■世界初のアコード「RS」が発売!
ホンダのタイ法人は2023年10月17日、ミッドサイズセダンの新型「アコード」を発売しました。
日本でも2024年春に発売される予定の新型アコードですが、タイでは日本を含む世界のどこにも存在していない「RS」グレードのスポーティ仕様が登場しました。
【画像】カッコいい! スポーティな新型「アコード RS」を画像で見る(59枚)
アコードは「調和」を意味する車名を持つミッドサイズセダンで、ホンダの中核を担うセダンとして初代モデルは1976年に登場。
同社のラインナップ中でも長い歴史を持つモデルで、現在ではホンダにとって重要なグローバルモデルに成長しました。
今回タイで発売した新型アコードは、2022年11月に米国で世界初公開され、翌年1月の米国発売を皮切りに、各地域で販売がスタートしている11代目モデルです。
同車は2023年9月には日本仕様がでも初公開されており、同時に2024年春の発売が予告されました。
新型アコードは、初代モデルから一貫する「人と時代に調和したクルマ」という思想を踏襲。さらにホンダの持つ最新の安全技術や先進装備を搭載することで、アコードのユーザーをより高みへと押し上げるクルマとなるよう開発されています。
そのエクステリアは、ロー&ワイドなプロポーションと流れるようなディテールによって、上級セダンでありながらスポーツカーのような美しく先進的なデザインを実現。
インテリアは水平基調の構成で、ホンダ車に統一されたデザインの中に上質な仕上がりが施されており、心地良く寛げる室内空間となっています。
ボディサイズは全長4962mm×全幅1862mm×全高1449mm。パワートレインは、システム合計出力204馬力を発揮する2リッターガソリンエンジンと2モーターを組み合わせるハイブリッドシステム「e:HEV」を採用し、トランスミッションにはE-CVTを組み合わせています。
今回発表のあったタイ仕様の新型アコードで注目すべきは、世界中で展開されているアコードにおいて今回初めてのスポーティグレード「RS」が設定される点。
このRSにはフロントグリルとリアにRSの専用エンブレムがあしらわれるほか、LEDのシーケンシャルウインカーやパノラマ電動サンルーフ、ブラック塗装のドアミラー、シャークフィンアンテナ、リアスポイラー、大径18インチアルミホイールなどが採用され、通常モデルの上質感に加えてスポーティな印象も内包した最上級グレードといえます。
RSはインテリアにも専用のものが与えられており、赤いステッチを施した黒いレザーシートを設定したことで、運転中であっても常にスポーツマインドを感じさせてくれる刺激的な車内空間に磨き上げられました。
※ ※ ※
タイで発表された新型アコード車両価格は、ベースグレード「e:HEV E」の152万9000万バーツ(約627万円)から、最上級グレード「e:HEV RS」の179万9000万バーツ(約738万円)です。
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