすべての国産車を対象にベストなクルマを選んだら一体どのクルマがもっとも魅力あるクルマ、いいクルマとして選ばれるのか? というのが今回の企画の趣旨だ。
総勢20名のモータージャーナリストにそれぞれ自身の「2019年の現行国産車ベスト10」を選定してもらい、それをF1のポイントシステム(1位25ポイントから10位1ポイントまで)に合わせ得点化、総合の順位を決めるという流れ。
果たしてどんな順位となったか? RAV4などの新鋭は現行車に混ざるとどの位置になるのか? ともあれ、本家カー・オブ・ザ・イヤーの選考も忙しい時期に選考を引く受けてくださった皆さんには感謝感謝である。
●【画像ギャラリー】2019年 オール国産現行車ベスト10!!! 上位のクルマたちをギャラリーでチェック!!!
■日本車ザ・ベストテン決定方法
(1)20名のモータージャーナリストが現行日本車の1~10位を決める
(2)それぞれの1~10位車にF1方式でポイントをつける
1位25P 2位18P 3位15P 4位12P 5位10P 6位8P 7位6P 8位4P 9位2P 10位1P
(3)すべてのポイントを合計して総合順位を決定する
※本稿は2019年12月のものです
選定者:塩見 智、佐藤篤司、斎藤 聡、国沢光宏、片岡英明、小沢コージ、岡本幸一郎、大井貴之、石川真禧照、飯田裕子、渡辺陽一郎、渡辺敏史、吉田由美、諸星陽一、松田秀士、西川 淳、中谷明彦、竹岡 圭、鈴木直也、清水草一/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年1月10日号
■1位 日産 GT-R(222ポイント)
■日本が世界に誇る超弩級スポーツ!!!
水野和敏氏統括のもと開発されたマルチパーパススーパーカーで、デビューは2007年。その後、一度のフルモデルチェンジも受けぬまま性能に磨きをかけ、現在も世界レベルの高い走行性能を誇る。
搭載エンジンは3.8L、V6ツインターボのVR38DETT。デビュー時の出力は480psだったが、現在は熟成が進み、570psを発生するに至っている。
組み合わされるミッションは2ペダルMTの6速DCT。4駆システムは第2世代GT-Rにも採用されたアテーサE-TSの改良版が採用され、あらゆる路面状況で卓越した走行性能を発揮する。
600ps/66.5kgmに出力が上げられた究極のGT-Rとして、NISMOモデルも設定されている。
2017年モデルからセンターコンソールまわりのデザインが変更され、より洗練されたものとなった
■岡本幸一郎の評価
ここまでの性能は出そうと思ってもなかなか出せるものではないんですよ。はるかに価格の高い海外のスーパースポーツとよく比較されることからも、GT-Rの凄さがわかると思います。
走りですが正直、加速はさほど官能的でもないんです。でも速さに官能性は必要ないと言い切るほど、純粋に速さを求めたのは潔いですよね。
近年のモデルは快適性も向上していて、正しく進化している感じがします。
職人による手組みで作られるVR38DETTエンジン。踏めば即パワーが湧き出る、レスポンスのよさも特徴
■中谷明彦の評価
国産車のなかでは間違いなく速いといえる。僕の場合はメカニズムを理解して乗りこなすってことをするんだけど、それをやるとすごく速い。
アテーサとかDCTとかの統合制御を凄い高いレベルでやってるのがわかる。まぁ、600ps級のスポーツだから、さすがに誰が乗っても速く走れるとはいわないけどね。
でも、よく言われる、乗ると小さく感じるという意見に関しては少し疑問だね。もっと小さく感じるクルマはある。
フロントフェンダー上のエアアウトレットが特徴的な2020年モデルのGT-R NISMO。2420万円と、価格も究極レベル
●全長:4710×全幅:1895×全高:1370mm/ホイールベース:2780mm/車重:1770kg/エンジン:V6、3.8Lツインターボ/570ps/65.0kgm/WLTCモード燃費:7.8km/L/価格:1232万9900円(プレミアムエディション)
●GT-Rの順位
飯田裕子:─
石川真禧照:1位
大井貴之:6位
岡本幸一郎:1位
小沢コージ:5位
片岡英明:─
国沢光宏:3位
斎藤 聡:3位
佐藤篤司:1位
塩見 智:─
清水草一:3位
鈴木直也:10位
竹岡 圭:─
中谷明彦:1位
西川 淳:1位
松田秀士:─
諸星陽一:2位
吉田由美:─
渡辺敏史:3位
渡辺陽一郎:─
■2位 マツダ ロードスター(201ポイント)
■原点回帰を目指した4代目
すでに消滅したと思われていたライトウェイトオープンスポーツ市場を掘り起こしたことで、世界中に多くのフォロワーを生み出した初代ロードスター。その初代への回帰を目指して開発されたのが、現行4代目のND型だ。
アルミ、超高張力鋼板などの使用比率を3代目から引き上げ、グレードによっては初代の1.8Lエンジン搭載車と同レベルの、1トン切りという軽量な車重を実現している。
搭載エンジンはソフトトップが132psを発生する1.5L、タルガトップのRFが積む2Lは、184ps/20.9kgmを発生する。
クルマの性格上、6速MTが主役となるが、グレードによっては6速ATも用意される。美しいスタイルも自慢だ。
クルマの操縦に専念してもらうことを優先に作られたコックピット。逆にカップホルダーなどは使いづらい位置に
■斎藤 聡の評価
多くのクルマが他車との比較で作られていくなかで、このクルマは「こういうクルマで楽しんでほしい」という作り手の気持ちが強く反映されているのがいい。その目標を目指して、エンジンから何から、すべてが決まっていったように感じる。
実際、走らせてもいいよね。特に1.5Lは非常にコントロールしやすい。ちょっとアクセルを踏むとか、ちょっとハンドルを切るとか、ドライバーの「ちょっと」の操作と、クルマの動きが一致してる。
エンジンパワーに頼るクルマではないが2018年6月のマイチェンで2Lは26ps、1.5Lエンジンも1ps向上した
■清水草一の評価
ソフトトップのデザインは世界最高傑作でしょ。こんな美しいデザイン、ほかにないよ。しかもサスティナブル(笑)。これからのスポーツカーはフツーに走っても楽しくないとダメなんだよ。モデルチェンジの必要すら感じないよ。マツダには今のND型をずっと売り続けてほしいよ。
2018年のマイチェンで清楚な美少女を思わせるエクゾーストノートが少し野太くなったのは残念だけど、ぜんぜん許容範囲だよ。
RFの価格は約344万円~と安くないが、そのデザインは美しい。ダイナミックなルーフ収納アクションも魅力だ
●全長:3915×全幅:1735×全高:1235mm/ホイールベース:2310mm/車重:1010kg/エンジン:直4、1.5L/出力:132ps/15.5kgm/WLTCモード燃費:16.8km/L/価格:281万8200円(Sスペシャルパッケージ。MT)
●マツダ ロードスターの順位
飯田裕子:─
石川真禧照:─
大井貴之:2位
岡本幸一郎:2位
小沢コージ:─
片岡英明:─
国沢光宏:7位
斎藤 聡:1位
佐藤篤司:4位
塩見 智:1位
清水草一:1位
鈴木直也:─
竹岡 圭:5位
中谷明彦:─
西川 淳:2位
松田秀士:─
諸星陽一:1位
吉田由美:─
渡辺敏史:2位
渡辺陽一郎:10位
■3位 トヨタ RAV4(119ポイント)
■悪路も得意な万能SUV
3代目販売終了後、2年8カ月を経て再登場。モデルとしては5代目であり、TNGAコンセプトに基づくプラットフォームを採用するタフなイメージのボディには、2Lのガソリンエンジンと2.5Lエンジンベースのハイブリッドの2種のパワーユニットが用意される。
出力的にはシステム出力=222ps(4WD)のハイブリッドが勝るが、171psの2Lガソリンエンジンも世界初となる「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用するなど、ハイブリッドモデルにはない魅力が与えられている。
最低地上高はハイブリッドで190mm、ガソリン車で195~200mmが確保され、悪路走破性も優れたものを持っている。
カジュアル感と質感を両立させた印象のインパネ。操作スイッチ類の配置はオーソドックスで使い勝手はいい
■飯田裕子の評価
TNGAの思想のもとで作られているんで、走りの質感が凄くよくなったんですよね。4WD性能もなかなかで、これまで街乗りメインで時々悪路ってなると、エクストレイルが目立った存在だったんですけど、今度のRAV4もかなり頼もしい走りを見せてくれます。オンを走って楽しく、悪路で頼もしい。それが2位に推した最大の理由です。
2トーン含めボディカラーが豊富で、内装の質感が高いのも高く評価できるポイントだと思います。
170ps/21.1kgmの出力を発生する2Lガソリンエンジン。10速ギア機構付きCVTが組み合わされる
■片岡英明の評価
最近のクロスオーバーSUVって軟弱な方向に向かうのが多いんだけど、そのなかでRAV4の土臭いデザインは光るよね。実際、悪路で乗ってみたら面白かったし。アウトドアやスキーに行く際に使うクルマとして、かなりいいんじゃないかと思いますよ。キャビンも広いから家族で乗ってもいいし。
ハイブリッドかガソリンかの選択だけど、僕個人が買うなら、ガソリンの「アドベンチャー」グレードかな。北米で発表されたプラグインハイブリッドも気になるけど。
約200mmの最低地上高があれば未舗装の林道などにも侵入することができる。土埃も似合うのが新型RAV4なのだ
●全長:4610×全幅:1865×全高:1690mm/ホイールベース:2690mm/車重:1630kg/エンジン:直4、2.0L/出力:171ps/21.1kgm/WLTCモード燃費:15.2km/L/319万5500円(Adventure)
●RAV4の順位
飯田裕子:1位
石川真禧照:─
大井貴之:─
岡本幸一郎:─
小沢コージ:─
片岡英明:2位
国沢光宏:5位
斎藤 聡:─
佐藤篤司:─
塩見 智:3位
清水草一:─
鈴木直也:3位
竹岡 圭:─
中谷明彦:─
西川 淳:─
松田秀士:4位
諸星陽一:4位
吉田由美:7位
渡辺敏史:─
渡辺陽一郎:7位
■4位 スズキ ジムニー(108ポイント)
堅牢なラダーフレーム、見切りのいいボディ、信頼性の高いパートタイム式4WD。すべてを備えるジムニーは、やはり日本国内で比べるもののない孤高の存在なのだ
■4代目悪路スペシャリスト!
20年ぶりのフルモデルチェンジを受け4代目となったジムニー。悪路での走行を重視し、ラダーフレームシャシーを継続採用するが、エンジンは専用チューンが施されたR06型に変更された。
いっぽうで副変速機は先代の途中から採用されたスイッチ式からコンベンショナルなレバー式に戻されるなど、実際の使い勝手を考えた作りが行われている。
スクエアになったボディも、悪路での見切りに優れ、積載性も向上したと評価が高い。
■竹岡 圭の評価
世界に誇れる名車だと思います。この前オフロードコースでタイヤで作った階段みたいなところを走ったんですけど、普通にトコトコ登っていくんでビックリしました。
そんな凄い悪路走破性を持ちながら、雨どいのあるちょっとレトロっぽい、丸目のかわいいルックスなんだから、そりゃあ人気が出るのも当然ですよね。
外観同様、直線基調で作られたインパネまわり。独立したタコメーターと速度メーターなど新しさもある
●全長:3395×全幅:1475×全高:1725mm/ホイールベース:2250mm/車重:1030kg/エンジン:直3、0.66Lターボ/出力:64ps/9.8kgm/WLTCモード燃費:16.2km/L/価格:161万1500円(XL、5MT)
●ジムニーの順位
飯田裕子:─
石川真禧照:7位
大井貴之:─
岡本幸一郎:10位
小沢コージ:10位
片岡英明:10位
国沢光宏:─
斎藤 聡:─
佐藤篤司:─
塩見 智:2位
清水草一:2位
鈴木直也:─
竹岡 圭:1位
中谷明彦:─
西川 淳:─
松田秀士:8位
諸星陽一:6位
吉田由美:─
渡辺敏史:6位
渡辺陽一郎:2位
■5位 トヨタ カローラセダン&ツーリング(98ポイント)
スタイルのよさが際立つワゴンのツーリングに人気が集中。ボディが大きすぎないワゴンは、国内でも貴重な存在だ
■3ナンバー化はネガにならず
9月に発売開始になったばかりの12代目カローラ。日本市場では初となる3ナンバーボディでの登場となった。
用意されるパワーユニットは1.8L NA、1.8Lエンジンベースのハイブリッド、そして1.2Lの直噴ターボの3つ。組み合わされるミッションは1.8L NAはCVTだが、1.2Lターボはなぜか6速MTのみ。
人気はいまのところワゴンボディのツーリングに集中している。
■鈴木直也の評価
プリウスと迷ったんだけど、実用性で勝っているんでカローラを1位にしました。普通に実用性に優れていて燃費もいい、それこそ日本のベストカーだろうという基準ですね。
カローラはTNGAの熟成も進んだのか、日常領域での質感が高い。実はズバ抜けて1位というものはないんですよ。でもすべてが高いレベルでバランスしている。それはそれで高く評価すべきなんじゃないかと思うわけです。
あ、ここまでの評価はすべてハイブリッドの話ですので、お間違いなく。
●全長:4495×全幅:1745×全高:1435mm/ホイールベース:2640mm/車重:1350kg/エンジン:直4、1.8L+モーター/出力:98ps/14.5kgm(72ps/16.6kgm)/WLTCモード燃費:29.0km/L/257万4000円(セダン ハイブリッドS、FF) ※( )内の出力はモーターのもの
●カローラセダン&ツーリングの順位
飯田裕子:─
石川真禧照:6位
大井貴之:─
岡本幸一郎:─
小沢コージ:─
片岡英明:1位
国沢光宏:─
斎藤 聡:5位
佐藤篤司:─
塩見 智:4位
清水草一:─
鈴木直也:1位
竹岡 圭:─
中谷明彦:─
西川 淳:─
松田秀士:─
諸星陽一:7位
吉田由美:─
渡辺敏史:─
渡辺陽一郎:4位
■6位 マツダ マツダ3 セダン&ファストバック(86ポイント)
従来までのアクセラと同じくハッチバックとセダンを設定。1.5Lと2LのガソリンSKYACTIV-G、1.8LのクリーンディーゼルSKYACTIV-D、そして2019年12月に追加されたばかりの2Lのマイルドハイブリッド、SKYACTIV-Xをトップグレードに設定している
■マツダ新世代商品群第1弾!
3代続いたアクセラから今年5月、新たにグローバルでの車名であるマツダ3と名乗り登場したCセグメントを受け持つマツダの基幹車種。直4の1.5Lと2Lガソリン、1.8Lのクリーンディーゼル、それにマイルドハイブリッド採用のSKYACTIV-X車が12月5日から販売が開始されたばかりだ。
■吉田由美の評価…個人的に今、私が一番欲しい日本車がこれなんです。デザインの美しさに驚かされた1台でして、決め手はなんだかんだ言っても結局、デザインなんですよねえ。
■松田秀士の評価…コーナリング中にステアリングを切り込んでいく時に意のままに、考えることなく自然に曲がってゆくのがこのクルマ。追加されたSKYACTIV-X搭載車は、今までにない滑らかなフィールのガソリン車であることに加え、高回転域の気持ちよさは特筆ものだと思う。
Cセグメントモデルではトップクラスの質感を誇るマツダ3のインテリア。まるでFR車のようにセンターコンソールが太い
●全長:4460×全幅:1795×全高:1440mm/ホイールベース:2725mm/車重:1410kg/エンジン:直4、1.8Lディーゼル/出力:116ps/27.5kgm/WLTCモード燃費:19.8km/L/279万741円(XD PROACTIVE)
●マツダ3の順位
飯田裕子:6位
石川真禧照:─
大井貴之:─
岡本幸一郎:─
小沢コージ:─
片岡英明:4位
国沢光宏:─
斎藤 聡:4位
佐藤篤司:─
塩見 智:─
清水草一:─
鈴木直也:─
竹岡 圭:4位
中谷明彦:─
西川 淳:─
松田秀士:3位
諸星陽一:─
吉田由美:1位
渡辺敏史:─
渡辺陽一郎:4位
■7位 三菱 アウトランダーPHEV(83ポイント)
2.4Lエンジンに発電用と前後輪を駆動するためのふたつのモーターを持っており、WLTCモードのEV走行距離は57.6kmを誇っている
■ツインモーター4WDがウリ!
三菱が2012年に発売したミッドサイズSUVの2代目モデルで、ガソリン車の設定もあるのだが、主力はプラグインハイブリッド車で7位にランクイン。ツインモーター4WDをベースにAYC、ASC、ABSを統合制御しており、高い走破性と安定性を両立している。
■竹岡 圭の評価…災害が多い我が国ですが、そんな極限状態でも電気製品が使うことができるというのは、このクルマならではだと思いますよ。
■中谷明彦の評価…なんといっても世界に先駆けてPHEVを四輪駆動のSUVとして完成させているのは、評価に値するモデルだと思う。
■諸星陽一の評価…PHVの累計世界販売台数で世界一なのがこのクルマ。その事実だけでも世界に誇ることができると思う。
●全長:4695×全幅:1800×全高:1680mm/ホイールベース:2670mm/車重:1900kg/エンジン:直4、2.4L DOHC+モーター/出力:128ps/20.3kgm(前82ps/14.0kgm、後95ps/19.9kgm)/WLTCモード燃費16.4km/L/431万円(2.4G 4WD)※( )内の出力はモーターのもの
●アウトランダーPHEVの順位
飯田裕子:3位
石川真禧照:─
大井貴之:─
岡本幸一郎:─
小沢コージ:6位
片岡英明:─
国沢光宏:6位
斎藤 聡:─
佐藤篤司:─
塩見 智:─
清水草一:─
鈴木直也:8位
竹岡 圭:2位
中谷明彦:3位
西川 淳:─
松田秀士:─
諸星陽一:3位
吉田由美:─
渡辺敏史:─
渡辺陽一郎:─
■8位 マツダ CX-30(81ポイント)
マツダ3をベースに仕立てたスタイリッシュクロスオーバーSUVで、マツダの新世代商品群の第2弾モデル。パワートレーンは2Lガソリンに1.8Lクリーンディーゼル、2LのSKYACTIV-Xをラインナップする
■マツダ3ベースのクーペタイプSUV
マツダ3をベースとするクロスオーバーSUVがこのCX-30。スタイリッシュさがウリのSUVであり、クーペ的なフォルムが魅力となっている。
■吉田由美の評価…もう少しだけ車高の高さが欲しい気もしますが、個人的にコンパクトなサイズでクーペライクなSUVが好きなのもあり、マツダ3に続く2位にしました。やっぱり、私にとって重要な要素はデザインですよ!
■片岡英明の評価…ちょっと割高とは思うけど、上質な仕立てになっているし、走りの実力も高いうえにマツダ3よりもマルチに使えるのは大きな魅力なんだと思う。
●全長:4460×全幅:1795×全高:1440mm/ホイールベース:2725mm/車重:1410kg/エンジン:直4、1.8Lディーゼル/出力:116ps/27.5kgm/WLTCモード燃費:19.8km/L/価格:279万741円(XD PROACTIVE)
●CX-30の順位
飯田裕子:─
石川真禧照:─
大井貴之:─
岡本幸一郎:─
小沢コージ:─
片岡英明:3位
国沢光宏:─
斎藤 聡:─
佐藤篤司:6位
塩見 智:6位
清水草一:─
鈴木直也:─
竹岡 圭:─
中谷明彦:─
西川 淳:─
松田秀士:2位
諸星陽一:─
吉田由美:2位
渡辺敏史:─
渡辺陽一郎:9位
■9位 スズキ スイフトスポーツ(66ポイント)
歴代で初となるターボエンジンを搭載。価格は200万円を切るがその走りの実力は高い
■良心的価格の本格スポーツ!
歴代で初めて過給機つきとなる直4、1.4Lターボを搭載したライトウェイトスポーツ。標準グレードなら6MT、6ATともに200万円を切る車両本体価格は白眉。
■大井貴之の評価…運転が楽しいクルマという観点から評価すればこのクルマしかない。ひとクラス上のパワー&トルクを持ち、装備も悪くない。安くて速くてカッコいいのは、このクルマをおいてほかにないだろう。
■竹岡 圭の評価…この値段で世界に胸を張れる本格的な走りが手に入る。
■鈴木直也の評価…200万円以下で本格FFスポーツが楽しめる。
●全長3890×全幅1735×全高1500mm/ホイールベース:2450mm/車重:970kg/エンジン:直4、1.4L DOHCターボ/出力:140ps/23.4kgm/JC08モード燃費:16.4km/L/価格:187万円(標準、6MT車)
●スイフトスポーツの順位
飯田裕子:─
石川真禧照:─
大井貴之:1位
岡本幸一郎:─
小沢コージ:─
片岡英明:─
国沢光宏:─
斎藤 聡:7位
佐藤篤司:─
塩見 智:─
清水草一:8位
鈴木直也:6位
竹岡 圭:3位
中谷明彦:6位
西川 淳:─
松田秀士:─
諸星陽一:─
吉田由美:─
渡辺敏史:─
渡辺陽一郎:─
■10位 ホンダ N-WGN(62ポイント)
抜群の仕上がりを見せる軽ハイトワゴン。先進安全装備のホンダセンシングを軽で全車標準装備している
■次世代“N”モデルの第2弾!
2019年7月にフルモデルチェンジが発表されたホンダの軽ハイトワゴンモデルの2代目。全車で先進安全装備のホンダセンシングが標準装備となり、軽乗用モデル初となる横断自転車の検知も可能となった。
■松田秀士の評価…走り出してハンドリングの素晴らしさに舌を巻いた1台。しかも乗り心地も抜群によく、「これってスポーツカーだったっけ?」と錯覚するほどだ。
■佐藤篤司の評価…実際に広報車を借り出してみて、使い勝手や実用性のよさを持つツール感覚がよかったと思う。
●全長:3395×全幅:1475×全高:1675mm/ホイールベース:2520mm/車重:850kg/エンジン:直3、0.66L DOHC/出力:58ps/6.6kgm/WLTCモード燃費:23.2km/L/価格:136万4000円(Lホンダセンシング、FF)
●N-WGNの順位
飯田裕子:─
石川真禧照:─
大井貴之:─
岡本幸一郎:─
小沢コージ:─
片岡英明:6位
国沢光宏:─
斎藤 聡:─
佐藤篤司:3位
塩見 智:─
清水草一:─
鈴木直也:─
竹岡 圭:─
中谷明彦:6位
西川 淳:8位
松田秀士:1位
諸星陽一:5位
吉田由美:─
渡辺敏史:─
渡辺陽一郎:─
■11位から30位までのクルマたち
・11位 ホンダ N-BOX(61ポイント)
・12位 ホンダ S660(53ポイント)
・12位 日産 リーフ(53ポイント)
・12位 トヨタ MIRAI(53ポイント)
・15位 トヨタ プリウスPHV(47ポイント)
・16位 トヨタ ランドクルーザー(37ポイント)
・17位 トヨタ スープラ(36ポイント)
・18位 ダイハツ タント(34ポイント)
・19位 ホンダ NSX(29ポイント)
・20位 トヨタ/スバル 86&BRZ(28ポイント)
・21位 トヨタ センチュリー(26ポイント)
・21位 ダイハツ コペン(26ポイント)
・21位 三菱 デリカD:5(26ポイント)
・24位 レクサス UX(25ポイント)
・24位 スバル インプレッサG4&スポーツ(25ポイント)
・26位 ホンダ インサイト(24ポイント)
・27位 スバル WRX-STI(23ポイント)
・27位 トヨタ アルファード&ヴェルファイア(23ポイント)
・29位 レクサス ES(19ポイント)
・30位 ホンダ フリード(18ポイント)
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