令和も2年を目前に、すでに平成も遠くなった感があるが、平成時代は自動車メーカーがその時々の技術の粋を集めて、走行性能、安全性能を高めた時代といえる。ここではそんな平成のテクノロジーを7回にわたって見ていこう(タイトル画像はTHSを搭載したプリウス)。
平成9年(1997年)
THS ●搭載車種:トヨタ プリウス
トヨタのハイブリッドシステムTHS(トヨタハイブリッドシステム)は、ガソリンエンジン、モーター、ジェネレーター、インバーター、ニッケル水素バッテリー、回生ブレーキ、ハイブリッド用トランスミッションなどからなる。ハイブリッドの区分けではシリーズパラレル方式だ。この方式を成り立たせるためには、エンジンと駆動軸をクラッチですることが必要で、そうしないとモーターのみでの走行ができない。しかしTHSではそこをプラネタリーギアの動力分割機構でまかなってしまうのが画期的なところ。走行状態によってモーターだけ、エンジンとモーターと協調による駆動に切り替えることができる。THS−IIになると、EV走行モードも追加されて、ハイブリッド方式のスタンダードとなり、令和の現在まで使用されている。
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平成9年(1997年)
ホンダ ナビゲーションシステム ●搭載車種:ホンダ オデッセイ
ホンダナビゲーションシステムでは、インターネットとナビゲーションの連携を実現する「ナビゲーション専用WWWブラウザ」と「インターナビ拡張フォーマット」を世界で初めて開発、採用した。第一世代ではインターナビ情報ページにアクセスすることにより、ドライブに役立つ情報と同時に、位置情報をナビゲーションシステムに伝達することで経路誘導を可能とした。後に同サービスのデータが2011年の東日本大震災の被災地での支援活動「通行実績情報マップ」などにつながったという点でも画期的だった。
平成11年(1999年)
ホンダIMAシステム ●搭載車種:ホンダ インサイト
エンジンを主動力、モーターを補助動力としたパラレル方式のハイブリッドシステム。エンジンとモーターはつながったままで、モーターがアシストする形だ。エンジンは1ℓリーンバーンVTEC、モーターアシスト機能は薄型DCブラシレスモーターとニッケル水素バッテリー、PCUからなっている。このエンジンと空力を突き詰めた(Cdt値:0.25)ボディ形状でガソリン車として世界最高の35.0km/L(10・15モード)を実現した。オートアイドリングストップ機構も装着される。エンジンが主とということで、トランスミッションはCVTの他に5速MTも選べた。
[ アルバム : 平成のクルマを支えたテクノロジー(3) はオリジナルサイトでご覧ください ]
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